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なぜか寝起きが息苦しい|朝息苦しい理由と対処法の知恵袋

なぜか寝起きが息苦しい|朝息苦しい理由と対処法の知恵袋
公開日:2023年05月03日
更新日:2024年12月16日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

寝起きの息苦しさでお悩みの方に適切なアドバイス

「寝起きに息苦しい」
「朝起きると息苦しい」
「寝起きに呼吸が浅い」

このような睡眠から覚醒したときに起こる息切れや息苦しさ症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
病院やクリニックの検査では異常が見当たらないにもかかわらず出現する寝起きの息切れには自律神経の異常が関係しています。

今回は「なぜか寝起きが息苦しい|朝息苦しい理由と対処法の知恵袋」と題して自律神経に関わる寝起きの息切れや息苦しさと改善のための鍼灸の有効性について解説していきます。

息苦しさや息切れは酸素不足によって起こる

息苦しさや息切れは酸素不足によって起こる呼吸とは生理学的には外界から酸素を取り入れ、二酸化炭素を外界に放出する働きのことです。
呼吸によって肺から取り込まれた酸素は、身体の隅々まで血液によって運ばれ、生命を維持しています。

この大切な酸素が不足したり、二酸化炭素量が増加すると、様々なセンサーが感知し、呼吸を促進させるために息切れや息苦しさとして反応が起こります。
またこの息切れや息苦しさは同じ症状(反応)として考えます。この呼吸を調整しているのが自律神経になります。※1

呼吸とは生理学的には外界から酸素を取り入れ、二酸化炭素を外界に放出する働きのことです。
呼吸によって肺から取り込まれた酸素は、身体の隅々まで血液によって運ばれ、生命を維持しています。

この大切な酸素が不足したり、二酸化炭素量が増加すると、様々なセンサーが感知し、呼吸を促進させるために息切れや息苦しさとして反応が起こります
またこの息切れや息苦しさは同じ症状(反応)として考えます。この呼吸を調整しているのが自律神経になります。※1

呼吸は自律神経によって調整されている

呼吸は自律神経によって調整されている寝起きに息切れや息苦しさが起こるのは、睡眠中における自律神経が関与していると考えられます。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。簡単に説明すると交感神経は活発に働かせる神経で、血圧は上昇、心拍や呼吸数は増加します。

一方、副交感神経は身体を休ませる神経で、血圧は低下、心拍や呼吸数は減少、胃や腸の動きは消化を促進させるために活発になります。

この2つの神経が、シーソーのようにバランスをとりながら、身体を維持しています。
この自律神経のバランスがストレスや疲労などによって崩れて呼吸が乱れて酸素不足になり息切れや息苦しさが起こります。※2

寝起きに息切れや息苦しさが起こるのは、睡眠中における自律神経が関与していると考えられます。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。簡単に説明すると交感神経は活発に働かせる神経で、血圧は上昇、心拍や呼吸数は増加します。

一方、副交感神経は身体を休ませる神経で、血圧は低下、心拍や呼吸数は減少、胃や腸の動きは消化を促進させるために活発になります。

この2つの神経が、シーソーのようにバランスをとりながら、身体を維持しています。
この自律神経のバランスがストレスや疲労などによって崩れて呼吸が乱れて酸素不足になり息切れや息苦しさが起こります。※2

自律神経の不調による息切れをセルフチェック

自律神経の不調による息切れをセルフチェック寝起きの息切れや息苦しさはストレスや疲労によって自律神経が乱れて起こります。
自律神経の不調によって起こる息切れには以下のような特徴的な反応があります。

□息を吸い込もうとしても息が思うようにすえない
□のど周辺・胸周辺がぐっと締め付けられて苦しい
□のど周辺・胸周辺が痛くなる
□肩から背中にかけて固くなっている
□呼吸が早くなり、呼吸がコントロールできない
□心臓の動悸が早くなっている感じがする
□息苦しさで不安感が強くなり、怖くなる

以上の項目の中で一つでも当てはまると自律神経の不調による息切れや息苦しさになります。

※それ以外に食後に息切れや動悸が起こることがあります。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

寝起きの息切れや息苦しさはストレスや疲労によって自律神経が乱れて起こります。
自律神経の不調によって起こる息切れには以下のような特徴的な反応があります。

□息を吸い込もうとしても息が思うようにすえない
□のど周辺・胸周辺がぐっと締め付けられて苦しい
□のど周辺・胸周辺が痛くなる
□肩から背中にかけて固くなっている
□呼吸が早くなり、呼吸がコントロールできない
□心臓の動悸が早くなっている感じがする
□息苦しさで不安感が強くなり、怖くなる

