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「コロナ後に疲れやすい」は後遺症?コロナ後遺症の倦怠感いつまで続くか解説
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2024年02月04日
更新日:2026年04月14日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

コロナ感染後、日常生活に戻ったはずなのに**「以前より疲れやすくなった」「少し動くと寝込んでしまう」**といった悩みを抱える方が増えています。その疲れ、単なる「病み上がり」ではなく、**「コロナ後遺症(罹患後症状)」**かもしれません。この記事では、コロナ後に疲れやすくなる原因や、回復を早めるための「ペーシング」という考え方、そして専門外来での治療法について解説します。
【結論】コロナ後に疲れやすいのは「エネルギー切れ」の状態。無理は禁物!

まず結論からお伝えします。 コロナ後に「疲れやすい」と感じる場合、体の中では炎症が続いていたり、自律神経が乱れたりして、エネルギーをうまく作れない状態になっています。 ここで最も重要なルールは、**「無理をして体力を戻そうとしないこと」**です。
・激しい運動は逆効果: 筋トレや長距離の散歩は、症状を悪化させるリスクがあります。
・「ペーシング」が基本: 疲れを感じる手前で活動を止めることが、回復への近道です。
・専門外来の検討: 症状が数週間続く場合は、後遺症外来の受診を検討しましょう。
なぜコロナ後は疲れやすいのか?主な3つの原因

コロナ感染が治まった後も倦怠感が続くのには、医学的な理由がいくつか考えられています。
1. 慢性的な炎症(上咽頭炎など)
鼻の奥にある「上咽頭」という部分に慢性的な炎症が残ることがあります。これが自律神経を刺激し、全身の倦怠感や脳のモヤモヤ(ブレインフォグ)を引き起こすとされています。
2. PEM(労作後の強い倦怠感)
コロナ後遺症の特徴的な症状に**PEM(Post-Exertional Malaise)があります。これは、「少し動いた数時間後〜翌日以降に、急激に強い疲れが出る」**現象です。無理に動くと、回復を大幅に遅らせる恐れがあります。
3. 自律神経の乱れ
ウイルスとの戦いで自律神経のバランスが崩れ、睡眠の質の低下や動悸、だるさが持続することがあります。
回復を早めるための「セルフケア」と生活術

「体力をつけなきゃ」と焦って動くのは、火に油を注ぐようなものです。以下のステップを意識してください。
① 「ペーシング」の徹底
ペーシングとは、自分のエネルギー残量を管理し、活動を調整することです。
・「疲れた」と感じる前に休む
・家事は小分けにする(例:掃除機は今日は1部屋だけにする)
・座ってできることは座って行う
② 睡眠と栄養の確保
体細胞の修復には十分な睡眠が不可欠です。また、ビタミンB群や亜鉛など、エネルギー代謝に関わる栄養素を意識して摂取しましょう。
③ 鼻うがいの活用
上咽頭の炎症を鎮めるために、市販の鼻うがいキットを使うことも有効なセルフケアの一つです。
医療機関で行われる主な治療法
セルフケアで改善が見られない場合、以下のような専門的な治療が検討されます。
・EAT(上咽頭擦過療法): 塩化亜鉛を染み込ませた綿棒で上咽頭を直接刺激する治療法(B-SPOT療法とも呼ばれます)。
・漢方薬: 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)など、気力を補い免疫力を整える薬が処方されることがあります。
・リハビリテーション: 専門医の指導のもと、負荷を極限まで抑えた形での活動再開を目指します。
【重要】
症状が改善しない、あるいは悪化する場合は、放置せずに**「コロナ後遺症外来」**や、かかりつけの専門医へ相談してください。
FAQ:コロナ後の疲れに関するよくある質問

Q. いつまでこの疲れは続きますか?
A. 個人差が非常に大きいですが、数ヶ月かけて徐々に改善する方が多いです。ただし、PEM(動いた後の激しい疲労)がある場合は、無理をすると年単位で長引くリスクがあるため、慎重な対応が必要です。
Q. 体力を戻すためにウォーキングを始めてもいいですか?
A. 日常生活(入浴や軽い家事)が余裕を持ってこなせるようになるまでは、積極的な運動は控えてください。「翌日に疲れが残らない範囲」が目安です。
Q. 仕事は休んだほうがいいでしょうか?
A. 倦怠感が強く、業務に支障が出る場合は、診断書をもとに勤務時間の短縮やテレワークへの切り替えを検討しましょう。無理な出勤は症状を固定化させる原因になります。
まとめ:明日から実践できる回復へのステップ
「コロナ後に疲れやすい」という状態は、あなたの心が弱いわけではなく、体のSOSサインです。
1. 「今日はここまで」と決める: 活動をいつもの5割〜7割に抑えましょう。
2. 睡眠時間を1時間増やす: 体の修復時間を最優先に。
3. 専門機関を予約する: 2週間以上改善が見られないなら、後遺症外来を検索。
焦りは禁物です。今は「休むことが一番の治療」だと割り切り、一歩ずつ回復を目指しましょう。
コロナ後に疲れやすい体質を改善!鍼灸で自律神経と炎症にアプローチ
コロナ後の疲れやすさは、自律神経の乱れや慢性的な炎症による「エネルギー切れ」が主な原因です。鍼灸治療は、ツボを刺激することで副交感神経を優位にし、乱れた自律神経のバランスを整える効果が期待できます。また、全身の血流を促進して炎症を鎮め、体が本来持つ回復力を引き出す手助けをします。「無理をしない」ペーシングと併用することで、PEM(労作後倦怠感)のリスクを抑えつつ、効率的な改善が目指せます。セルフケアで補いきれない長引く疲れの解消に、鍼灸は非常に有効な選択肢です。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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