PANIC DISORDER

パニック障害

こんな症状でお悩みではありませんか

  • バクバク、ドキドキと動悸が起こる
  • 急に大量の汗が出る
  • 呼吸が浅くなり息苦しくなる
  • めまいが起こる
  • ソワソワしたり胸が苦しくなる

パニック障害では前触れなく強い不安や恐怖が訪れ、手足の震え、吐き気、発汗、動悸やめまい、窒息感などがパニック発作として起こります。自分では症状をコントロールすることが難しく生活に支障をきたす心理的な病気です。パニック障害にかかると、発作が起こりやすいエレベーターや電車、人混みなどを避けようとして外出することができなくなり、通勤や登校など、社会生活を送ることができなくなる方も少なくありません。しかし、パニック障害は重篤な症状にも関わらず、発作は短時間で改善し、医療機関で検査を受けても異常が見つかりません。検査しても身体に異常ない場合はパニック障害が疑われます。

パニック障害について

自律神経の働きについて

パニック障害の原因

  • 過労やストレス

    最初にパニック発作が起こる原因は過労や強いストレスといわれています。強いストレスを感じると脳の神経伝達物質であるノルアドレナリン増加し、脳神経が過剰に興奮します。この興奮によってストレスに対する防衛反応として強い動悸や呼吸困難などが起こるとされています。さらにノルアドレナリンの増加を鎮めようと別の神経伝達物質であるセロトニンが減少します。このセロトニンの量が変動する時に精神が不安定になりパニック発作につながります。

  • 脳内の神経伝達物質の機能低下

    人間の感情や知覚、運動、自律神経の働きは脳の神経回路や神経細胞、その間を情報が行き来することで生じると考えられています。一度パニック発作が起きると、不安を抑える神経回路誤作動が生じ、パニック障害を繰り返すことになります。

  • 遺伝

    パニック障害を発症している一等親の血縁者がいる場合は、いない人に比べてパニック障害になる可能性が高いというデータがあります。さらに一等親の血縁者が20歳未満で発症している場合は、さらに発症率が上がると報告されています。

パニック障害のセルフチェック

症状
1 動悸を感じる
2 息切れ感・息苦しさを感じる
3 喉が詰まる感じ(窒息感)がある
4 胸部の不快感や胸痛を感じる
5 死ぬのではないかという恐怖を感じる
6 めまい・ふらつき・気が遠のく感じがある
7 周りが現実で無い感じ・自分自身の体から離れる感じがある
8 コントロールを失ったり、気が狂うのではないかという恐怖がある
9 身体が冷く感じたり、熱く感じたりする
10 腹部の不快感や嘔気を感じる
合計
  • 0~6点・・・パニック障害の症状があり注意が必要です。
  • 7~15点・・・強いパニック障害の症状があるため治療が必要です。
  • 16~30点・・・パニック障害が慢性化する恐れがあるため積極的な治療が必要です。

上記のセルフチェックで7点以上あれば鍼灸治療の対象です。

パニック障害を改善させるためのポイント

自律神経の働きについて

蓄積された過労やストレスを解消させる

パニック障害の引き金であるノルアドレナリンの過剰な分泌過労やストレスによって引き起こされます。そのためパニック障害を改善させるためには体に蓄積された疲労やストレスを解消させることが重要です。

脳の疲労を解消させて神経伝達物質の働きを高める

パニック障害は脳の神経伝達物質の働きが低下することで起こるとされています。この機能低下が起こる原因には脳疲労(脳の疲れ)が関係しているとされています。この脳の疲労を解消させるには質の高い睡眠をとることが重要です。

体の緊張をとりのぞき交感神経の興奮を抑制させる

パニック障害の原因には交感神経の興奮も関係しています。とくに首や肩の緊張(肩こり)などは交感神経の興奮を高めてパニック障害を起こすトリガーになります。そのため首や肩などの筋緊張を緩めることもパニック障害の改善につながります。

パニック障害に対する当院の鍼灸治療

自律神経の働きについて
  1. 1

    頭皮への鍼灸治療で脳の神経伝達物質の働きを正常化

    頭皮脳の働きに対して神経反射を起こすツボ(反応点)が多くあります。このツボ(反応点)を鍼灸で刺激することで脳の神経伝達物質の働きを正常化することができます。西洋医学ではこの脳の興奮に対して抗不安薬、抗うつ薬などを処方しますが副作用や依存性の危険があるため注意が必要です。しかし、当院の鍼灸であれば副作用や依存性もなくノルアドレナリンやセロトニンの分泌を調整することができます。

  2. 2

    東洋医学のツボを利用した鍼灸で疲労やストレスを解消させる

    パニック障害は強いストレスや疲労が引き金となって起こります。この根本的な原因である体に蓄積されたストレスや疲労東洋医学に基づく鍼灸治療で解消することができます。東洋医学のツボを利用することで鍼灸の効果を最大限に引き出すことができます。

  3. 3

    鍼灸で首や肩の緊張を解消させ交感神経の興奮を鎮静させる

    パニック障害を起こす原因には首や肩の筋緊張(肩こりや首こり)による交感神経の興奮も関係があります。そのため脳の神経伝達物質の調整だけでなく交感神経の興奮も鎮静させることでパニック障害の改善が高まります。鍼灸治療は筋緊張の緩和と自律神経の調整にも効果があるためパニック障害の改善にも効果があります。

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受ける前になるべく疑問や不安に思っていることは解消しておきたいものですよね。
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