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舌がヒリヒリする|舌がピリピリする|舌痛症

舌がヒリヒリする|舌がピリピリする|舌痛症
公開日:2025年07月30日
更新日:2025年07月30日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

原因のわからない舌の痛みについて

舌痛症と診断を受けて治療をしたが、症状が改善されないかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
舌痛の原因が明らかで、その原因に伴って起きているものを「二次性の舌痛症」と呼ばれます。

「口腔内を見ても原因が見つからないと言われた」
「通常の治療はしたが舌の痛みは取れない」

このような原因のわからない舌痛症は「一次性の舌痛症」または「真正の舌痛症」といいます。
一般的に舌痛症とはこの「原因のわからない舌痛症」を指します。
今回は「舌がヒリヒリする|舌がピリピリする|舌痛症」と題して、舌痛症について詳しく解説します。

舌痛症と診断を受けて治療をしたが、症状が改善されないかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
舌痛の原因が明らかで、その原因に伴って起きているものを「二次性の舌痛症」と呼ばれます。

「口腔内を見ても原因が見つからないと言われた」
「通常の治療はしたが舌の痛みは取れない」

このような原因のわからない舌痛症は「一次性の舌痛症」または「真正の舌痛症」といいます。
一般的に舌痛症とはこの「原因のわからない舌痛症」を指します。
今回は「舌がヒリヒリする|舌がピリピリする|舌痛症」と題して、舌痛症について詳しく解説します。

なぜ舌痛症は原因不明なのか

・心身のストレス
・ホルモンの異常
・神経痛の一種
・口腔内の幻の痛み
・炎症の一種

以上のような様々なことが舌痛症の原因としていわれています。
しかし、未だ明確な病因は特定できていません。

・心身のストレス
・ホルモンの異常
・神経痛の一種
・口腔内の幻の痛み
・炎症の一種

以上のような様々なことが舌痛症の原因としていわれています。
しかし、未だ明確な病因は特定できていません。

舌痛症は神経障害性疼痛の一種

近年は、舌痛症の原因は「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)の神経痛の一種」と原因をとらえる考えが支持されています。
さらに神経のなかでも末梢神経だけではなく、中枢が大きく関与していると考えられています。
しかし、舌痛症の原因は一つに特定することはできず、一般的には個々の症例ごとに様々な原因が複合して影響しています。

舌痛症の6割は症状も多様性

最近の研究では舌痛症の約6割の方は単純に痛み以外に以下のような症状も起こります。

・味覚の異常
・口の乾燥感
・口腔内の異常感覚

このような症状の多様性は、複数の原因が併存していることの現れと考えられます。

舌痛症のチェックリスト

・舌、唇、上あごなど口の粘膜のヒリヒリ、ピリピリとした痛みが3~6か月続いている
・ 舌に痛みが出る器質的な病気が否定される(カンジダ症、口腔乾燥症、口腔がんなど)
・口腔粘膜疾患や、貧血など内科疾患、歯や被せ物の不具合などがない
・症状に変動性がある(朝より夕方や夜の方が悪い、日によって違う。場所も移動する)
・食事は摂取できる、寝ている間は気にならない、何かに熱中すると症状がまぎれる
・口の乾燥感がある
・苦いとか辛いなど味覚の障害がある
・口がザラザラ、ベトベト したり、渋柿の渋みなど、異常感覚がある
・アメやガムを口にすると和らぐ
・ビタミン剤、痛み止め、軟こう、うがい薬が効かない
・歯科治療がきっかけで発症した
・義歯や被せ物が合わない
・真面目で几帳面な性格である
・中高年の女性である

上記の項目で当てはまる数が多いほど舌痛症の可能性があります。

・舌、唇、上あごなど口の粘膜のヒリヒリ、ピリピリとした痛みが3~6か月続いている
・ 舌に痛みが出る器質的な病気が否定される(カンジダ症、口腔乾燥症、口腔がんなど)
・口腔粘膜疾患や、貧血など内科疾患、歯や被せ物の不具合などがない
・症状に変動性がある(朝より夕方や夜の方が悪い、日によって違う。場所も移動する)
・食事は摂取できる、寝ている間は気にならない、何かに熱中すると症状がまぎれる
・口の乾燥感がある
・苦いとか辛いなど味覚の障害がある
・口がザラザラ、ベトベト したり、渋柿の渋みなど、異常感覚がある
・アメやガムを口にすると和らぐ
・ビタミン剤、痛み止め、軟こう、うがい薬が効かない
・歯科治療がきっかけで発症した
・義歯や被せ物が合わない
・真面目で几帳面な性格である
・中高年の女性である

上記の項目で当てはまる数が多いほど舌痛症の可能性があります。

原因のわからない舌痛症は精神的なもの?

