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【うつ病の予防】首のこりで起こる頭痛はストレッチが効く
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2024年08月19日
更新日:2024年09月19日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

首こりや頭痛に対するストレッチでお悩みの方に適切なアドバイス

パソコンやスマートフォンの普及に伴い、デスクワークを含め人々は俯いた姿勢で過ごすことが多くなりました。
成人の頭の重さは5kg前後あり、長時間の俯いた姿勢では頭を支える首には常に強い負荷がかかります。
この俯く姿勢では実は頭を前に突き出している姿勢でもあるため首から肩にかけての筋肉に大きな緊張が起こります。
今や現代病とも言える肩こりや首こり、それに伴う頭痛に効果的な首のストレッチをご紹介します。
首こりがひどくなるとうつ病になる?

俯き姿勢が続くと、首の後ろの筋肉に負担がかかってしまい首のこりが起こりやすくなります。
首のこりは連動している肩にこりを引き起こし、さらに首肩まわりの血流が悪くなることで筋緊張型頭痛を発生させます。
首や肩周りの筋肉が緊張して固まってしまうと頚椎の正常なS字カーブが崩れてしまいます。
このS字カーブが崩れると首が前に突き出たようなストレートネックを引き起こす可能性が高まります。
筋肉の緊張を招きやすい首の両脇には自律神経が多く分布しています。
そのため首の不調はこの自律神経の乱れが起こりやすく、結果的に不眠やうつ病へ繋がることもあります。
この肩こりや首こりから起こるうつ病(うつ症状)を「頚性うつ」といいます。
※頚性うつの詳しい情報は下記のリンクから別ページで解説しています
【首こりや肩こりに対するセルフケア①】肩甲挙筋のストレッチ

まず解説するストレッチは首こりや肩こりの不調にもっとも関係のある肩甲挙筋のストレッチです。
椅子に座ったままできるのでデスクワークなど座り仕事の肩でも簡単にできます。
①椅子に座り背筋を伸ばします
②伸ばしたい側の腕はまっすぐ床に向かって下へおろします
③腕をおろしていない反対側の手で伸ばしたい側の耳のあたりを掴みます
④掴んだ手は力を抜いた状態にし、腕の重さのみで前にゆっくり斜め前に頭を倒してストレッチをかけます
⑤10秒程度を目安にじっくり伸ばします。(このとき呼吸は止めずに深呼吸をします)
⑥左右を変えて反対側も同様に行いましょう
【首こりや肩こりに対するセルフケア②】僧帽筋のストレッチ

僧帽筋は筋緊張型頭痛の一番の原因とされている筋肉です。
頭痛だけでなく頭重感や頭がモヤモヤするときは積極的にストレッチしましょう。
①椅子に座り背筋を伸ばします
②伸ばしたい側の腕はまっすぐ床に向かって下へおろします
③腕をおろしていない反対側の手で伸ばしたい側の耳のあたりを掴みます
⑤掴んだ手は力を抜いた状態にし、腕の重さのみで前にゆっくり真横に頭を倒してストレッチをかけます
⑥10秒程度を目安にじっくり伸ばします。(このとき呼吸は止めずに深呼吸をします)
⑦左右を変えて反対側も同様に行いましょう
首こりや肩こりによる頭痛は東洋医学の鍼灸で改善できる
このような首こりや肩こりを改善するためには東洋医学の鍼灸治療が効果的です。
東洋医学の鍼灸治療は患者様一人ひとりの体質をお調べし、その体質に合った鍼灸治療を行うため最大限に鍼灸治療の効果を引き出します。
首こりによって起こる頭痛やその他の不調であっても東洋医学の鍼灸は体質を変化させて不調を改善させることができます。
筋肉の緊張や疲労を完治だけでなく、自律神経の安定や睡眠の質の向上にも発揮します。
そのためマッサージやカイロのような対処療法ではなく改善と予防が可能です。
ぜひ、治りにくい首こりや肩こりでお悩みの方はご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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