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座るとお腹が痛いのはなぜ?原因は内臓・筋肉・血管の3つ!女性特有の注意点と解消法

座るとお腹が痛いのはなぜ?原因は内臓・筋肉・血管の3つ!女性特有の注意点と解消法
公開日:2023年04月21日
更新日:2026年02月21日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「デスクワークで座っているとお腹が重苦しく痛む…」「でも横になると楽になるのはなぜ?」
そんな不安を抱えていませんか?実は、座った姿勢で悪化する腹痛には、一般的な胃腸トラブルだけでなく、女性特有の血管や筋肉の病気が隠れているケースが非常に多いのです。本記事では、消化器内科の視点から「座るとお腹が痛い」の正体を徹底解説。放置してはいけない病気のサインから、明日からできるセルフケアまで網羅しました。

【結論】座るとお腹が痛い!考えられる3つの主な原因

結論から言うと、座った時に腹痛が悪化する主な理由は以下の3つに集約されます。

1.物理的圧迫による「消化器系・自律神経」の不調
(猫背により胃腸が押し潰され、血流や動きが悪化する)
2.骨盤内の血管トラブル「骨盤内うっ血症候群」
(座る姿勢で骨盤に重力がかかり、静脈の血が滞る)
3.深部筋肉の緊張「大腰筋・腹直筋のコリ」
(筋肉の緊張が内臓の痛みのように感じられる「関連痛」)

特に**「横になると痛みが和らぐ」場合は、2の骨盤内うっ血症候群**の可能性が高くなります。

結論から言うと、座った時に腹痛が悪化する主な理由は以下の3つに集約されます。

1.物理的圧迫による「消化器系・自律神経」の不調
(猫背により胃腸が押し潰され、血流や動きが悪化する)
2.骨盤内の血管トラブル「骨盤内うっ血症候群」
(座る姿勢で骨盤に重力がかかり、静脈の血が滞る)
3.深部筋肉の緊張「大腰筋・腹直筋のコリ」
(筋肉の緊張が内臓の痛みのように感じられる「関連痛」)

特に**「横になると痛みが和らぐ」場合は、2の骨盤内うっ血症候群**の可能性が高くなります。

意外な盲点!女性に多い「骨盤内うっ血症候群」とは?

「婦人科で異常なしと言われたのに痛みが続く」という女性が、最後に行き着く原因の代表格です。
血管の「渋滞」が痛みを引き起こす 骨盤内の静脈には、血液の逆流を防ぐ「弁」がありますが、これが壊れると血液が滞り、血管がコブのように膨らみます(うっ血)。

・症状の特徴: 下腹部が重苦しい、ズキズキする。
・座ると痛い理由: 座ったり立ったりすると、重力で血液が骨盤に溜まりやすく、静脈をさらに拡張させるため。
・リスクが高い人: 妊娠・出産経験のある方(子宮による血管圧迫やホルモンの影響で弁が傷みやすいため)。

「婦人科で異常なしと言われたのに痛みが続く」という女性が、最後に行き着く原因の代表格です。
血管の「渋滞」が痛みを引き起こす 骨盤内の静脈には、血液の逆流を防ぐ「弁」がありますが、これが壊れると血液が滞り、血管がコブのように膨らみます(うっ血)。

症状の特徴: 下腹部が重苦しい、ズキズキする。
座ると痛い理由: 座ったり立ったりすると、重力で血液が骨盤に溜まりやすく、静脈をさらに拡張させるため。
リスクが高い人: 妊娠・出産経験のある方(子宮による血管圧迫やホルモンの影響で弁が傷みやすいため)。

骨盤内うっ血症候群は女性ホルモンの変化で起こる病気

骨盤内うっ血症候群は女性ホルモンの変化で起こる妊娠、出産、生理などで骨盤内の血流の増加が繰り返され、卵巣静脈に負担がかかり静脈弁が壊れてしまうことが原因とされています。
静脈弁が壊れることで血液が逆流してしまい、骨盤内の血液が増加し静脈が拡張することで痛みを生じます。

また血中の女性ホルモンの変化が骨盤内うっ血症候群に関与している可能性も考えられます。
とくにエストロゲンは静脈を拡張させますが、この血中濃度が変動することでこの病気が生じる可能性も指摘されています。※1

