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胃の働きを良くするには六君子湯?胃の機能低下の原因とすぐできる改善策5選

胃の働きを良くするには六君子湯?胃の機能低下の原因とすぐできる改善策5選
公開日:2023年01月23日
更新日:2026年04月10日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「最近、少し食べただけで胃がもたれる…」「胃がキリキリ痛んで、大好きな食事が楽しめない…」そんな胃の不調を感じて、不安な日々を過ごしていませんか?もしかすると、胃の働きが悪くなることで起こる**「機能性ディスペプシア」**などの症状かもしれません。

この記事の結論からお伝えします。胃の働きを良くして不調を改善する最短ルートは、**「自律神経を整えること」「胃に負担をかけない食生活」「適度な運動」**の3つを実践することです。本記事では、胃の働きが低下する根本的な原因から、今日からすぐできる具体的な生活習慣の改善策までを分かりやすく解説します。

最後まで読めば、つらい胃もたれや痛みを和らげ、美味しく食事ができる毎日を取り戻すヒントが見つかるはずです。

※注意
本記事は健康に関する一般的な情報を提供するものですが、自己判断は危険です。強い痛みがある、または不調が1週間以上続く場合は、早めに消化器内科などの専門医をご受診ください。

なぜ?胃の働きが悪くなる・もたれる「3つの原因」

胃の動きが悪いとはどういうことか胃はJ字型を袋状の臓器で、食べ物が満たされると1~1.5リットル程度の容積になります。
この胃に入った食べ物は蠕動運動と呼ばれる胃の動きとともに胃液が混ぜ合わされてお粥上に分解されます。

この行程が終わると十二指腸へと食べ物が送られます。
「胃の消化が悪い」というのは胃の食べ物が胃液と蠕動運動とともにこのお粥上に分解されるまでの行程に不具合が生じている状態のことをいいます。

胃の不調を改善するには、まず「なぜ胃の働きが低下しているのか」を知ることが重要です。主な原因は、大きく以下の3つに分けられます。

自律神経の乱れ(ストレスや睡眠不足)

胃や腸などの消化管の働きをコントロールしているのは、私たちの**「自律神経」**です。仕事や人間関係などの精神的ストレス、または慢性的な睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが大きく崩れます。すると、胃酸が過剰に分泌されたり、逆に胃を動かす運動機能が鈍くなったりして、もたれや痛みの直接的な原因になります。

食生活の乱れ(暴飲暴食・脂っこい食事)

日々の無意識な食習慣も、胃の働きに直結しています。

・夜遅い時間の食事(就寝直前の飲食)
・よく噛まない早食いや、ドカ食い(暴飲暴食)
・脂っこいものや、香辛料の強い食事の摂りすぎ

これらは胃の消化活動に大きな負担をかけます。特に脂質や糖質は胃酸の分泌を過剰に促進するため、摂りすぎには注意が必要です。「飲酒後の締めのラーメン」などは胃にとって大きなダメージとなります。

機能性ディスペプシアの可能性

病院の内視鏡検査などで胃に異常(潰瘍やガンなど)が見つからないのに、慢性的なもたれや痛みがある状態を**「機能性ディスペプシア」**と呼びます。これは、胃の「運動機能」や「知覚(痛みを感じやすくなる)」に異常が起きている状態です。現代人に非常に多く見られる症状であり、生活習慣の改善とストレスケアが治療の基本となります。

【結論】胃の働きを良くする5つの対策・生活習慣

では、具体的にどうすれば胃の働きを正常に戻すことができるのでしょうか。今日からすぐに実践できる、5つの具体的な習慣をご紹介します。

では、具体的にどうすれば胃の働きを正常に戻すことができるのでしょうか。今日からすぐに実践できる、5つの具体的な習慣をご紹介します。

胃に優しい食事を心がける(よく噛む・腹八分目)

胃の働きを良くする基本中の基本は、胃に物理的な負担をかけない食べ方です。

・一口30回を目安によく噛み、唾液と混ぜ合わせる
・食事は満腹まで食べず**「腹八分目」**でストップする
・就寝の3時間前には夕食を完全に済ませる

また、キャベツ(胃粘膜を保護するビタミンUを含む)や、白身魚、豆腐など、消化に優しく高タンパクな食材を積極的に取り入れましょう。

自律神経を整える適度な運動(ウォーキングなど)

軽く汗をかく程度の運動は、自律神経の働きを整える特効薬です。激しい筋トレやランニングよりも、1日20〜30分のウォーキングや、お風呂上がりの軽いストレッチがおすすめです。全身の血流が良くなることで、胃腸にしっかり血液が巡り、働きが活発になります。

質の高い睡眠で胃腸を休める

睡眠時間は、疲労した胃腸の細胞を修復し、働きを回復させる大切な時間です。生活リズムが不安定だと、胃酸の分泌リズムも乱れてしまいます。**「毎日同じ時間に起床・就寝する」「寝る1時間前はスマホの画面を見ない」**など、睡眠の質を高める工夫をしましょう。睡眠が深くなることで自律神経が整い、胃の不調も和らぎやすくなります。

正しい姿勢を保つ(猫背は胃を圧迫)

意外と見落としがちなのが、日々の「姿勢」です。デスクワークや家事、スマホの操作で前かがみ(猫背)になると、物理的に胃や腸が圧迫されてしまいます。これが血流悪化を招き、消化機能が低下する原因に。意識して体幹をまっすぐに保ち、1時間に1回は大きく伸びをして姿勢をリセットしましょう。

ストレスを溜め込まない工夫

胃は「感情の鏡」とも呼ばれるほど、心身のストレスに非常に敏感な臓器です。趣味の時間を持つ、ゆっくり深呼吸をする、ぬるめのお湯(38〜40℃)に浸かるなど、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。「しっかり休むことも治療の一部」と考え、心と体の緊張を解きほぐすことが大切です。

