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食後に息苦しいときの対処法|自律神経が動悸とめまいを起こす

食後に息苦しいときの対処法|自律神経が動悸とめまいを起こす
公開日:2025年05月29日
更新日:2025年05月29日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

食後に起こる息苦しさの原因を解説します

「ご飯を食べた後に急に息苦しくなる」
「食後にめまいがするのは病気?」

このような食後に息苦しくなる原因には何があるのでしょうか。
実は頻繁にこの症状が起こる場合は病気が隠れているケースもあるため注意が必要です。

「ご飯を食べた後に急に息苦しくなる」
「食後にめまいがするのは病気?」

このような食後に息苦しくなる原因には何があるのでしょうか。
実は頻繁にこの症状が起こる場合は病気が隠れているケースもあるため注意が必要です。

食後は胃に血流が集中するため脳の血流が減少する

食後は生理反応として胃に血液が集中します。
この反応によって脳へいく血流が減少するため、息苦しさ、動悸、めまいが感じやすくなります。
息苦しさが一時的なもので、他に気になる症状がない場合は一旦様子を見ても大丈夫です。

食後は生理反応として胃に血液が集中します。
この反応によって脳へいく血流が減少するため、息苦しさ、動悸、めまいが感じやすくなります。
息苦しさが一時的なもので、他に気になる症状がない場合は一旦様子を見ても大丈夫です。

息苦しさが起きたときの対処法

食後に息苦しさが起きたときは以下のような対処法を行いましょう。

・窓を開けて室内に新鮮な空気を取り込む
・衣類をゆるめて呼吸をしやすくする
・楽な姿勢をとる

以上のような対処法を行ったうえで呼吸を整えていきましょう。
徐々に息苦しさが落ち着きやすくなります。

自律神経失調症や不整脈に要注意

ただし、以下のような症状が起きたときは要注意です。

・食後の息苦しさを何度も繰り返す
・食後に吐き気を伴う胸に痛みを伴う
・特定の食べ物を食べたときに不調が出る

このような症状がある場合は病気が隠れている可能性があります。
自律神経失調症や不整脈の可能性があります。
この不調を放置すると症状が悪化したり改善が遅れる危険があります。

ただし、以下のような症状が起きたときは要注意です。

・食後の息苦しさを何度も繰り返す
・食後に吐き気を伴う胸に痛みを伴う
・特定の食べ物を食べたときに不調が出る

このような症状がある場合は病気が隠れている可能性があります。
自律神経失調症や不整脈の可能性があります。
この不調を放置すると症状が悪化したり改善が遅れる危険があります。

治療をするべき目安

・食後の息苦しさが2~3日以上続く
・食後以外にも脈の乱れがある
・倦怠感がある
・吐き気がする

以上のような症状がある場合は治療を開始する目安となります。
心臓病や食物アレルギーといった病気が隠れている可能性もあるため一度医療機関での検査を受けましょう。

まずは内科で検査を受けましょう

食後の息苦しさの原因を調べるためにまずは内科で相談します。
医師には以下のようなことを要点として説明しましょう。
・どのようなときに息苦しさが起こるか
・どのくらいの時間息苦しさが続くか
・どのくらい前からその症状が起きているか
これらを説明しましょう。

注意すべき4つの原因疾患

食後の息苦しさは以下の4つが主な原因として考えられます。
・自律神経失調症
・不整脈
・食物アレルギー
・血糖値スパイク(隠れ糖尿病)

それぞれ詳しく症状を解説します。

食後の息苦しさは以下の4つが主な原因として考えられます。
・自律神経失調症
・不整脈
・食物アレルギー
・血糖値スパイク(隠れ糖尿病)

それぞれ詳しく症状を解説します。

自律神経失調症

全身の器官を制御している自律神経が乱れている状態を自律神経失調症といいます。
この乱れによって内臓や器官の働きに悪影響を与え、食後の息苦しさを起こすことがあります。
自律神経失調症はストレスや疲労の蓄積が主な原因です。
そのため常日頃から精神的な負担を抱えている方や睡眠不足な方は自律神経失調症の発症リスクが高いといえます。

全身の器官を制御している自律神経が乱れている状態を自律神経失調症といいます。
この乱れによって内臓や器官の働きに悪影響を与え、食後の息苦しさを起こすことがあります。
自律神経失調症はストレスや疲労の蓄積が主な原因です。
そのため常日頃から精神的な負担を抱えている方や睡眠不足な方は自律神経失調症の発症リスクが高いといえます。

自律神経失調症のセルフチェック

以下の症状が複数当てはまる場合は自律神経失調症の可能性があります。
・倦怠感
・めまい
・吐き気
・ほてり
・眠れない
・動悸
・残尿感
・手足のしびれ
・イライラする
・やる気が起きない
・憂うつ
・不安感

自分でできる自律神経失調症の対処法

自律神経失調症を改善するには生活のリズムを整えることが重要です。
生活習慣を見直すことで自律神経の働きが正常化しやすい方向に向かいます。
まずは「朝起きて活動して夜は同じ時間に眠る」という生活を心がけてください。
また自律神経失調症の方は食欲が落ちやすいですが1日3回きちんと同じ時間に食事を摂りつつ体力づくりも行いましょう。
これらのケアで改善が見られない場合は鍼灸治療をおすすめします。

不整脈

不整脈とは脈のリズムが乱れることを指します。
不整脈は高齢になるほど多く発症しますが、若い人でも起こります。
特に以下の3つに当てはまる方が起こりやすい傾向にあります。
・ストレスが多い人
・忙しい人
・眠りが浅い人

