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夕方にガスが溜まる原因は?過敏性腸症候群(IBS)を改善する3つのステップ
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年06月13日
更新日:2026年03月01日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

「午前中は平気なのに、夕方になるとお腹がパンパンに張って苦しい…」
「ガスが漏れそうで不安で、仕事や家事に集中できない」
30代〜50代の多くの方が抱えるこの悩み。実は、単なる「食べすぎ」や「体質」ではなく、過敏性腸症候群(IBS)のガス型や、無意識に空気を吸い込む**「呑気症(どんきしょう)」**が深く関係しています。本記事では、なぜ「夕方」に症状が悪化するのか、そのメカニズムと今日からできる具体的な改善法を専門的知見に基づいて徹底解説します。
【結論】夕方のガス溜まりは「蓄積された負担」のサイン

結論からお伝えすると、夕方にガスが溜まる主な原因は以下の3つの蓄積です。
1.食事による発酵(FODMAP)のピーク:昼食で摂った糖質が腸内細菌によって分解・発酵される時間がちょうど夕方にあたります。
2.無意識の空気嚥下(呑気症):仕事中のストレスや早食いにより、一日を通して飲み込んだ空気が夕方に限界量に達します。
3.自律神経の乱れ:夕方の疲労により交感神経が優位になり続けると、腸の動きが停滞し、ガスを排出できなくなります。
これらを解消するには、**「食事の選択」「呼吸の是正」「自律神経の調整」**の3軸によるアプローチが不可欠です。
なぜ「夕方」なのか?ガスが溜まる3つのメカニズム

① 消化・発酵のタイムラグ
食べたものが大腸に届き、腸内細菌のエサとなってガスを発生させるまでには数時間のタイムラグがあります。昼食に「高FODMAP(フォドマップ)」と呼ばれる発酵性の高い食品(小麦、玉ねぎ、豆類など)を摂取すると、ちょうど夕方から夜にかけてガス産生がピークを迎えます。
② デスクワークと姿勢の影響
長時間同じ姿勢で座り続けると、物理的に腸が圧迫されます。さらに、猫背の状態は呼吸を浅くし、横隔膜の動きを制限するため、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下してガスが停滞しやすくなります。
③ 心理的ストレスと「呑気症」
仕事での緊張や不安を感じると、人は無意識に奥歯を噛み締め、唾液と一緒に空気を飲み込んでしまいます。これが「呑気症(空気嚥下症)」です。朝から積み重なった「空気の貯金」が、夕方に腹部膨満感として顕在化するのです。
過敏性腸症候群のガス型とはどんな病気か

腸内でガスが異常発生し、そのことで様々な不快な症状が出ることを過敏性腸症候群ガス型といいます。
症状は上記に記載したとおり、
・お腹が張って苦しい
・頻繁におならが出る
・大きな腹鳴が起こる
などガスによるものが主になります。
また他にも便秘型や下痢型も同時にこの不調を発症していることは多々あります。
この過敏性腸症候群のガス型は仕事や学校生活を送る上で非常にストレスになる症状です。
しかし、病院に行ってもなかなか治療法がなく苦しんでいる方が多くみられます。
【食事編】夕方の張りを抑える「低FODMAP食」のコツ

夕方の膨満感を防ぐため、特に昼食で避けるべき食品を知っておきましょう。
避けるべき「高FODMAP」食品例
・穀類:パン、パスタ(小麦製品)
・野菜:玉ねぎ、にんにく、ゴボウ
・乳製品:牛乳、ヨーグルト(乳糖)
・豆類:納豆、大豆製品(小豆など)
おすすめの「低FODMAP」食品例
・主食:白米、玄米、フォー(米粉)
・タンパク質:肉、魚、卵、豆腐(木綿)
・野菜:にんじん、トマト、ほうれん草、ブロッコリー
ワンポイントアドバイス:
すべてを完璧に排除しようとするとストレスになります。「昼食だけは小麦を控えてお米にする」といった**柔軟な選択(心理的柔軟性)**が、長期的な改善に寄与します。
【習慣編】空気を飲み込まない「置箸」と「呼吸法」

