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眉毛の上の痛みの対処法|眉毛がチクチク痛いときは鍼灸

眉毛の上の痛みの対処法|眉毛がチクチク痛いときは鍼灸
公開日:2024年04月16日
更新日:2024年12月18日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

半年前から左の眉毛周辺が痛い(女性/30代)

半年前から左の眉毛周辺が痛い(女性/30代)女性(30代/千葉市在住)

[症状]
半年前から左の眉毛周辺に痛みが出てきた。
患部がチクチクするような痛みがある。
その他に首や肩がこっており、ひどくなると頭痛がする。

[主訴からの推測]
眉毛の少し上あたりに顔の感覚をつかさどる三叉神経の第一枝である眼神経という神経が出てくるくぼみがあります。
この付近に痛みが出ていたことや、眉毛を動かさなくても疼くように痛むということから三叉神経痛ではないかと推測しました。

女性(30代/千葉市在住)

[症状]
半年前から左の眉毛周辺に痛みが出てきた。
患部がチクチクするような痛みがある。
その他に首や肩がこっており、ひどくなると頭痛がする。

[主訴からの推測]
眉毛の少し上あたりに顔の感覚をつかさどる三叉神経の第一枝である眼神経という神経が出てくるくぼみがあります。
この付近に痛みが出ていたことや、眉毛を動かさなくても疼くように痛むということから三叉神経痛ではないかと推測しました。

心身のストレスが三叉神経痛を起こす可能性がある

心身のストレスが三叉神経痛を起こす可能性がある問診をすると眉毛の痛み以外にいくつかの重要な身体の状態がわかってきました。

①学生の頃から自律神経が乱れやすく、今でも体調が不安定な傾向がある
②感情や情緒が不安定で、最近はイライラしやすい
③お腹の張りやすく、喉のつまり感が気になって唾を何度も飲み込む動きをしてしまう
④神経質で不安感が強い、気になるとそのことが頭から離れない
⑤学生の頃から生理痛がひどくピルを服用している
⑥東洋医学に基づく脈診では緊張した脈が現れている

この方の場合、性格的に神経質な傾向であり、不安感が強いことで心身にストレスがかかりやすい状態であることがわかりました。
そのストレスが筋肉や神経に強い緊張を生み出していると考えました。

三叉神経痛は強い心身のストレスによる自律神経の乱れでも起こりやすい傾向にあります。
さらにこの患者様は昔から自律神経に不調をきたしやすい体質であるため三叉神経が起こりやすいといえます。

問診をすると眉毛の痛み以外にいくつかの重要な身体の状態がわかってきました。

①学生の頃から自律神経が乱れやすく、今でも体調が不安定な傾向がある
②感情や情緒が不安定で、最近はイライラしやすい
③お腹の張りやすく、喉のつまり感が気になって唾を何度も飲み込む動きをしてしまう
④神経質で不安感が強い、気になるとそのことが頭から離れない
⑤学生の頃から生理痛がひどくピルを服用している
⑥東洋医学に基づく脈診では緊張した脈が現れている

この方の場合、性格的に神経質な傾向であり、不安感が強いことで心身にストレスがかかりやすい状態であることがわかりました。
そのストレスが筋肉や神経に強い緊張を生み出していると考えました。

三叉神経痛は強い心身のストレスによる自律神経の乱れでも起こりやすい傾向にあります。
さらにこの患者様は昔から自律神経に不調をきたしやすい体質であるため三叉神経が起こりやすいといえます。

鍼灸施術と経過について

鍼灸施術と経過について自律神経が乱れている方は、鍼を刺す本数は少なくても効果が出やすい傾向があります。
今回の患者様もそれに当てはまりそうでしたので、8本以内の鍼の本数で施術することにしました。

用いた東洋医学的なツボはストレスや身体全体の緊張を緩和させる効果のある足のツボ、血液を補うためのツボを中心に用いました。
血液を補うためのツボを使う理由には、東洋医学ではイライラや不安感などの症状は血に含まれる栄養が少なくなっている方に起きやすいといわれています。


そのため血液量を増やすことは情緒を安定させることにつながると考えます。

[施術の経過]
1回目→施術後に痛みが半減する
2回目→ストレスがあるとたまに痛みが少し出る程度に減少、1週間では痛みを感じない日の方が多くなる
3回目→来院時には痛みがほぼ全く出ていなかったので、治療を終了

