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【即効性】生理の吐き気に効くツボ4選!痛みを和らげる正しい押し方と原因
公開日:2022年11月05日
更新日:2026年04月08日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
- 1 【結論】生理の吐き気・痛みに即効!おすすめのツボ4選
- 2 内関(ないかん):吐き気・ムカムカの特効ツボ
- 3 足三里(あしさんり):胃腸の不調を整える万能ツボ
- 4 三陰交(さんいんこう):生理痛・婦人科系の不調に
- 5 合谷(ごうこく):痛みと自律神経を和らげる
- 6 ツボ押しの効果を最大化する「正しいやり方」と注意点
- 7 そもそもなぜ?生理中に吐き気が起こる3つの原因
- 8 原因1:プロスタグランジンの過剰分泌
- 9 原因2:ホルモン変動による自律神経の乱れ(PMS)
- 10 原因3:空腹・貧血・鎮痛剤の副作用
- 11 ツボ押し以外で吐き気・生理痛を和らげる対策
- 12 よくある質問(FAQ)
- 13 まとめ:ツボ押しで生理の吐き気を和らげよう
- 14 生理中の吐き気・痛みを鍼灸で改善!自律神経を整えるツボと対処法
- 15 当院で患者様の治療実績はこちらから
- 16 関連する記事

毎月やってくる生理。下腹部の痛みだけでも辛いのに、「胃がムカムカする」「吐き気で食欲がない」といった症状が重なると、本当に不安になりますよね。仕事や家事にも集中できず、鎮痛剤を飲むのさえためらってしまう方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、生理中の辛い吐き気には「内関(ないかん)」や「三陰交(さんいんこう)」などのツボ押しが非常に効果的です。この記事では、生理に伴う吐き気や痛みを和らげる具体的なツボの場所と、症状が起こる原因、今日からできるセルフケアについて網羅的に解説します。この記事を読むことで、薬に頼りきりになる不安から抜け出し、自分で症状をコントロールする術を身につけることができます。
【結論】生理の吐き気・痛みに即効!おすすめのツボ4選
生理中の吐き気や胃のムカムカを感じたら、まずは以下の4つのツボを試してみてください。場所を選ばず、手軽に症状を和らげることができます。
内関(ないかん):吐き気・ムカムカの特効ツボ

内関は、胃の不快感や吐き気、乗り物酔いなどを鎮める代表的なツボです。自律神経を整え、ストレスからくる胸のつかえを和らげる効果もあります。
・場所:手のひらを上に向け、手首の曲がりじわの真ん中から、ひじに向かって「指3本分(人差し指〜薬指)」下がったところ。2本の筋の間にあります。
・押し方:親指の腹を当て、息を吐きながら「痛気持ちいい」強さで3〜5秒ほど、じわーっと沈み込むように押します。これを5回ほど繰り返しましょう。
足三里(あしさんり):胃腸の不調を整える万能ツボ

足三里は、胃腸の働きを活発にし、消化不良や重だるい吐き気を改善するツボです。病気予防や疲労回復にも使われる有名なツボです。
・場所:ひざのお皿の外側にあるくぼみから、足首に向かって「指4本分」下がったところの、すねの骨の外側にあります。
・押し方:両手の親指を重ねて当て、脚の中心に向かって押し込むように刺激します。吐き気で食欲がない時や、胃もたれを感じる時におすすめです。
三陰交(さんいんこう):生理痛・婦人科系の不調に

三陰交は「女性のツボ」とも呼ばれ、生理痛、冷え性、ホルモンバランスの乱れなど、婦人科系の不調全般にアプローチします。骨盤内の血流を良くすることで、全身の巡りをサポートします。
・場所:足の内くるぶしの最も高いところから、ひざに向かって「指4本分」上がったところ。すねの骨のキワにあります。
・押し方:親指で骨の内側に押し込むように、円を描きながら優しくマッサージします。冷えが強い場合は、市販のお灸で温めるのも非常に効果的です。
合谷(ごうこく):痛みと自律神経を和らげる