物理的に空気の流入を減らすための具体的なアクションです。
「置箸(おきばし)」で早食いを防止
一口食べたら箸を置く習慣をつけましょう。咀嚼回数が増えることで唾液の分泌が促され、空気を一緒に飲み込む回数を劇的に減らすことができます。
腹式呼吸で自律神経をリセット
夕方、お腹が張り始めたと感じたら、以下の呼吸法を3分間試してください。
1.鼻から4秒かけて吸う(お腹を膨らませる)
2.口から8秒かけて吐き切る(お腹をへこませる)
これにより副交感神経が刺激され、腸の動き(蠕動運動)が正常化し、ガスの排出を助けます。
専門的なケア:鍼灸治療がIBSに有効な理由

セルフケアで限界を感じる場合、東洋医学的なアプローチ(鍼灸)が強力な助けとなります。過敏性腸症候群は、西洋医学の検査(内視鏡など)では「異常なし」と診断される機能性疾患です。鍼灸治療は、乱れた自律神経に直接介入し、以下の効果を期待できます。
・腸管の蠕動運動の正常化:停滞したガスをスムーズに体外へ排出させます。
・脳腸相関の調整:脳が感じる不安(予期不安)を緩和し、腸の知覚過敏を抑制します。
・気血の巡りの改善:腹部の冷え(証)を取り除き、消化能力を底上げします。
FAQ:よくある質問

Q. 市販の整腸剤や消泡剤は効果がありますか?
A. ジメチコン等の「消泡剤」は、腸内のガス気泡を潰すため、即効性のある対症療法として有効です。ただし、根本原因である「呑気」や「食事」を改善しなければ再発するため、併用が推奨されます。
Q. お腹が鳴るのが恥ずかしくて、さらに緊張してしまいます。
A. 「腹鳴(ふくめい)」への羞恥心は、さらなる緊張を生み、ガスを増やす悪循環(負のスパイラル)を招きます。「お腹が鳴るのは腸が動いている証拠」と捉え直すメタ認知的なトレーニングや、専門家によるカウンセリング、鍼灸によるリラックス効果が有効です。
Q. 運動はガス溜まりに効きますか?
A. 非常に有効です。特に軽いウォーキングや「猫のポーズ」などのヨガは、腸を物理的に刺激し、ガスの移動を促します。夕方の休憩時間に少し歩くだけでも変化を実感できるはずです。
過敏性腸症候群は当院の鍼灸治療で改善できます
過敏性腸症候群(IBS)は腹痛とともに便秘や軟便、下痢を繰り返す病気です。
西洋医学の検査では特に異常が見当たらないため西洋医学では治療する手立てがないとされています。
しかし、この過敏性腸症候群(IBS)の原因の多くは自律神経の乱れによる腸の機能低下によって起きています。
このような機能低下による症状は東洋医学に基づく鍼灸治療で改善できます。
ぜひ、過敏性腸症候群(IBS)でお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

【患者様の声 機能性ディスペプシア(過敏性腸症候群)】
「腹部の膨満感とみぞおちの不快感がとれない」
43歳女性 千葉県在住
私は、腹部の膨満感と鳩尾の不快感が取れず、約1年、処方薬や市販薬を飲む日々を送っていました。その上、夜の寝つきも悪く、朝は胃がムカムカして起床するなど、ついには、心療内科を受診し、余儀なく通院していました。ある日、インターネットで何か改善する方法はないものかと調べていると、鍼灸院コモラボにたどりついたのです。そのころの私は、薬を飲むことよりも、根本的に治したい!と思っていましたので、ぜひとも、治療をしていただきたいと思っていましたが、無職の私にとって、治療費や交通費を長期間払うことに少々抵抗はあったのですが、家族から「元気になるのだったら行っておいでよ」と言ってもらい、思い切って訪ねました。通院して約3ヶ月ですが、その間、体調に波がありました。でも、これも、初日に先生から伺っていた通りでした。ぶり返しに屈せず、先生方の的確なアドバイスに従い、家でもローラー鍼やお灸は欠かさず行っています。お陰様で、今は、徐々に体調の良い時間が長くなっていることを実感しています。次は、お仕事を再開しようと目標を持つまでに心身ともに回復してきました。毎度、先生方やスタッフさんのきめ細やかなケアで、安心して通院しております。ほんとうに、ありがとうございます。引き続き、お世話になりますが、よろしくお願いいたします。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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