放置はNG!病院(消化器内科)へ行くべき目安

胃の不調は、単なる生活習慣の乱れだけでなく、胃潰瘍やピロリ菌感染、胃ガンなど重篤な病気のサインである可能性も否定できません。
以下の症状に1つでも当てはまる場合は、決して自己判断で放置せず、早急に医療機関(消化器内科・胃腸科)を受診してください。

・市販の胃薬を飲んでも、1週間以上症状が改善しない
・我慢できないほどの激しい胃の痛みや、嘔吐がある
・便に血が混じる、または真っ黒な便(タール便)が出る
・ダイエットをしていないのに、急激な体重の減少がある
・食べ物を飲み込むときに、つかえる感じや痛みがある

「ただの胃もたれだろう」と過信せず、早めの受診と適切な検査を受けることが、大きな病気を防ぐ第一歩です。

胃の働きに関するよくある質問(FAQ)

読者の皆様からよく寄せられる、胃の働きに関する疑問をまとめました。

読者の皆様からよく寄せられる、胃の働きに関する疑問をまとめました。

Q1. 市販の胃薬は、毎日飲み続けても大丈夫ですか?六君子湯はおすすめですか?

A. 漫然とした長期服用はおすすめできません。 市販薬は一時的な症状緩和(胃酸を抑える、消化を助けるなど)には有効ですが、根本的な原因の解決にはなりません。漢方薬では六君子湯が推奨されています。薬を手放せない状態が続く場合は、隠れた疾患の可能性があるため、必ず医師の診察を受けてください。

Q2. 胃の働きを良くする飲み物・避けるべき飲み物は?

A. 白湯(さゆ)や、常温の麦茶がおすすめです。 冷たい飲み物は胃の血管を収縮させ、働きを急激に低下させます。また、カフェイン(コーヒーや濃いお茶)、アルコール、炭酸飲料、柑橘系のジュースなどは胃酸の分泌を過剰に刺激するため、不調を感じている時はなるべく控えましょう。

Q3. ストレスを感じていなくても胃がもたれるのはなぜ?

A. 「隠れ疲労」や「加齢」、無意識の食生活が原因かもしれません。 自分では精神的なストレスを感じていなくても、肉体が疲弊している場合があります。また、加齢とともに胃の機能(胃を膨らませて食べ物を溜める働きや、消化液の分泌量)自体が低下することもあります。まずは1回の食事量を見直してみてください。

まとめ:胃の働きを良くして快適な毎日を取り戻そう!

いかがでしたでしょうか。最後に、胃の働きを良くするための重要なポイントを振り返ります。

・胃もたれ・痛みの原因は「自律神経の乱れ」「食生活」「機能性ディスペプシア」の可能性が高い
・食事は「一口30回」よく噛み、腹八分目を守る
・就寝の3時間前には夕食を終わらせ、胃を休ませる
・1日20分のウォーキングなど、適度な運動と睡眠で自律神経を整える
・長引く不調や激しい痛み、黒い便などの異常があれば、迷わず消化器内科を受診する

胃の不調は、あなたの体からの「少し無理をしているよ、休んでね」という大切なサインです。まずは今日の食事を**「スマホを見ずに、いつもよりよく噛んで味わって食べる」**ことから始めてみませんか?そして、もし不安な症状が数日続いているなら、明日、近所の消化器内科を検索して受診予約を取ってみましょう。専門医に相談して不安を解消することも、胃腸を元気にする大きな一歩になります。無理をせず、ご自身の体と優しく向き合ってあげてくださいね。

胃の働きを内側から整える「鍼灸治療」が自律神経に効く理由

胃もたれや機能性ディスペプシアの根本原因である「自律神経の乱れ」には、東洋医学に基づく鍼灸治療が非常に有効です。鍼の刺激は脳に伝わり、副交感神経を優位にすることで、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を正常化させます。また、胃の働きを助ける「足三里(あしさんり)」などのツボを刺激することで、消化管の血流が促進され、弱った胃の修復を早める効果が期待できます。セルフケアや食事制限だけでは改善しにくい慢性的な不調こそ、鍼灸で体の内側から整え、健やかな胃腸を取り戻しましょう。

当院で患者様の治療実績はこちらから

患者様の声  機能性ディスペプシア(過敏性腸症候群)】
「腹部の膨満感とみぞおちの不快感がとれない」
43歳女性  千葉県在住

私は、腹部の膨満感と鳩尾の不快感が取れず、約1年、処方薬や市販薬を飲む日々を送っていました。その上、夜の寝つきも悪く、朝は胃がムカムカして起床するなど、ついには、心療内科を受診し、余儀なく通院していました。ある日、インターネットで何か改善する方法はないものかと調べていると、鍼灸院コモラボにたどりついたのです。そのころの私は、薬を飲むことよりも、根本的に治したい!と思っていましたので、ぜひとも、治療をしていただきたいと思っていましたが、無職の私にとって、治療費や交通費を長期間払うことに少々抵抗はあったのですが、家族から「元気になるのだったら行っておいでよ」と言ってもらい、思い切って訪ねました。通院して約3ヶ月ですが、その間、体調に波がありました。でも、これも、初日に先生から伺っていた通りでした。ぶり返しに屈せず、先生方の的確なアドバイスに従い、家でもローラー鍼やお灸は欠かさず行っています。お陰様で、今は、徐々に体調の良い時間が長くなっていることを実感しています。次は、お仕事を再開しようと目標を持つまでに心身ともに回復してきました。毎度、先生方やスタッフさんのきめ細やかなケアで、安心して通院しております。ほんとうに、ありがとうございます。引き続き、お世話になりますが、よろしくお願いいたします。

※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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