合谷は全身の痛みを和らげる「万能のツボ」として知られています。生理痛の緩和だけでなく、精神的なストレスやイライラを軽減する効果も期待できます。
・場所:手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる付け根のくぼみ。人差し指の骨のキワ寄りにあります。
・押し方:反対の手の親指で、人差し指の骨の下に潜り込ませるように、少し強めに押し込みます。ズーンと響く感覚があれば正解です。
ツボ押しの効果を最大化する「正しいやり方」と注意点
せっかくツボを押すなら、効果を最大限に引き出したいですよね。間違った押し方をすると逆効果になることもあるため、以下のポイントを押さえておきましょう。
呼吸に合わせて「痛気持ちいい」強さで
ツボ押しは、力任せにグイグイ押すのはNGです。筋肉が緊張してしまい、効果が半減してしまいます。
・息を細く長く吐きながら押す(副交感神経が優位になりリラックスできます)
・息を吸いながらゆっくり力を抜く
・「少し痛いけれど気持ちがいい」と感じる力加減をキープする
ツボ押しを避けるべきタイミング
体調や状況によっては、ツボ押しをお休みした方が良い場合があります。
・食後30分以内や飲酒後(消化不良や血行が良くなりすぎる原因に)
・発熱している時や、極度の疲労状態の時
・ツボの周辺にケガや炎症がある時
そもそもなぜ?生理中に吐き気が起こる3つの原因

「生理痛はお腹が痛くなるだけじゃないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。生理中に吐き気が伴うのには、医学的な理由がしっかりと存在します。
原因1:プロスタグランジンの過剰分泌
生理中の吐き気の最大の原因は、「プロスタグランジン」という物質の働きによるものです。プロスタグランジンは、不要になった子宮内膜を血液とともに体外へ押し出すため、子宮を収縮させる役割を持っています。しかし、この物質の分泌量が多すぎると、**子宮だけでなく胃や腸の筋肉まで収縮させてしまいます。**これが、胃のムカムカや吐き気、下痢を引き起こす直接的な原因となります。
原因2:ホルモン変動による自律神経の乱れ(PMS)
生理前から生理中にかけては、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌量が急激に変化します。このホルモンバランスの波は、脳の視床下部に影響を与え、自律神経の働きを乱れさせます。**自律神経が乱れると胃腸の働きが低下し、吐き気やめまい、だるさといった全身の不調(PMS症状)**として現れやすくなります。
原因3:空腹・貧血・鎮痛剤の副作用
意外と見落としがちなのが、生活習慣や薬の影響です。
・空腹:生理中は胃腸の働きが落ちるため、空腹状態が続くと胃酸の影響で吐き気が強まることがあります。
・貧血:経血量が多い場合、脳への血流が不足し「脳貧血」を起こして吐き気を感じることがあります。
・鎮痛剤の副作用:痛みを抑える薬(NSAIDsなど)は胃の粘膜を荒らしやすく、空腹時に服用すると吐き気や胃痛の原因になります。
ツボ押し以外で吐き気・生理痛を和らげる対策

ツボ押しと併せて日常的なケアを取り入れることで、生理期間をさらに快適に過ごすことができます。
体を芯から温めて血流を改善する
体が冷えると血流が悪くなり、痛みの原因であるプロスタグランジンが骨盤内に滞ってしまいます。
・ホッカイロを活用する:おへその下や腰、仙骨(お尻の割れ目のすぐ上)に貼るのが効果的です。
・温かい飲み物を選ぶ:白湯やノンカフェインのハーブティー(カモミールやジンジャーなど)で体の内側から温めましょう。
消化の良いものを少しずつ食べる
吐き気で食欲がない時でも、完全に食事を抜くのは逆効果です。胃を空っぽにせず、負担の少ないものを口にしましょう。
・おかゆ、うどん、すりおろしりんご、ゼリー飲料など
・一度にたくさん食べず、数回に分けて少しずつ食べる
鎮痛剤は「痛くなる前」に、胃薬と併用する
鎮痛剤は「痛みが我慢できなくなってから」飲むのではなく、「痛みや不調の予兆を感じたタイミング」で飲むのが正解です。プロスタグランジンが作られるのを初期段階で抑えられます。また、薬による吐き気が心配な方は、食後に服用するか、胃の粘膜を保護する成分が入った薬を選ぶと良いでしょう。
よくある質問(FAQ)