年齢が若いこともあり、回復は非常に早かった印象でした。
しかし、自律神経が不安定なので、今後も症状が再発する可能性がありそうでした。
そのため経過をみて、また症状が出てきた時には早めに来院していただくようお伝えしました。

自律神経が乱れている方は、鍼を刺す本数は少なくても効果が出やすい傾向があります。
今回の患者様もそれに当てはまりそうでしたので、8本以内の鍼の本数で施術することにしました。

用いた東洋医学的なツボはストレスや身体全体の緊張を緩和させる効果のある足のツボ、血液を補うためのツボを中心に用いました。
血液を補うためのツボを使う理由には、東洋医学ではイライラや不安感などの症状は血に含まれる栄養が少なくなっている方に起きやすいといわれています。

そのため血液量を増やすことは情緒を安定させることにつながると考えます。

[施術の経過]
1回目→施術後に痛みが半減する
2回目→ストレスがあるとたまに痛みが少し出る程度に減少、1週間では痛みを感じない日の方が多くなる
3回目→来院時には痛みがほぼ全く出ていなかったので、治療を終了

年齢が若いこともあり、回復は非常に早かった印象でした。
しかし、自律神経が不安定なので、今後も症状が再発する可能性がありそうでした。
そのため経過をみて、また症状が出てきた時には早めに来院していただくようお伝えしました。

今回用いた鍼灸のツボ

今回用いた鍼灸のツボ①足三里(あしさんり)
[場所]
膝蓋骨(膝のお皿)のすぐ下に内側、外側2つのくぼみがあります。
外側のくぼみから約5cm下で、前脛骨筋の上に取ります。

①足三里(あしさんり)
[場所]
膝蓋骨(膝のお皿)のすぐ下に内側、外側2つのくぼみがあります。
外側のくぼみから約5cm下で、前脛骨筋の上に取ります。

②太衝(たいしょう)
[場所]
足の甲の親指と人差し指の間を上がっていき、両指の骨が交わるへこんだところ。

②太衝(たいしょう)
[場所]
足の甲の親指と人差し指の間を上がっていき、両指の骨が交わるへこんだところ。

③陰谷(いんこく)
[場所]
膝を曲げて内側にできるシワの先端にあります。

③陰谷(いんこく)
[場所]
膝を曲げて内側にできるシワの先端にあります。

④三陰交(さんいんこう)
[場所]
内くるぶしの高いところから膝に向かって指4本分のところ。

④三陰交(さんいんこう)
[場所]
内くるぶしの高いところから膝に向かって指4本分のところ。

当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
このようなチクチクする眉毛の痛みを病院で受診すると大体の方は「三叉神経痛」として診断を受け薬物療法を勧められると思います。
しかし、多くの症例を積み重ねてきてわかったことは「ストレスによる眉毛の痛み(三叉神経痛)は薬物療法ではよくならない」ということです。
当院での統計ではありますが、ストレス性による三叉神経痛(眉毛の痛み)でご来院された方のおよそ8割は「薬の効果を感じられない」と応えていました。
それよりも鍼灸などを利用して原因であるストレスを解消されることのほうがはるかに効果的であると当院では考えております。

【最新情報】
このようなチクチクする眉毛の痛みを病院で受診すると大体の方は「三叉神経痛」として診断を受け薬物療法を勧められると思います。
しかし、多くの症例を積み重ねてきてわかったことは「ストレスによる眉毛の痛み(三叉神経痛)は薬物療法ではよくならない」ということです。
当院での統計ではありますが、ストレス性による三叉神経痛(眉毛の痛み)でご来院された方のおよそ8割は「薬の効果を感じられない」と応えていました。
それよりも鍼灸などを利用して原因であるストレスを解消されることのほうがはるかに効果的であると当院では考えております。

眉毛に起こる三叉神経痛は自律神経専門の鍼灸で改善できる

今回は眉毛のあたりに痛みを起こす三叉神経痛の原因と鍼灸の症例報告を解説しました。

突然起こる三叉神経痛を治すにも、「治療方法、改善方法がわからない」と諦めている方も多かったのではないでしょうか。
しかし、このような三叉神経痛には東洋医学の観点からしっかり把握し、体質に合ったアプローチを行うことで十分に根本的な改善が可能です。

当院では東洋医学に基づく鍼灸で三叉神経痛の原因である心身のストレスや自律神経の乱れを解消させる治療を行っております。
根本的な体質改善に働きかけるものですのでどんな痛みや不調でも対応しております。

色々試してみたけどなかなか症状が改善しないという方は、ぜひ当院に相談してみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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