BLOG
ブログ
【専門家監修】目を閉じるとめまいがする原因は?目をつぶると揺れる感覚への対処法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年06月11日
更新日:2026年04月16日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

「寝ようとして目を閉じると、フワフワしためまいがする」「目を閉じると平衡感覚がなくなる気がして怖い……」このような症状に悩んでいませんか?目を閉じたときにだけ起こるめまいは、体内のバランスを保つ「視覚・内耳・知覚」の連携が崩れているサインかもしれません。この記事では、目を閉じるとめまいがする主な原因から、考えられる病気、そしてすぐにできる対処法を分かりやすく解説します。
【結論】なぜ「目を閉じる」とめまいを感じるのか?
先に結論をお伝えすると、目を閉じたときにめまいを感じる最大の理由は、「視覚による補正」が効かなくなるためです。
人間は、以下の3つの情報を脳で統合してバランスを保っています。
・視覚(目で見える景色)
・内耳(耳の奥にある三半骨管などの平衡センサー)
・深部知覚(足の裏の感覚や筋肉の伸び縮み)
普段、内耳や自律神経にわずかな不調があっても、私たちは「目に見える景色」を頼りに無意識にバランスを補正しています。しかし、目を閉じると視覚情報が遮断されるため、隠れていた「内耳の異常」や「自律神経の乱れ」が表面化し、めまいとして自覚されるのです。
注意: めまいと共に「激しい頭痛」「ろれつが回らない」「手足のしびれ」がある場合は、脳卒中などの緊急事態の可能性があります。その場合は、すぐに救急外来を受診してください。
目を閉じるとめまいがする3つの主な原因

「目を閉じたときの違和感」には、大きく分けて3つの背景が考えられます。
1. 内耳(耳の奥)のトラブル
めまいの原因の約7割は「耳」にあると言われています。
・良性発作性頭位めまい症(BPPV): 寝返りを打ったり、目を閉じて横になった瞬間に「ぐるぐる」と回る感覚。
・メニエール病: 耳鳴りや難聴を伴い、フワフワ、あるいはグルグルとしためまいが繰り返される。
2. 自律神経の乱れとストレス
過労やストレスにより自律神経が乱れると、血圧の調整がうまくいかなくなります。
・目を閉じると体の揺れに敏感になり、脳が「揺れている」と過剰に反応してしまう状態です。
・特に「寝る前」に不安を感じやすい方に多く見られます。
3. 「視覚依存度」が高い状態
スマホやパソコンの長時間利用により、脳が視覚情報に頼りすぎている現代人に多い原因です。
・視覚以外のセンサー(耳や足の感覚)がなまっているため、目を閉じた瞬間に脳がパニックを起こし、浮遊感(フワフワ感)を生じさせます。
どんな病気が隠れている?症状別チェックリスト

自分の症状がどれに近いか、以下の表で確認してみましょう。
【症状のタイプ / 特徴 / 考えられる主な原因】
グルグル回る / 回転性めまい。吐き気を伴うことが多い。 / BPPV、メニエール病、前庭神経炎
フワフワ浮く / 浮動性めまい。雲の上を歩いているよう。 / 自律神経失調症、心因性、血圧異常
クラッとする / 立ちくらみに近い。一瞬目の前が暗くなる。 / 起立性低血圧、貧血、心血管疾患
今すぐ試せる!めまいを和らげる3つのセルフケア

