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ブレインフォグのセルフチェックとツボマッサージの治し方
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2022年10月29日
更新日:2024年09月19日
目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
ブレインフォグでお悩みの方に適切なアドバイス
「サプリを飲んでも改善しない」
「頭を冷やしてもスッキリしない」
「うつ症状が出ている」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
これらの症状は脳の疲労によって起きており、ブレインフォグと呼びます。
また症状は脳の疲労感だけでなく自律神経を伴う全身症状が出てくるとされています。
ブレインフォグが増えている肺経にはモニター画面を使った頭を使う作業が増えたことが要因にあります。
今回は「ブレインフォグのセルフチェックとツボマッサージの治し方」と題してブレインフォグが起こる原因と鍼灸治療の有効性を解説します。
頭に霧がかかったような症状がでたらブレインフォグ
頭の中に霧やモヤがかかったようにぼんやりしたり、頭がぼーっとしてしまう症状をブレインフォグといいます。
ブレインフォグになると物事の思考や集中することが困難になります。
強いブレインフォグになると記憶障害や集中力の極度の低下がみられ生活に支障を及ぼすまでになります。
それらの症状を引き起こす原因にうつ症状など精神的なストレスに関わる様々な環境要因が考えられています。
しかし、ブレインフォグが発症する仕組みなどは未だはっきりと解明されていません。
集中力の低下や思考の停止などが顕著になると仕事や勉強でミスがおこり社会的な影響が強まります。※1
ブレインフォグは病気ではなく症状のため診断が難しい
ブレインフォグは、医学用語として定義されているわけではなく、「脳に霧がかかったような状態」という症状と考えられています。
そのため診断するための正式な検査がないためブレインフォグは発見されにくいものとされています。
しかし、検査で引っかからなくても自覚症状でブレインフォグがある場合は脳に疲労が溜まっている状態であり、脳以外の身体のどこかが正常に機能していないと考えられます。ブレインフォグは様々な自律神経症状を引き起こす前触れとして考えられるため、起こった場合は早めに脳の疲労を完治させることが重要です。
ブレインフォグを調べるチェックリスト
ブレインフォグかどうかのセルフチェック項目を記載しました。
5個以上あったらブレインフォグの可能性があります。
・集中しようとするほど、頭がぼんやりしてしまう
・相手の話が入ってこない スムーズな会話ができない
・物事を開始する、行動するのに時間がかかる
・マルチタスクができない(複数の作業を同時にこなせない)
・考えごとをしていても、情報が散らばってまとまらない
・頭がスッキリ冴えない
・頭の中で記憶の焦点を合わせることが難しい
・物事を覚えたり、思い出したりすることが難しい
・考えるのが遅くなった
・良い言葉が思いつかない
・空間移動ができない
※2
※ブレインフォグでは他にも「頭頂部が熱い」といううつ熱が出ることもあります。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
ブレインフォグの治し方は質の高い睡眠をとること
ブレインフォグが起こる原因は、脳に対する継続的なストレスや慢性疲労、睡眠不足や自律神経の乱れ(メンタルの不調)などが考えられます。
そのため、食事や睡眠を含めた生活習慣を見直しブレインフォグの原因である全身の慢性疲労を完治し脳の回復を促していくことが大切です。
また様々な環境において脳に過度な疲労やストレスをかけない生活を心がけることが大切です。
ブレインフォグの症状の中で最も多い「思考力の低下、集中力の低下」はこれら疲労やストレスによる自律神経の働きの低下により発症していると考えられています。※3
【改善例&効果の高いツボ 】頭がモヤモヤして働かない(30代男性)
【治療の体験者&改善例 】
30代男性で「半年前から仕事をしていても頭がモヤモヤして働かない」との訴えでご来院されました。
当院にご来院される前には脳神経外科にて頭部の画像検査などを受けていましたが、とくに異常がない状態でした。
当院では東洋医学的な問診と検査によってこの頭の不調の原因を「体質」でお調べしました。
この患者様の問診ではブレインフォグの症状以外に頭痛、めまい、睡眠障害、食欲不振などの自律神経失調症の症状も起こっていることがわかりました。
そのため当院ではブレインフォグだけでなくこれらの自律神経失調症の症状も完治できる東洋医学に基づく鍼灸で改善を促す治療を行いました。
【主に利用したツボ】
・上星(じょうせい)・・・顔の真ん中の線上で、前髪の生え際から2cm位後ろの圧痛部。
※他にも頭をリラックスさせるツボを解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
悪化すると脳過敏症候群に進行するため早めの改善が重要です
このようなブレインフォグ(脳疲労)は悪化すると「耳鳴り、頭がキーンする(頭鳴り)、めまい、不眠、不安」といった症状を引き起こす脳過敏症候群に進行する可能性があります。
脳過敏症候群は元々偏頭痛に対する頭痛薬の使用過多によって起こるものとされていましたが、最近では脳疲労によっても発症すると考えられています。
そのため慢性的な脳疲労になっている方は脳過敏症候群への悪化を予防するためにも早期に改善することが重要です。
※脳過敏症候群については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
ブレインフォグは当院の東洋医学の鍼灸治療で治ります
脳疲労はうつ症状、頭痛、睡眠障害、めまいなどの全身に及ぶ精神的な症状も伴います。
放置しておくと悪化してうつ病や不眠症などが発生する可能性もあります。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
関連する記事
朝にやる気が起きない不調には鍼灸
脳をリラックスさせる鍼灸のツボ
[参考]
※1 【ブレインフォグとは?どんな症状、治療法があるのか解説します】/ たわらクリニック
https://www.tawara-clinic.com/blog/100/
※2 ブレインフォグとは?症状や原因、治療法について / ブレインクリニック
https://tokyo-brain.clinic/others/tms/6211
※3 ブレインフォグの原因と対策 / 東京原宿クリニック
https://th-clinic.com/2021/10/09/brainfog/
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
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東洋医学に基づく鍼灸院です。
睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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