読者の皆様からよく寄せられる、生理と吐き気に関する疑問にお答えします。
Q1. 吐き気が強くて薬も水も飲めない時はどうすればいいですか?
A. まずは無理に飲もうとせず、横になって安静にしてください。今回ご紹介した**「内関」のツボ**をゆっくり押し、深呼吸を繰り返しましょう。少し落ち着いてきたら、氷を舐めるなどして水分を少しずつ補給してください。
Q2. ツボ押しグッズは使った方がいいですか?
A. 市販のツボ押しグッズを使っても構いませんが、力加減が難しく、強く押しすぎてしまうことがあります。まずは自分の指の腹を使い、状態を確認しながら優しくケアすることをおすすめします。
Q3. 吐き気だけでなく、激しい痛みやめまいもあります。我慢するしかないですか?
A. **決して我慢しないでください。**日常生活に支障をきたすほどの重い生理痛や吐き気、めまいは「月経困難症」や「子宮内膜症」などの病気が隠れているサインかもしれません。 症状が毎月続く場合や、市販薬が効かない場合は、**放置せずに必ず早めに婦人科・専門医へ相談してください。**低用量ピルや漢方薬など、体質に合わせた適切な治療法が見つかります。
まとめ:ツボ押しで生理の吐き気を和らげよう
いかがでしたでしょうか。生理中に起こる吐き気は、決して気のせいではなく、ホルモンや自律神経の変動による身体のSOSサインです。この記事の重要なポイントを振り返ります。
・吐き気やムカムカには**「内関」「足三里」、痛みの緩和には「三陰交」「合谷」**のツボが有効。
・ツボは深呼吸に合わせて、「痛気持ちいい」強さで優しく押すこと。
・吐き気の主な原因は「プロスタグランジンの過剰分泌」や「自律神経の乱れ」。
・体を温め、消化の良いものを食べ、空腹や冷えを避けることが大切。
・症状が重い場合は自己判断せず、早めに婦人科を受診すること。
【明日から実践できるネクストアクション】
まずは今すぐ、手首にある**「内関」のツボ**を探して、深呼吸しながら5回ゆっくり押してみてください。そして、次の生理に備えてお腹を温めるカイロや、ノンカフェインの温かいお茶を準備しておきましょう。自分の身体の仕組みを知り、正しいケアを取り入れることで、憂鬱な生理期間は必ず楽になります。無理をせず、ご自身の身体を一番に労わってあげてくださいね。
生理中の吐き気・痛みを鍼灸で改善!自律神経を整えるツボと対処法
生理中の吐き気や痛みは、ホルモンバランスの乱れや自律神経の不調が深く関わっています。これらに対して鍼灸治療は、血流を促進し、内臓の働きを整えることで高い改善効果を発揮します。記事で紹介した「内関」や「三陰交」などのツボ刺激は、自宅でできる有効なセルフケアですが、症状が重い場合はプロの鍼灸師による施術も検討しましょう。心身の緊張を解きほぐし、体質から見直すことで、生理トラブルに振り回されない快適な生活を目指せます。辛い症状を我慢せず、多角的なケアを取り入れることが大切です。
当院で患者様の治療実績はこちらから

【患者様の声 神経性嘔吐症】
「腹部の膨満感とみぞおちの不快感がとれない」
18歳女性 埼玉県在住
鍼灸治療自体が初めてだったのですが、先生のとても丁寧な対応、そして私の症状の原因などすごくわかりやすく説明していただきました。今まで、色んな病院に行き、全く原因が分からないままだったので、自律神経から来るものだとはっきり教えていただき、すごくモヤモヤしていた部分が少し楽になりました。「絶対に治ります」という先生方の強いお言葉に、すごく励まされました。月日が経つにつれ、受診を重ねていくと、食欲不振が少しずつ改善され、喉の閉塞感や胃痛も感じにくくなりました。初診から4か月目くらいには、一人で(今まではパニックになるので母が付き添っていた)電車に乗り、学校や塾に行き、狭い空間でも平気になりました。私は、高校3年生だったので、受験を控えていました。高三の春頃に一番症状が悪化していたこともあり、この頃は本当に高校もやめてしまわなければならないかと思うくらいでした。なので、大学進学さえもほぼあきらめていました。ですが、先生方のおかげで、受験できるまで回復することができました。無事、自分の行きたい大学に合格し、本当に先生方、スタッフの方には感謝しています。今、私と同じように自律神経からくる症状で悩んでいる方々も、先生方を信じてがんばって下さい。絶対治ります!
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

[参考]
※1 漢方の基礎知識 / 飯塚病院 漢方診療科
https://aih-net.com/kanpo/user/knowledge/kiketsusui.html
※2 瘀血って、なに?/ イスクラ冠元顆粒
※3月経前症候群(PMS)とは?/ 産科婦人科学会
https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=13

鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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