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眼精疲労のお灸|せんねん灸が効く目の疲れのツボ
- カテゴリ:
- 眼科

公開日:2024年07月17日
更新日:2025年09月25日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

疲れ目でお悩みの方に適切なアドバイス

長時間のスマートフォンやパソコンの作業、読書などで目を使い過ぎると、乾燥やかすみ、目の奥の痛み、ひどくなると頭痛や肩こり、背中の張り感まで引き起こすことがあります。
疲れ目は目だけの症状ではなく、このように頭部や上半身などの不調まで影響を与えます。
これらの辛い症状を感じる前の疲れ目の段階でお灸や指圧をやることで症状悪化を予防することができます。
お灸や指圧は目の周りの血流がよくなり、視力の回復も併せて期待することができます。
今回は「眼精疲労のお灸|せんねん灸が効く目の疲れのツボ」と題して自宅で行えるお灸のツボ、休憩中に行う目の周りの指圧のツボなどを解説します。
【疲れ目に効くお灸のツボ①】合谷(ごうこく)

【場所】
親指と人差し指の骨が交わる底にとります。
【効果】
目の疾患の他、頭部の疾患(頭痛、花粉症、蓄膿症、耳鳴りなど)首肩こりなどにも効果が期待できます。
【疲れ目に効くお灸のツボ②】曲池(きょくち)

【場所】
肘を曲げてできるよ小じわの親指側の先端にとります。
【効果】
頭痛や肩こり、頚コリ、歯痛、胃腸症状にも効果が期待できます。
疲れ目に効く顔面部の指圧のツボ

【攅竹(さんちく)】
眉毛の内側の端で圧痛のあるところにとります。
【魚腰(ぎょよう)】
まゆげのちょうど真ん中の圧痛部にとります。
【絲竹空(しちくくう)】
まゆげの外側の端で圧痛のあるところにとります
【太陽(たいよう)】
眉毛の外側の先端とこ眼球の端を結びその中心から指一本外側圧痛部にとります。
【承泣(しょうきゅう)】
黒目の真下、骨の際、圧痛部にとります。
【陽白(ようはく)】
眉毛の指一本上、黒目の延長上、圧痛部にとります。
【晴明(せいめい)】
目頭の少し上、鼻骨よりにとります。
※眼球をおさないように気をつけましょう。指圧するときは鼻骨を挟むように押すようにしてください。
疲れ目を悪化させない大切な3つのポイント

【ポイント①】
顔面部の指圧は人差し指や中指で優しく押しましょう。
押して痛いと感じるところがツボです。
【ポイント②】
目を長時間使用し疲れ目を感じたら、一時間に一度は数分程度の休憩をいれましょう。
【ポイント③】
寝る前に、蒸しタオルで目をあたためるのも効果的です。
【お灸の注意事項】お灸をするタイミング、回数など

お灸をするタイミングでおすすめは夜の寝る前です。
身体の緊張がほぐれてとてもリラックスしてよく眠れます。
ただ、お灸をしたまま寝てしまわないようによく注意をしてください。
お灸の回数は、一か所につきおよそ三壮くらいが目安です。
回数が多すぎると刺激過多により、「灸あたり」という症状がでることがあります。
灸あたりは主に倦怠感、微熱などが起こります。
その際はお灸を中止して、水分をよくとり、安静にしてください。
次回からはお灸の回数を減らして行ってみてください。
疲れ目は鍼灸でも改善できます
鍼灸は原因となるこりに直接刺激し、凝り固まった筋肉のこりを緩め完治させて、目の疲れや眼精疲労を取り除きます。
また鍼灸治療はマッサージや整体と違い、指の指圧では届きにくい筋肉のこりでも正確に鍼で刺激することができるため改善に導きます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

【眼精疲労が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/30歳男性
長時間のパソコン作業とスマートフォンの使用が日常となり、気づけば目の奥に鈍い痛みと重だるさを感じるようになっていました。
眼科では「眼精疲労」と診断され、点眼薬とビタミン剤を処方されましたが、症状は一向に改善せず、むしろ日を追うごとに集中力の低下や頭痛まで伴うようになりました。
そんなとき、知人の勧めで鍼灸治療を鍼灸院コモラボさんで試してみることにしました。
初回の施術後から目の奥の緊張がふっと緩む感覚があり、驚きとともに希望が湧きました。
鍼で目の周囲や肩・首のツボを丁寧に刺激し、お灸で深部の血流を促す、この組み合わせが、私の眼精疲労に劇的な変化をもたらしました。
4回目の施術を終える頃には、目の重さも痛みも完全に消え、以前のように画面を見ても疲れを感じなくなったのです。
薬では「症状を抑える」ことしかできなかったのに対し、鍼灸は「原因に働きかける」治療でした。
今では、定期的なメンテナンスとして鍼灸を取り入れています。
目の不調に悩む方には、ぜひ一度、鍼灸の力を体験してほしいと思います。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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