非定型歯痛（非歯原性歯痛）

精神的ストレスが原因で、カテコールアミンという体を興奮させるホルモンが血液中に増大することで、歯の周囲の血管が充血し痛みが起こると考えられています。

東洋医学のツボを利用した鍼灸をすることで非定型歯痛の原因であるカテコールアミンの分泌を抑えることができます。また根本的な原因である蓄積されたストレスも鍼灸で解消できるため歯痛の改善と予防が可能です。

頭皮には歯痛の原因である脳の過剰な興奮を鎮めるツボが点在しています。これらのツボに鍼灸で刺激することで脳の興奮が鎮まり歯痛が改善されます。また頭皮の鍼刺激はセロトニンやドーパミンなど脳をリラックスさせるホルモンの分泌も促すため歯痛の予防にもつながります。

非定型歯痛の中でも筋緊張によって起こる歯痛を筋・筋膜性歯痛といいます。この筋・筋膜性歯痛の場合は原因となる首や肩の筋肉に対して的確に鍼灸刺激を与えることで歯痛が解消されます。