以上の項目の中で一つでも当てはまると自律神経の不調による息切れや息苦しさになります。

【治療例&効果の高いツボ 】朝起きると息切れがして動けない(20代女性)

【治療例&効果の高いツボ 】朝起きると息切れがして動けない(20代女性)【治療の体験者&改善方法】
20代女性で「転職してから緊張することが多くなって朝起きると息切れがして動けない」との訴えでご来院されました。
詳しくお伺いすると過去にはこのような息切れ症状は起きたことがなく今回初めて発症したとのことです。

ご来院される前に呼吸器内科や循環器内科に検査を受けたようですが「とくに異常が無い」とのことで薬も処方されておりません。

当院では東洋医学的な問診と検査を行い、詳しく症状の原因である体質についてお調べしました。
もともと睡眠障害ももっており、十分な睡眠がとれないことに今回の転職による過剰な精神的なストレスがかかったことによる寝起きの息切れ症状と診断しました。

そのため息切れの症状を改善するには睡眠の質を高めて、日中にかかるストレスを夜の睡眠によって完治させるよう体質を改善することを治療方針として組み立てて鍼灸治療で改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・天突(てんとつ)・・・左右の鎖骨を結んだ中央部の窪みにあります。

※肩こりで起こる息苦しさについても解説しています。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

【治療の体験者&改善方法】
20代女性で「転職してから緊張することが多くなって朝起きると息切れがして動けない」との訴えでご来院されました。
詳しくお伺いすると過去にはこのような息切れ症状は起きたことがなく今回初めて発症したとのことです。

ご来院される前に呼吸器内科や循環器内科に検査を受けたようですが「とくに異常が無い」とのことで薬も処方されておりません。

当院では東洋医学的な問診と検査を行い、詳しく症状の原因である体質についてお調べしました。
もともと睡眠障害ももっており、十分な睡眠がとれないことに今回の転職による過剰な精神的なストレスがかかったことによる寝起きの息切れ症状と診断しました。

そのため息切れの症状を改善するには睡眠の質を高めて、日中にかかるストレスを夜の睡眠によって完治させるよう体質を改善することを治療方針として組み立てて鍼灸治療で改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・天突(てんとつ)・・・左右の鎖骨を結んだ中央部の窪みにあります。

当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
息切れでお悩みの方からよく「息切れをしているときにどうすれば落ち着かせられるか」というご相談をうけます。
その回答としまして、優先的に行うべきことは「ゆっくりと深呼吸をする」ということに限ります。
当院で推奨している効果的な呼吸法は「5・5・5呼吸法」です。
【5・5・5呼吸法】
①5秒かけてゆっくり息を吸う
②5秒間息を止める
③5秒かけて息を吐く
息切れは頻回な呼吸によって引き起こされるため、ゆっくりと呼吸を整えて肺に酸素が送り込むことで息切れは解消されます。
当院の息切れでお悩みの患者様にこの方法を推奨したら8割近い方から「呼吸が楽になった」とのよい反応がありました。

【最新情報】
息切れでお悩みの方からよく「息切れをしているときにどうすれば落ち着かせられるか」というご相談をうけます。
その回答としまして、優先的に行うべきことは「ゆっくりと深呼吸をする」ということに限ります。
当院で推奨している効果的な呼吸法は「5・5・5呼吸法」です。
【5・5・5呼吸法】
①5秒かけてゆっくり息を吸う
②5秒間息を止める
③5秒かけて息を吐く
息切れは頻回な呼吸によって引き起こされるため、ゆっくりと呼吸を整えて肺に酸素が送り込むことで息切れは解消されます。
当院の息切れでお悩みの患者様にこの方法を推奨したら8割近い方から「呼吸が楽になった」とのよい反応がありました。

寝起きの息切れを治すには当院の鍼灸治療が効果的

このような自律神経の不調によって起こる寝起きの息切れや息苦しさは自律神経の不調を改善させる鍼灸治療が効果的です。

鍼灸治療には交感神経と副交感神経のアンバランスを調整し正常なバランスへと改善する効果があります。
それに浅く頻回になった呼吸がゆっくりと深く吸えるようにコントロールできるようになります。

また緊張して硬くなった喉、肩、背中の筋肉が緩まり呼吸が楽になります。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
※1 息切れ / 川崎宮前平とくえ内科循環器内科クリニック
https://www.heartsleep.jp/shortness-of-breath/
※2 夜間や早朝に呼吸が苦しくなる/ 一般社団法人日本呼吸器学会
https://www.jrs.or.jp/citizen/faq/q12.html

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