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専門家監修|市販のお灸と鍼灸院で使うお灸の違い

専門家監修|市販のお灸と鍼灸院で使うお灸の違い
公開日:2025年05月13日
更新日:2025年05月13日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

市販のお灸と鍼灸院で使用するお灸の違いとは

ご来院された患者様からよく受ける質問について回答していきます。

「鍼灸院で治療で使うお灸とインターネットで買える自宅用のお灸の違いはありますか?」

鍼灸院で主に使用するお灸は米粒ぐらいの大きさの透熱灸(とうねつきゅう)があります。
ネットで購入し自宅で使用するものは主に台座に乗った円柱状のお灸で台座灸があります。
その台座灸の中で代表的な商品は「せんねん灸」です。

透熱灸、せんねん灸もどちらもお灸の一種ですが、使い方や効果に違いがあります。
今回は「専門家監修|市販のお灸と鍼灸院で使うお灸の違い」と題してわかりやすく解説します。

ご来院された患者様からよく受ける質問について回答していきます。

「鍼灸院で治療で使うお灸とインターネットで買える自宅用のお灸の違いはありますか?」

鍼灸院で主に使用するお灸は米粒ぐらいの大きさの透熱灸(とうねつきゅう)があります。
ネットで購入し自宅で使用するものは主に台座に乗った円柱状のお灸で台座灸があります。
その台座灸の中で代表的な商品は「せんねん灸」です。

透熱灸、せんねん灸もどちらもお灸の一種ですが、使い方や効果に違いがあります。
今回は「専門家監修|市販のお灸と鍼灸院で使うお灸の違い」と題してわかりやすく解説します。

透熱灸(とうねつきゅう)

鍼灸院で使用する主なお灸には透熱灸(とうねつきゅう)があります。
透熱灸は米粒の大きさにもぐさを捻って使用します。
特徴や効果については以下の通りです。

透熱灸の特徴

・お灸の熱を直接体に伝えることができます
・皮膚の上に小さなもぐさを置いて火をつけるのが特徴です
・少しチクッと熱く感じる刺激で体の深部まで熱を届けます

透熱灸の効果

・血行循環を改善する
・体の自然治癒力(免疫力)を高める
・女性疾患に良く用いられて効果が高い

透熱灸における注意点

・一時的に火傷のような跡が残る(小さい跡ですが消えます)
・刺激できる範囲が狭いため、ポイントがずれてしますと効果が減少する
・自分でやると火傷のリスクが高い

せんねん灸(台座灸)

自宅では主に台座灸と呼ばれるお灸が使われます。
一般的にはせんねん灸が台座灸に含まれます。
特徴や効果については以下の通りです。

せんねん灸の特徴

・熱を直接肌に伝わらないため優しい刺激のお灸
・台座や紙の上にもぐさが置かれていて、火傷の心配がほとんどない
・自宅でも簡単に使えるように作られている

せんねん灸の効果

・体がポカポカと温まる
・リラックス効果が高い
・心身の疲れや冷えの解消に効果的

せんねん灸における注意点

・熱さが感じにくいため強い効果には期待できない
・初心者でも簡単に使える

お灸の正しい選び方

【しっかり治したい】 
透熱灸がおすすめ(鍼灸院で受けることができます)

【お手軽にリラックスしたい】
せんねん灸がおすすめ(自宅で使用できる)

どちらもお灸の熱刺激によって体を温めて元気になれます。
症状や目的に合わせて選んでみてください。

体の不調でお悩みの方はご相談ください

健康な毎日を送るために、お灸をセルフケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
当院では、皆さんの健康をサポートするための様々な鍼灸治療を提供しています。

とくに自律神経の乱れによる不調で悩む方はぜひ一度ご相談ください。
皆さんが健やかな毎日を過ごせるよう一生懸命鍼灸治療をさせていただきます。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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