BZ EYE SYNDROME

ベンゾジアゼピン眼症

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 目を開けたくても開けられない
  • まばたきの回数が増えている
  • 光がまぶしく感じる
  • 目がピクピクとけいれんする

ベンゾジアゼピン(BZ)系薬剤の長期服用により視覚にかかわる脳の機能が乱れる薬害のことをベンゾジアゼピン眼症といいます。ベンゾジアゼピン系の薬剤による薬害の症状には眼瞼けいれん、まぶしさ、眼痛、霧視等の症状が起こるとされています。ベンゾジアゼピン眼症は広く認知されておらず、症状があるにも関わらず、ベンゾジアゼピン系薬剤の服用を継続しているケースも多いとされています。

ベンゾジアゼピン眼症について

自律神経の働きについて

ベンゾジアゼピン眼症が起こる原因

  • 抑制されていた脳の興奮が高まる

    ベンゾジアゼピン系薬剤は脳の興奮を抑える働きがあり、GABAの神経受容体を刺激して眼瞼けいれんを止める効果があります。ところが薬の長期的な服用や急な断薬などをすることによって、いままでけいれんを止めていた神経受容体への刺激が急激に減ってしまい、結果的に眼筋の反射が過剰に促進され、眼瞼けいれんが起きるようになります。

  • 減薬や断薬に対する不安

    ベンゾジアゼピン系の薬を服用している方の多くは不安感が強く薬の減薬や断薬に抵抗があります。そのため減薬や断薬を行うことで「離脱症状や依存性」に対する精神的な不安が高まり自律神経系の不調が起こるようになります。その中でもベンゾジアゼピン眼症(目のけいれんなど)は比較的起こりやすい傾向にあります。

  • 自律神経失調症が助長する

    ベンゾジアゼピン系の薬剤を服用している方はもともと自律神経失調症で悩まれている方が多く心身が不安定な状態です。そのため減薬や断薬をすることで離脱症状でなくても自律神経系の機能に異常が起こることがあります。その中でも目のけいれん、顔面のけいれんなどのベンゾジアゼピン眼症は自律神経失調症の方で起こるとされています。

ベンゾジアゼピン眼症の
セルフチェック

症状
1 目を開けたくても容易に開けられない
2 まばたきが増えている
3 まばたきのリズムがおかしい
4 光がまぶしく感じる
5 光で目が痛く感じる
6 目の周りに強い不快感を感じる
7 目がピクピクとけいれんすることがある
8 顔面部にピクピクとけいれんを感じる
9 不安や抑うつを感じることがある
10 不眠や睡眠障害がある
合計
  • 0~6点・・・ベンゾジアゼピン眼症の症状があるため注意が必要です。
  • 7~15点・・・強いベンゾジアゼピン眼症の症状があるため治療が必要です。
  • 16~30点・・・ベンゾジアゼピン眼症の症状が慢性化する恐れがあるため積極的な治療が必要です。

上記のセルフチェックで6点以上あれば鍼灸治療の対象です。

ベンゾジアゼピン眼症を
改善させるための
ポイント

脳の過剰な興奮を鎮静させる

ベンゾジアゼピン眼症が起こる一番の原因は離脱症状による脳の過剰な興奮です。この脳の過剰な興奮を鎮めるためには抑制させる働きのある神経を正常に回復させ脳の興奮を鎮めることが重要です。

自律神経の働きを正常化させる

ベンゾジアゼピン眼症は薬害による体の反応だけでなく、精神的な不安感やストレスも関係しています。この不安やストレスが高まることで交感神経が過剰に働き、目のけいれんなどの不調を引き起こします。そのため自律神経(とくに交感神経)の過剰な反応を抑制させることもベンゾジアゼピン眼症を改善させるうえで重要です。

睡眠の質を高めて脳の興奮を鎮める

ベンゾジアゼピン系の薬剤を服用している方の多くは不眠症や睡眠障害などを患っており睡眠の質が低下しています。この睡眠の質が低下していることで脳の疲労が解消できず脳の興奮が起こりやすくベンゾジアゼピン眼症が発症しやすい状態です。そのため睡眠の質を高めて眠れるようにすることはベンゾジアゼピン眼症の改善には重要です。

ベンゾジアゼピン眼症に対する当院の鍼灸治療

  1. 1

    頭皮への鍼灸治療で直接脳の興奮を鎮める

    頭皮は脳の働きを改善させるための神経反射のツボ(反応点)が多くあります。このツボ(反応点)を鍼灸で刺激することで興奮した脳を鎮めることができます。それによりベンゾジアゼピン眼症の直接的な原因である神経受容体の機能低下を回復させ症状の改善と予防につなげます。

  2. 2

    東洋医学のツボを利用した鍼灸で不安や緊張を解消させる

    ベンゾジアゼピン眼症で悩まれる方の多くは目の不調の症状だけでなく、不安感や抑うつ感なども高まっている状態です。これらの不調は自律神経系の働きに誤作動を起こしベンゾジアゼピン眼症を悪化させる原因と考えられています。この精神的なストレスや不調を東洋医学のツボを利用した鍼灸で解消させることでベンゾジアゼピン眼症の改善と予防ができます。

  3. 3

    睡眠の質を高める鍼灸で脳の興奮を解消させる

    鍼灸の特徴的な効果に睡眠の質の向上があります。睡眠障害や不眠症は脳の疲労が解消されず脳が興奮してしまいベンゾジアゼピン眼症の症状を悪化させてしまいます。この問題に対して鍼灸治療は睡眠の質を高めることができ、質の高い睡眠がとれることによって脳の興奮を鎮めてベンゾジアゼピン眼症の改善につなげます

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受ける前になるべく疑問や不安に思っていることは解消しておきたいものですよね。
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