※更年期障害で起こりやすい下腹部痛についても解説しています。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

妊娠、出産、生理などで骨盤内の血流の増加が繰り返され、卵巣静脈に負担がかかり静脈弁が壊れてしまうことが原因とされています。
静脈弁が壊れることで血液が逆流してしまい、骨盤内の血液が増加し静脈が拡張することで痛みを生じます。

また血中の女性ホルモンの変化が骨盤内うっ血症候群に関与している可能性も考えられます。
とくにエストロゲンは静脈を拡張させますが、この血中濃度が変動することでこの病気が生じる可能性も指摘されています。※1

骨盤内うっ血症候群の症状は左側の下腹部に痛みが起こる

骨盤内うっ血症候群は左側の下腹部に痛みが出やすい骨盤うっ血症候群の主な症状は、3~6カ月以上続く慢性の下腹部痛です。
この痛みは、多くの場合、妊娠中または産後に初めて起こるとされています。

特徴的なのは生理ではないのに下腹部が痛くなり、長時間の歩行や立位、座位などで悪化し、仰向けに横になることで改善することです。
痛みの性質としては、重苦しい痛みやチクチクと疼くような痛みとして感じられることが多いです。

通常は痛みが生じるのは片側の下腹だけで、左側が多いとされています。また痛みは夕方ごろにかけて悪化することが多くなります。

骨盤うっ血症候群の主な症状は、3~6カ月以上続く慢性の下腹部痛です。
この痛みは、多くの場合、妊娠中または産後に初めて起こるとされています。

特徴的なのは生理ではないのに下腹部が痛くなり、長時間の歩行や立位、座位などで悪化し、仰向けに横になることで改善することです。
痛みの性質としては、重苦しい痛みやチクチクと疼くような痛みとして感じられることが多いです。

通常は痛みが生じるのは片側の下腹だけで、左側が多いとされています。また痛みは夕方ごろにかけて悪化することが多くなります。

姿勢が招く「負のスパイラル」と消化器トラブル

座り姿勢(特に猫背)は、想像以上に内臓へダメージを与えます。

前かがみが内臓を「下垂」させる
猫背になると、胃や腸が本来の位置から下がり(下垂)、正常な動き(蠕動運動)が妨げられます。

・悪循環: 姿勢が悪くなる → 便秘・ガス溜まり → お腹が張って苦しい → 無意識に体を丸める → さらに姿勢が悪化。
・自律神経への影響: 首や腰の骨格が歪むことで自律神経が乱れ、腸のコントロールが効かなくなり、IBS(過敏性腸症候群)のような症状を招くこともあります。

座り姿勢(特に猫背)は、想像以上に内臓へダメージを与えます。

前かがみが内臓を「下垂」させる

猫背になると、胃や腸が本来の位置から下がり(下垂)、正常な動き(蠕動運動)が妨げられます。

悪循環: 姿勢が悪くなる → 便秘・ガス溜まり → お腹が張って苦しい → 無意識に体を丸める → さらに姿勢が悪化。
自律神経への影響: 首や腰の骨格が歪むことで自律神経が乱れ、腸のコントロールが効かなくなり、IBS(過敏性腸症候群)のような症状を招くこともあります。

「筋肉のコリ」を内臓の痛みと勘違いしていませんか?

実は「筋肉」が原因で、お腹の奥が痛むことがあります。

大腰筋(だいようきん)の影響
背骨と股関節をつなぐ深部の筋肉「大腰筋」は、座りっぱなしだと縮んで硬くなります。

関連痛: 筋肉が硬くなると、その痛みがお腹の深部に響き、まるで内臓が痛いかのような錯覚(関連痛)を引き起こします。
チェック法: 立ち上がった時に腰やお腹が伸びにくいと感じるなら、筋肉由来の可能性大です。

明日から実践!座る時の腹痛を和らげる3ステップ

① 骨盤と腹部を「温める」
うっ血や筋肉の緊張には温熱が最も効果的です。
・方法: 腹巻の使用、温かいタオルを当てる、ゆっくり入浴する。血流が改善し、物理的な圧迫による痛みが軽減します。

