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【食後のめまい】食後低血圧は自律神経失調症の改善で治る
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年6月08日
更新日:2024年9月06日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※めまいが改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
食後のめまいでお悩みの方に適切なアドバイス
「食後になるとめまいがすることがある」
「食後に立ちくらみが起きやすい」
「食後は横にならないと気持ち悪くなる」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
食後にめまいや気持ち悪さを感じる場合、もしかしたら「食後低血圧(しょくごていけつあつ)」の可能性があります。
今回は「【食後のめまい】食後低血圧は自律神経失調症の改善で治る」と題して食後に起こるめまい症状について詳しく解説します。
食後は胃腸に血液が集中して脳への血流が低下する
私達の身体は食事を摂ると自律神経の働きによって、胃腸へ血液を集めるように調整して消化吸収を促します。
この胃腸へ血液を集めて消化吸収が行われやすくする反応は、逆に他の場所への血流量を低下させてしまいます。
「食後はあまり動きたくなくなる」といった反応はどなたでも経験したことがあると思いますが、この反応は胃腸へ血液が集中することで脳や筋肉への血流が低下してしまい体を動かすのが億劫になっている状態です。
食後のめまいは三半規管への血液不足が原因
健康体でもある程度はこのように胃腸に血液が集中することで血液量の低下によって他の臓器は活動が若干低下する反応は起こります。
しかし、他の臓器への血流量が必要以上に低下してしまうと、酸素と栄養が不足してしまいめまいなどの異常な症状が現れてしまいます。
とくに食後のめまい(食後低血圧)は耳の奥にある三半規管への血流量が低下が著しくなることで発生していると考えられています。
そのためこの症状を改善するためには、食後でも耳の奥にある三半規管への血流量が低下しすぎないように予防策を行うことが重要です。
めまい予防は心拍数や血圧の維持が重要
前述したように食後には血液が胃腸へ集中するため、他の臓器への血液の供給量が低下します。
この血液の供給量が低下しすぎないようにするためには、自律神経が食後でも心拍数を下げずに血圧を維持するように命令を出して対応する必要があります。
血液の効率性は物流と同じ理論で説明できます。
荷物を運ぶトラックが10台で運搬するとき、ある特定の場所にトラックを集中させる必要が出てきた際に効率を高める為にトラックのスピードを上げる必要があります。
このスピードを高めることで他の場所の物流が滞らないように予防することができます。
これと同じことが身体でもできれば食後めまいは起きずに済みます。
しかし、この心拍数の上昇や血圧を高めるという反応が起こらず、三半規管への血流が不足した状態になるとめまいを起こしてしまうのです。
この反応を担っているのが自律神経になります。
食後低血圧に対する注意点
食後低血圧による反応はおおよそ食後30分~1時間程度でめまいやふらつきなどの症状が出てきます。
この反応に気が付かずに立ち上がってしまうと強い立ちくらみを起こして、脳貧血によって失神してしまう場合もあります。
食後低血圧が起こる原因には自律神経の反応が十分に起こらない以外にも、もともと循環血液量が少ないせいで血圧を維持できなかったり、血糖値が不安定なことで心臓の活動が制限を受けていたり、鉄不足などから来る貧血傾向があるなどの問題を抱えていることもあります。
食後の血糖値の上昇による反応を血糖値スパイクといいます。
詳しい内容は下記のリンクからご覧ください。
食後低血圧の原因は自律神経の機能低下
この食後低血圧が起こる原因は自律神経の反応が正常に働かないことと考えられます。
しかし、このような自律神経の乱れが起こる問題は複合的である場合が多く、改善させるためにはそれぞれの問題について一つずつ対策をとることが重要です。
また、一気に胃腸へ血液が集中しないような食事の摂り方を工夫することでも食後低血圧を避けることが出来ます。
まずは生活習慣の一環としてこういったできることから取り組まれることが大切になります。
食後低血圧を予防する食習慣について
【1回分の食事量を減らす】
1回の食事で食べる量が多くなると、消化吸収の為にそれだけ多くの血液を胃腸へ集中させる必要が出てきてしまいます。
その為、1回あたりの食事量を減らしつつ、1日の食事回数を増やす方法が有効です。
例えば、朝昼晩の3食分を減らし、その代わりに10時と15時に食事を入れて、1日の摂取カロリーを変えずに食事の回数を増やします。
しかし、5回でも1回あたりの食事量が多くなってしまう場合には、さらに回数を増やして1回あたりの食事量を減らしてみるのも一つの方法です。
【血糖値が急上昇するものを避ける】
血糖値の急上昇は急激な血糖値の低下を起こして低血糖を引き起こし、自律神経系の働きに悪影響を与えます。
この低血糖状態は全身の機能を低下させてしまう為、GI値、GL値の高い食品は基本的には避けましょう。
また1度の食事で炭水化物を多くとりすぎないようにすることも予防するために大切です。
悪化すると嚥下性不整脈に進行するため早めの改善が重要です
この食後低血圧によるめまい症状は悪化すると動悸や期外収縮(脈跳び)に発展することがあります。
胃の蠕動運動(消化機能全般)と心臓などの循環器はどちらも迷走神経という神経系(自律神経ともいう)で調節されています。
そのため同じ系統である循環器系にも消化器系の不調が迷走神経で発展することがあり、動悸や期外収縮なども起こりやすい傾向にあります。
もし食後に「胃がピクピクする」という症状が出た場合は早期の改善が重要です。
※食後の動悸や期外収縮については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
食後のめまい症状は当院の鍼灸治療で改善できます
この食後低血圧によるめまい症状は当院の鍼灸治療で改善できます。
鍼灸治療はあらゆる治療方法の中で唯一薬を使わずに中枢神経に働きかけて自律神経を安定させることができるものです。
そのため内科などで処方される薬への依存性や副作用などを心配せずに不調を改善することができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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