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【うつ病?】朝の絶望感が起こる原因と治すための知恵袋
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2023年03月27日
更新日:2024年09月13日
目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
朝の絶望感でお悩みの方に適切なアドバイス
この朝に起こるうつ症状の出方は多彩であり、心身に様々な症状を現します。
このうつ症状と最も関連性の高い症状に睡眠障害があります。
「朝起きると絶望感を感じる」
「朝起きた時の不安感が強い」
「寝起きにそわそわする」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
この不調を持っているかたの多くが睡眠障害または不眠症などの傾向があります。
今回は「【うつ病?】朝の絶望感が起こる原因と治すための知恵袋」と題して起床時の絶望感や不安感が起こる原因やメカニズム、さらに改善のための鍼灸の有効性などを解説します。
朝の絶望感が起こる原因に交感神経の興奮がある
「朝の絶望感」がある方の多くは午前中に強く症状が出現し、午後になると少しずつ動けるようになり夕方から夜になると症状が楽になることが多いのが特徴です。
この朝の絶望感が起こる原因に不安・ストレスで交感神経を刺激されることで睡眠が浅くなっていることがあげられます。
交感神経は身体を興奮状態にさせる働きがあります。
通常は夜間〜朝にかけて働きが抑制されているはずなのですが、ストレスの影響が強い方は睡眠中でも交感神経が活発化に働きやすくなっています。
そのため結果として睡眠の質が低下して深い睡眠を得にくなり、意図しない時間に目が覚めてしまいます。
この状態が続くことで起床時に朝の絶望感が発生すると考えられています。※1
朝の絶望感はメラトニンとセロトニンが関係している
朝の絶望感は脳内ではメラトニンとセロトニンという2つの物質が関係していることがわかっています。
メラトニンとは脳内ホルモンの1つで、睡眠導入の作用があります。
一方、セロトニンは脳内の神経伝達物質の1種であり、感情を安定させるほか、脳の働きを促す作用があります。
このセロトニンとメラトニンは拮抗関係にあります。
セロトニンが分泌されている間はメラトニンの分泌量が減り、メラトニンが分泌される夜間は、セロトニンの分泌が抑制されます。※2
メラトニンとセロトニンの乱れが朝の絶望感の原因
しかし、セロトニンとメラトニンは、分泌量が連動しているためセロトニンの分泌量が少なくなると、夜間のメラトニン分泌量も減少することになります。
朝の絶望感が起こる原因の1つは、このセロトニンの減少とメラトニンの減少が挙げられます。
結果、眠りが浅くなり、早朝に目が覚めてしまうことになるのです。
朝の絶望感を和らげるために外に出たくなる
このような朝の絶望感が起こる人の特徴的な反応に「朝の絶望感を和らげるために外に出て歩きたくなる」というのがあります。
これは家にいると閉鎖した空間の中で鬱々としてしまい、かえって朝の絶望感が強まってしまうため生理的な反応として「開放的な外で症状を和らげたい」というものが起こります。
この反応が起こる方の多くは睡眠の質が低下して起床時に自律神経の働きが乱れている場合があります。
朝の絶望感を治すためには規則正しい生活習慣が大事
朝の絶望感を治すために大切なことは規則正しい生活リズムを確立し睡眠の質を高めることです。
人間の睡眠と覚醒リズムは脳内にある体内時計によって調整されています。
この体内時計の一日あたりの周期は、地球の周期である24時間よりも少し長め(約25時間)とされており、日光などの光刺激によって24時間に合わせて修正されています。
しかし、この体内時計の調整がうまくいかないと睡眠に問題が生じやすくなり自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れにつながります。※3
朝の絶望感を改善するポイントは日光を浴びる
これらの改善と予防には朝起きたら日光を浴びることで、睡眠の質を低下させている後ろにずれた体内時計を早めることができます。
起床後はまず積極的にカーテンを開けて自然光を浴びて、可能であれば昼間の日光を浴びることで、夜になると眠りを促すメラトニンというホルモンを増やすことがわかっています。
朝の絶望感の原因を完治するツボを紹介
【朝の絶望感の原因を完治するツボ】
・内関(ないかん)・・・手のひらを上に向けた際、手首にできるしわの真ん中から指3本分ほど離れた、肘の方にあります。
【ツボマッサージのポイント】
やや親指を立てた状態でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
これを左右の手で3セット行います。
※精神不安に効果的なツボを解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
悪化すると不安神経症に進行するため早めの改善が重要です
朝の絶望感の症状は悪化すると不安神経症に進行しやすい傾向にあります。
不安神経症は朝の絶望感の症状と同様にメラトニンやセロトニンの分泌低下で起こる病気になります。
そのため朝の絶望感や日中の情緒不安定が続くと結果として不安神経症が発症してしまい、様々な事に対して過敏になったり平常心が保てなくなります。
そのためこの不調が出た場合は不安神経症の発症を予防するためにも早期に改善することが重要です。
※不安神経症については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
寝起きの絶望感を治すなら当院の鍼灸治療が効果的
朝の絶望感の原因である自律神経の乱れとホルモンバランスの崩れを改善するには鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療には睡眠の質の向上とストレス完治があります。
交感神経の興奮を抑える効果があるため睡眠のリズムが安定し朝の絶望感の完治に役立ちます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
[その他のおすすめの記事]
不安でたまらないときの対処法に鍼治療
【夜型が治らない】夜型から朝型へ変えて体調不良を治す
[参考]
※1 朝メンタルの不調を感じる原因と改善方法について解説 / サントリーウェルネスオンライン
https://www.suntory-kenko.com/column2/article/4627/
※2 セロトニンとメラトニンの関係は? / 大原薬品工業
https://www.ohara-ch.co.jp/meitantei/vol01_2.html
※3 日光浴の驚くべき効果とは!?日光浴に当たるメリットについてご紹介 / 再春館製薬所
https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/lifestyle/get-sleepy-in-the-sun/
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鍼灸院コモラボ院長
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鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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