目を閉じたときのめまいに不安を感じたら、まずは以下の方法で心身を落ち着かせましょう。
① 完全に真っ暗にせず、豆電球をつける
完全に視覚を遮断すると、脳が平衡感覚を失いやすくなります。寝室を完全に真っ暗にするのではなく、足元灯や豆電球をつけて「うっすらと周りが見える」状態にすると、脳が安心し、めまいが軽減することがあります。
② ゆっくりと深い呼吸(腹式呼吸)を行う
めまいへの不安は、交感神経を優位にし、症状を悪化させます。
1. 鼻から4秒かけて吸う。
2. 口から8秒かけてゆっくり吐き出す。 これを繰り返すことで副交感神経が優位になり、自律神経由来のめまいが落ち着きます。
③ 三半規管を整える「寝返り運動」
(※強い吐き気がない場合のみ)
左右にゆっくりと寝返りを打つ運動は、耳の中の砂(耳石)を正しい位置に戻し、めまいを改善するリハビリ(エプリー法など)として知られています。
病院へ行くべき基準と「何科」に行けばいい?
症状が続く場合は、放置せずに専門医の診断を受けることが大切です。
受診すべき目安
・めまいが数日間毎日続いている
・耳鳴り、聞こえにくさ、耳の詰まった感じがある
・立ち上がれないほどの強いフラつきがある
・吐き気が強く、水分が取れない
何科を受診すればいい?
・耳鼻咽喉科: めまいの基本。耳の検査を行い、内耳に原因がないかを調べます。
・脳神経外科・内科: 手足のしびれ、麻痺、激しい頭痛を伴う場合。
・心療内科: ストレスや不安が強く、検査で異常がないと言われた場合。
FAQ:よくある質問

Q. 寝転んで目を閉じると「引っ張られるような感覚」がします。
A. これは「浮動性めまい」の一種で、自律神経の乱れや首・肩のこりが原因であることが多いです。まずは睡眠の質を見直し、枕の高さなどを調整してみてください。
Q. ストレスで目を閉じるとめまいがすることはありますか?
A. はい、非常に多いです。「心因性めまい」と呼ばれ、過剰な不安が平衡感覚を狂わせます。この場合は、めまいを気にしすぎない環境作りが重要です。
まとめ:あなたの「めまい」を放置しないで
目を閉じるとめまいがするのは、脳が「視覚情報の欠如」に対して、内耳や自律神経の小さな不調を敏感にキャッチしているからです。
まずは以下のステップを実践してみましょう。
1. 寝室を少し明るくして視覚を完全に遮断しない。
2. 深呼吸で自律神経を整える。
3. 症状が続くなら、まずは耳鼻咽喉科を受診する。
めまいは「体が疲れているよ」というサインでもあります。今日はスマートフォンの電源を早めに切り、ぬるめのお湯に浸かって、体をゆっくり休めることから始めてみてください。
免責事項: 本記事は一般的な情報の提供を目的としており、診断を確定させるものではありません。症状に不安がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
目を閉じるとめまいがする原因は?自律神経を整える鍼灸の改善効果
目を閉じると感じるめまいは、視覚による補正が失われ、内耳の不調や自律神経の乱れが表面化することで起こります。こうした症状に対し、鍼灸治療は非常に有効です。鍼灸には全身の血流を促進し、乱れた自律神経を整える働きがあるため、耳周りの循環不全や首・肩のこりを解消し、めまいの根本原因にアプローチできます。病院の検査で異常がないと言われた方や、ストレスによる浮遊感にお悩みの方こそ、東洋医学の力で自然治癒力を高め、揺れに強い体作りを目指しましょう。
動いているものを見るとめまい【50歳女性 自営業(東京都在住)】

【動いているものを見るとめまいがする症状が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/50歳女性
ある時から、電車の窓から流れる景色や人混みの中の動きに目を向けるだけで、ふらつくようなめまいが起こるようになりました。
視界が揺れるたびに頭がクラクラし、外出するのも億劫になり、日常生活に支障をきたすようになりました。
病院では「自律神経の乱れによるめまい」と診断され、抗めまい薬や安定剤を処方されましたが、症状は改善せず、むしろ薬の副作用で眠気やだるさが増すばかりでした。
そんな中、鍼灸治療をコモラボさんで受けてみることにしました。
初回の施術では、体が深く緩む感覚があり、施術後は少し頭が軽くなったように感じました。
回を重ねるごとに、動くものを見てもめまいが起こらなくなり、7回目の施術を終えた頃には、電車の窓から外を眺めることも、人混みの中を歩くことも、怖くなくなっていました。
鍼灸は、症状を抑えるのではなく、体の根本から整えてくれるような力があります。
今では、外出も楽しめるようになり、日常の自由を取り戻すことができました。
同じような症状で悩んでいる方には、ぜひ鍼灸という選択肢を知ってほしいです。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)







この症状に対する質問