また不整脈は食後にも起こる場合もあります。
その場合は不整脈だけでなく息苦しさも同時に感じることがあります。
食後に起こる不整脈は心臓に問題がない自律神経系に関連したケースが多いです。
(自律神経の働きが乱れることで不整脈を発症します)

不整脈とは脈のリズムが乱れることを指します。
不整脈は高齢になるほど多く発症しますが、若い人でも起こります。
特に以下の3つに当てはまる方が起こりやすい傾向にあります。
・ストレスが多い人
・忙しい人
・眠りが浅い人

また不整脈は食後にも起こる場合もあります。
その場合は不整脈だけでなく息苦しさも同時に感じることがあります。
食後に起こる不整脈は心臓に問題がない自律神経系に関連したケースが多いです。
(自律神経の働きが乱れることで不整脈を発症します)

不整脈のセルフチェック

以下の症状が複数当てはまる場合は不整脈の可能性があります。
・脈が飛ぶ
・動悸
・息切れ
・めまい
・胸の痛み

自分でできる不整脈の対処法

循環器内科で診察を受けた際に「原因不明で治療法がない」と診断を受ける場合があります。
この場合の不整脈は先ほど解説した「自律神経失調症の対処法」に準じたもので改善できる可能性があります。
まずは生活習慣を整えることから始めていきましょう。

※不整脈は心臓の病気が隠れている可能性もあるため、自己判断する前に循環器内科を受診しましょう。

食物アレルギー

特定の食べ物を食べたことによるアレルギー症状として息苦しさを感じる場合があります。
食べた直後~おおよそ4時間以内に発症するものは即時型アレルギーといいます。
以前は平気だったのに、突然発症するケースもあります。
他にも疲労が溜まっているときなど、体調が優れてないときに発症しやすい傾向にあります。
<食物アレルギーを引き起こしやすい食べ物>
【動物性の食材】
鶏卵、魚卵、牛乳、甲殻類(えび、かに)
【植物性の食材】
小麦、そば、ピーナッツ、果物(モモ、メロン、りんご等)

特定の食べ物を食べたことによるアレルギー症状として息苦しさを感じる場合があります。
食べた直後~おおよそ4時間以内に発症するものは即時型アレルギーといいます。
以前は平気だったのに、突然発症するケースもあります。
他にも疲労が溜まっているときなど、体調が優れてないときに発症しやすい傾向にあります。
<食物アレルギーを引き起こしやすい食べ物>
【動物性の食材】
鶏卵、魚卵、牛乳、甲殻類(えび、かに)
【植物性の食材】
小麦、そば、ピーナッツ、果物(モモ、メロン、りんご等)

アレルギーのセルフチェック

以下の症状が食後に起こる場合はアレルギーの可能性があります。
・じんましん
・むくみ
・動悸
・息切れ
・息苦しさ
・めまい
・吐き気
・おう吐
・腹痛
・下痢

自分でできるアレルギーの対処法

ご自身でできる対処法はありません。
食物アレルギーに心当たりがある場合は、早急にアレルギー科を受診することをおすすめします。

血糖値スパイク(隠れ糖尿病)

食事によって短時間に血糖値が急上昇することを血糖値スパイクといいます。
急上昇した血糖値は急激に下がる反応が起こり低血糖のような症状を起こします。
この低血糖の状態になると食後に動悸や息苦しさが感じやすくなります。

この血糖値スパイクは一度に糖分を摂り過ぎることが原因です。
・よく甘いものを食べる人
・ドカ食いする人
・早食いする人

これらの食習慣の方は血糖値スパイクが起こるリスクが高いと考えられています。
また血糖値スパイクは血管にダメージを与え、動脈硬化の原因となるため“隠れ糖尿病”とも呼ばれています。
健康診断で指摘されにくい点も特徴です。

食事によって短時間に血糖値が急上昇することを血糖値スパイクといいます。
急上昇した血糖値は急激に下がる反応が起こり低血糖のような症状を起こします。
この低血糖の状態になると食後に動悸や息苦しさが感じやすくなります。

この血糖値スパイクは一度に糖分を摂り過ぎることが原因です。
・よく甘いものを食べる人
・ドカ食いする人
・早食いする人

これらの食習慣の方は血糖値スパイクが起こるリスクが高いと考えられています。
また血糖値スパイクは血管にダメージを与え、動脈硬化の原因となるため“隠れ糖尿病”とも呼ばれています。
健康診断で指摘されにくい点も特徴です。

血糖値スパイクのセルフチェック

以下の症状が食後に起こる場合は血糖値スパイクの可能性があります。
・動悸
・眠気
・体のだるさ
・発汗
・めまい

※これらの症状は、食後1~2時間に現れやすいです。

自分でできる血糖値スパイクの対処法

血糖値スパイクの予防には1日3回、糖質オーバーにならないような食事を心がけることが重要です。
とくに空腹が長時間続いた状態で食事を摂ると、血糖値スパイクが起こりやすくなります。
また欠食をしない、野菜からゆっくりよく噛んで食べるなど意識しましょう。
空腹時のドカ食いは禁物です。

食後に起こる息苦しさでお悩みの方はご相談ください

この食後に自律神経が反応してしまう息苦しさや動悸、不整脈は当院の鍼灸治療で改善できます。
鍼灸治療はあらゆる治療方法の中で唯一薬を使わずに中枢神経に働きかけて自律神経を安定させることができるものです。

そのため薬への依存性や副作用などを心配せずに改善することができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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