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【鍼灸師監修】集中力を高める新しい方法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2023年09月23日 更新日:2023年09月23日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

集中力とは興味のないことでも没頭できる能力

「集中しようにもなかなかうまくいかない」「いざ作業を始めてもすぐに手を止めてスマホをみてしまう」「周りが気になって身に入らない」など集中力がないとお悩みの方は多いかと思います。誰でも自分の趣味や興味のあることであれば時間を忘れて没頭できると思いますが、今回求められている集中力は「興味のないこと、嫌いなことでも没頭できる能力」になります。一般的にトレーニングをしていない人だと集中力は30分程度と言われています。この集中力はどうすれば高めらえるのでしょうか。今回は「集中力を高める新しい方法」と題して東洋医学の観点から解説していきます。
集中力が続かない原因はストレスだけじゃない

集中量が続かない原因をみなさんはどのように考えていますか?「ストレスが溜まっているから」「睡眠の質が低下しているから」「体の栄養バランスが悪い」などの考えを多くの方は考えると思います。たしかに生活習慣やストレスなどによってパフォーマンス(集中力)が低下することは考えられます。しかし、集中力と直結している一番の原因には脳内ホルモンであるドーパミンの不足があげられます。このドーパミンを上手く分泌させることで集中力が高まるといわれています。※1
集中力がない人の特徴

集中力がない人に特徴があります。 ①飽きっぽい性格ですぐに投げ出す癖がある ②いくつもの作業を無理やり同時並行でこなそうとする ③緊張感や危機感を持って取り組むことができない ④計画や段取りを組むのが苦手である ⑤メリハリをつけずにダラダラと過ごすことがある ⑥仕事や勉強をする環境整備ができていない 集中力は性格や気質の問題だけでなく作業手順や段取りなどにも影響しています。そのため事前の準備や作業手順を確認して取り組むだけでも十分に集中力を発揮することがわかってきます。
集中力を高める新しい方法

集中力を高めるためには先ほど解説したように環境整備、事前の準備、段取り、作業手順などを改善する必要がありますが、やはり大事なのが「ドーパミンの分泌」です。今回は集中力の源であるドーパミンをスムーズに分泌させる新しい方法をお伝えします。 【ドーパミンが分泌される4-7-8呼吸法】 ①目を閉じて鼻から4秒かけてめいいっぱい息を吸います(息を吸うときは全身に吸い込んだ酸素が巡るイメージをしてください) ②7秒間息を止めます ③目を閉じたまま8秒間かけて息を吐き出します。吐き出すときは全身の筋肉が弛緩していくようイメージして脱力してください 目を閉じて呼吸を整えるこの4-7-8呼吸法を行うことで禅の瞑想の効果と鎮痛効果が合わさりドーパミンの分泌が促されるといわれています。集中力の低さは単なる性格や気質だけの問題ではありません。人為的かつ計画的に集中力は高めることができます。まずは4-7-8呼吸法で集中力を高めてみてはいかがでしょうか。
実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

[参考]
※1 ドーパミン受容体の機能に新視点 / 理化学研究所
https://www.riken.jp/press/2016/20161108_1/index.html

鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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