② 30分に1回の「内臓解放」
座りっぱなしを防ぐのが最大の防御です。
・方法: 定期的に立ち上がり、両手を上に伸ばして「伸び」をしましょう。潰れていた内臓と筋肉に血流が戻ります。

③ 適切な専門医への相談
「何科に行けばいい?」と迷ったら、まずは総合的な視点を持つ消化器内科、または婦人科を受診してください。

骨盤と腹部を「温める」
うっ血や筋肉の緊張には温熱が最も効果的です。
方法: 腹巻の使用、温かいタオルを当てる、ゆっくり入浴する。血流が改善し、物理的な圧迫による痛みが軽減します。

30分に1回の「内臓解放」
座りっぱなしを防ぐのが最大の防御です。
方法: 定期的に立ち上がり、両手を上に伸ばして「伸び」をしましょう。潰れていた内臓と筋肉に血流が戻ります。

適切な専門医への相談
「何科に行けばいい?」と迷ったら、まずは総合的な視点を持つ消化器内科、または婦人科を受診してください。

FAQ:よくある質問

Q. 痛み止めを飲んでも効果が薄いのはなぜですか?
A. 筋肉のコリや血管のうっ血(骨盤内うっ血症候群)が原因の場合、一般的な鎮痛剤だけでは原因にアプローチできないため、効果を感じにくいことがあります。

Q. 腹筋を鍛えれば治りますか?
A. 逆効果になる場合があります。筋肉が硬くなって痛んでいる時に過度な負荷をかけると、さらに緊張が強まります。まずは「鍛える」より「ほぐす(ストレッチ)」を優先しましょう。

Q. 痛み止めを飲んでも効果が薄いのはなぜですか?
A. 筋肉のコリや血管のうっ血(骨盤内うっ血症候群)が原因の場合、一般的な鎮痛剤だけでは原因にアプローチできないため、効果を感じにくいことがあります。

Q. 腹筋を鍛えれば治りますか?
A. 逆効果になる場合があります。筋肉が硬くなって痛んでいる時に過度な負荷をかけると、さらに緊張が強まります。まずは「鍛える」より「ほぐす(ストレッチ)」を優先しましょう。

婦人科で治らない骨盤内うっ血症候群は鍼灸治療で改善できる

このような婦人科で治らない骨盤内の血流障害骨盤内うっ血症候群は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療は骨盤内うっ血症候群を起こす原因である女性ホルモンの乱れを正常に戻し骨盤周囲の血流を高める効果があります。

また同時に下肢の冷えや血流障害も改善することで骨盤内うっ血症候群の改善と再発の予防も行えます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

骨盤内うっ血症候群【42歳女性 会社員(神奈川県在住)】

【骨盤内うっ血症候群が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・神奈川県在住/42歳女性
数年前から、椅子に座ると下腹部に鈍い痛みを感じるようになり、長時間のデスクワークや外出が苦痛になっていました。
病院で「骨盤内うっ血症候群」と診断され、薬を処方されましたが、根本的な改善にはなりませんでした。
日常生活に支障をきたすほどの痛みに、正直、気持ちも沈んでいました。
そんなとき、インターネットで「骨盤内うっ血症候群 鍼灸」と検索したところ、コモラボさんホームページにたどり着きました。
患者さんの体験談が丁寧に掲載されていて、「私もここなら改善できるかも」という希望が湧き、思い切って予約しました。
初回のカウンセリングでは、症状だけでなく生活習慣や体質まで細かく聞いてくださり、「この痛みには理由がある」と納得できる説明をしていただきました。
通院を重ねるごとに、座ったときの痛みが徐々に和らぎ、10回目の治療を終えた頃には「そういえば、痛くないかも」と気づくほどに改善していました。
今では長時間座っていても平気で、仕事にも集中できるようになりました。
本当にありがとうございました。

実際に当院に受診して改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
※1骨盤内うっ血症候群(PCS)/慢性痛治療の専門医による痛みと身体のQ&A 執筆 奥野祐次(医師)
※2 瘀血(おけつ)タイプ /東西薬局
https://tozai-yakkyoku.com/chart/oketsu.html

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