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【専門家監修】「不眠症が一生治らない」と悩む方への知恵袋
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2022年10月30日
更新日:2024年09月13日
目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
治らない不眠症でお悩みの方に適切なアドバイス
「薬を飲んでも不眠症や睡眠障害が治らない」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
不眠症を治すためには体質とともに睡眠衛生を改善することが重要になります。この睡眠衛生とは質の良い睡眠を得るための行動や環境を整える指導になります。
睡眠衛生には浅い眠りを改善、深い睡眠を得る方法があるため改善項目の数によって実は不眠症のセルフチェックにもなります。
今回は「【専門家監修】「不眠症が一生治らない」と悩む方への知恵袋」と題して睡眠衛生のポイント、さらに不眠症に有効な鍼灸について解説します。
睡眠衛生が乱れると睡眠薬の多剤につながる
睡眠衛生とは簡単に説明すると「睡眠をとるための環境が整っているか」となります。
不眠症状を訴える方に共通していえることは不適切な睡眠衛生が常態化しているということです。
その他にも生活習慣の乱れなども睡眠衛生の悪化につながっていると考えられています。
これにより懸念されるのが本来であれば睡眠衛生を改善するだけで不眠症が完治するものが睡眠薬の服用、とくに多剤服用へと向かわせてしまうことです。
安易な薬物の服用と不眠症の慢性化を防ぐためには適切な睡眠衛生の管理が重要になります。※1
眠れないことが強い不眠症状を引き起こす
さらに不眠は強い不眠症状を引き起こすことがあります。
多くの不眠の方が「布団に入ったが眠れず、眠れないことがストレスでどんどん眠れなくなる」という経験を訴えます。
このような布団の中に入ってもなかなか寝付くことができず、不安を感じながら布団の中で過ごす状態を“過覚醒不眠”と呼びます。
布団の中で鬱々とした不安を繰り返すことで「布団に入ると頭が覚醒する」という記憶が脳に形成されてしまい睡眠の妨害になってしまいます。※2
脳の働きであるホルモン調整が高まりすぎている
また、この過覚醒不眠が形成される要因に脳のホルモン調整の機能異常が関係していると考えられます。
過覚醒不眠も含め不眠症患者は健常人と比較して24時間(特に午後と夜間前半)における副腎皮質刺激ホルモンとコルチゾール(血糖値をあげて身体を興奮させる)の分泌が亢進しており身体が興奮しやすい状態にあると考えられています。このホルモンによる興奮が不眠症が起こる一つの要因になります。
また不眠症患者は睡眠時および覚醒時の大脳においても糖代謝低下が減弱(糖代謝が下がらない)するため脳が休まらず入眠障害が起こると考えらえます。
睡眠衛生に一番かかせないのが生活リズム
睡眠に一番重要なのが生活のリズムです。
具体的にいうと自律神経のリズムを整えるということになります。
睡眠を促すときに必要なのが自律神経の中でも副交感神経になります。
この副交感神経が就寝時に高まるようにするためには太陽が出ている日中は交感神経を高めて活発に身体を動かすのが必要です。
それにより日が暮れると同時に交感神経の高まりが下がり、逆に副交感神経が高まります。
この一連の動きはつながっているため、就寝時のときだけリズムを変えようとしても上手くいきません。
改善のためには朝はしっかりと起きて太陽の光を浴びて活動することが大切です。日中の生活のリズムの合算、精算が睡眠に影響することを意識しましょう。
不眠症に効くツボ
【不眠症に効くツボ】
・失眠(しつみん)・・・足の裏側、かかとの中央にある少しくぼんだ場所。
【ツボマッサージのポイント】
ゴルフボールなど硬いものを床に置き、イスに座ったり立った状態で踵のツボの周囲をグリグリと押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
これを左右で3セット行います。
不眠症でお悩みなら当院の鍼灸治療で改善できます
鍼灸治療は寝付きが悪い、眠りが浅いといった睡眠障害や不眠症の方に効果的です。
また鍼灸治療は睡眠薬の減薬や断薬にもつながります。漫然とした睡眠薬の服用は「飲まないと眠れない」という精神的な依存にもつながります。
ぜひ、不眠症や睡眠障害があり睡眠薬の服用に悩みがある方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
[その他のおすすめの記事]
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寝汗がひどいと不眠が起こりやすい
[参考]
※1 快眠と生活習慣 / 厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html
※2 過覚醒 / 厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-009.html
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鍼灸院コモラボ院長
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鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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