原因不明な舌の痛みは精神的なものなどと解釈されがちです。
しかし、実際は舌痛症の中でもうつ病など精神科疾患を患っていた方は2割程度です。
また舌痛症も重篤な症状の方は稀です。

原因不明な舌の痛みは精神的なものなどと解釈されがちです。
しかし、実際は舌痛症の中でもうつ病など精神科疾患を患っていた方は2割程度です。
また舌痛症も重篤な症状の方は稀です。

舌痛症は様々なきっかけで起こる

舌痛症について誤解されやすいので説明を追加します。
「歯医者さんに行ってから舌痛症が起きた」と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
しかし、あくまでも歯科治療は「舌痛症になるきっかけ」です。
なるべく歯科治療が「原因」だったというように結び付けないようにしてください。

患者様によくお聞きすると多くの方が同時期に以下のようなストレス環境であったと説明します。

・家事や仕事が忙しかった
・疲れがたまっていた
・風邪や病気になった
・睡眠不足が続いた

こういった心身の疲労や、体調不良、家庭や仕事でのストレス、なども舌痛症のきっかけになります。

病院における舌痛症の治療法

ここからは病院における舌痛症の治療を解説します。
以下の通りです。

ここからは病院における舌痛症の治療を解説します。
以下の通りです。

抗うつ薬による薬物療法

現在では舌痛症には、主に抗うつ薬が使用されています。
うつなど精神症状への効果ではなく、慢性的な痛み(慢性疼痛)そのものに対する効果をねらった方法です。

「口の症状に抗うつ薬を利用するのか」と強い抵抗感を抱く方が少なくありません。
しかし、抗うつ薬は腰痛などの慢性疼痛や片頭痛の予防薬としても広く用いられています。

舌痛症の原因で解説したように、舌痛症が神経痛の一種で、脳の機能のバランスが崩れることで起こります。
そのため理論的にも抗うつ薬の有効性と考えます。

抗うつ薬は7割の舌痛症に効果あり

服用を開始して抗うつ薬が合ってくると約7割の方が1カ月くらいで痛みが改善します。
さらに、その後も3~6カ月程度は、痛みや不快感のぶり返しがないよう服用を続けます。
症状が落ち着けば、徐々に減量し断薬することができます。

治療期間としては少なくとも半年間は必要です。
症状が強い方は1年程度は通院を継続します。
統計では薬を継続できれば7割の方は改善します。

カウンセリング

治療に入る際に舌痛症の説明にじっくり時間をかけることもあります。
この舌痛症に対する正しい理解は特に「歯の治療が原因」と考えている患者さんには重要な方法です。
患者様の中には舌痛症の説明を十分に理解するだけで「安心感から、帰りの電車の中で症状がよくなってしまった」と回復する方もおられるくらいです。

心のケアも舌痛症には重要

舌痛症は「食事が摂れない」、「夜も眠れない」といったことはまれです。
元気な方も多く、外見からほとんど判断できません。

そのため、周囲の方から、「気にしすぎ」、「メンタルの病気じゃないか」などと思われがちですが、 決してそうではありません。
病院では「何も異常はないといわれる」だけではなく、「家族や友達にも理解されない」ということで精神的にも辛い思いをされている方も少なくありません。

こういった心理的なストレスも舌痛症の改善を遅らせる要因であるため、しっかりと心のケアもすることが大切です。

当院で患者様の治療実績はこちらから

【患者様の声 舌痛症】
「舌がピリピリと痛む」
60歳女性  東京都在住

Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
舌がピリピリに痛く、口の中がネバネバしたり、歯ぐき がグラグラしたりする感じが続いてました。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
常に口の中の気持ち悪く、食事もつらく、何をしても 苦しい状態が続いてました。病院でも治らないと言われてつらかったです。

Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
初めの診察の時に自律神経の乱れを言われて、 口の状態も教えてもらいました。
また、「絶対に治ります」を初めて言われ嬉しかったです。
鍼を続けていくうち に口の中がだんだんと軽くなり、嫌な症状が消えて治りました。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
あきらめていたので本当にありがとうございます。
助けて頂きました。
これからもどうぞよろしくおねがいします。

他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

患者様の声 舌痛症】
「舌がピリピリと痛む」
60歳女性  東京都在住

Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
舌がピリピリに痛く、口の中がネバネバしたり、歯ぐき がグラグラしたりする感じが続いてました。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
常に口の中の気持ち悪く、食事もつらく、何をしても 苦しい状態が続いてました。病院でも治らないと言われてつらかったです。

Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
初めの診察の時に自律神経の乱れを言われて、 口の状態も教えてもらいました。
また、「絶対に治ります」を初めて言われ嬉しかったです。
鍼を続けていくうち に口の中がだんだんと軽くなり、嫌な症状が消えて治りました。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
あきらめていたので本当にありがとうございます。
助けて頂きました。
これからもどうぞよろしくおねがいします。

他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

舌痛症は鍼灸治療で改善できる

舌痛症は自律神経やホルモンの乱れによる身体の機能低下が原因です。
そのため西洋医学では薬物療法による対処療法が主流で根本的な改善はできません。

しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療は一人ひとりの体質を診断することで舌痛症の原因を各々の体質から発見し治療を施すことができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。



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