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【鍼灸師監修】決断できない人にある特徴とは

【鍼灸師監修】決断できない人にある特徴とは
公開日:2023年09月22日
更新日:2023年09月22日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

自分で決断できなくて苦しいと悩んでいたら

何か物事を決めるにしても「本当に自分が決めて大丈夫かな」「どうしても決めようとすると不安になってしまう」「踏みとどまってしまって決められない」など自分でなかなか決断できなくて苦しい気持ちになったことはないでしょうか。決断に悩んでモタモタしていると他の人に決められてしまったり、急かされたりすると余計に気分が落ち込んでしまったりすることがあるかと思います。この決断力が欠けていることは単なる性格によるものとは限りません。今回は「決断できない人にある特徴とは」と題して東洋医学の観点から決断力を高める方法を解説します。

決断できない人にある特徴について

決断できない人の特徴的な思考や行動は様々な場面で起こっています。部分的ではありますが以下のような特徴があります
①作業するスピードが他の人に比べると遅れやすい
②物事を決めようとすると色々と選択肢が増えてしまい迷ってしまう
③こだわりが強く全てのことを妥協することができない
④決断したあとの影響を想像できずに決断を恐れてしまう
⑤完璧主義で失敗を恐れてしまう
⑥自分や取り巻く環境の変化を恐れている
⑦情報に振り回されやすい
⑧理想の自分の姿や目標を明確に描けていない
当てはまる数が多いほど決断力が低下していると考えられます。

決断できずにどうすればと悩んだときは東洋医学のチカラ

このような決断力の低下について東洋医学では「肝の働きの低下」と考えています。肝の働きは身体の血液を貯蔵し全身の血流を調節する機能や内臓の働きを調節する自律神経の働きを担っています。また精神的(心理面)な部分では決断力も担っています。そのため肝の働きが低下すると身体の血流が滞ったり自律神経の乱れが生じるだけでなく、決断力も低下していきます。東洋医学では内臓の働きと精神が結びついている考え「心身一如(しんしんいちにょ)」を基礎として治療します。そのため肝の働きを向上することで決断力も自然と高まると考えられています。

決断する力を強める方法を解説

決断力できずに「どうすればいいのかわからない」と悩んでいる方はぜひこれからお伝えする東洋医学的な決断力を高める方法を実践して頂きたいと思います。
【決断する力を強める方法】
①右の肋骨の下を温める
右の肋骨の下には肝臓があります。この部分を蒸しタオルやホッカイロなどでじっくり温めることで肝の働きが高まり決断力が向上します
②柑橘系の食べ物を積極的に摂取する
柑橘系の香りには自律神経の働きを正常に戻す効果があります。それにより鈍っている頭の働きが鋭敏になり決断力が高まります。
③レバーやほうれん草など鉄分の多いものを食べる
肝の働きが低下している理由に血液不足も考えられます。東洋医学では血虚と呼びますが、この血虚の状態になると決断力が低下すると考えられています。積極的に鉄分が含まれているレバーやほうれん草を食べることで決断力が高まります。

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。


[参考]
※1 「なかなか決められない人」と決断できる人の差 / 柳生 雄寛 : 実践経営コンサルタント
https://toyokeizai.net/articles/-/292613

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