
BLOG
ブログ
専門家監修|セロトニンの増減で顔つきが変わる本当の理由
- カテゴリ:
- 全身のお悩み

公開日:2025年04月30日
更新日:2025年04月30日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

セロトニン不足で顔つきが変わるのは本当?

「最近、気分が落ち込むことが多い」
「知人に顔つきが暗いと指摘された」
このようなお悩みを抱えている方はセロトニンが不足している可能性があります。
このセロトニンは睡眠にも関わる神経伝達物質です。
今回は「専門家監修|セロトニンの増減で顔つきが変わる本当の理由」と題してセロトニンの特徴と増やし方を分かりやすく解説します。
セロトニンが幸せホルモンである理由

仕事や人間関係などのしがらみ、体の痛み、疲労、睡眠不足など、私たちは、常にストレスを受けながら生活しています。
このネガティブな刺激に対応する脳の神経伝達物質がセロトニンです。
セロトニンは主に以下のような働きがあります。
・落ち込んだ気分を回復させる
・自律神経を正常に保つ
・意欲を向上させる
・疲労感を軽減する
・身体の痛みを軽減させる
このようにセロトニンは私たちの心身の健康を保つために、さまざまな役割を担ってくれています。
そのため、最近ではセロトニンを「幸せホルモン」と呼ばれることもあります。
セロトニンが不足すると顔つきが変わる

しかしセロトニンが不足するとストレスに対する抵抗力や物事に対する集中力が低下してしまいます。
さらに自律神経が乱れて心身に悪影響が及びます。
「セロトニン不足で顔つきが変わる」というのはこういった悪影響が気分を低下させて表情を変化させてしまうというものです。
その他にセロトニンは眠気を発生させる睡眠ホルモン(メラトニン)の原材料であるため、その生成量が減ることで深刻な不眠症を引き起こすこともあります。
セロトニンを増やす方法5つ紹介します

セロトニンの分泌を促すことは幸せに毎日を過ごすためにとても重要です。
このセロトニンを増やすためには、健康的な生活を習慣づけるのが一番の近道です。
ここでは5つの方法をご紹介いたします。
1.日光を浴びる
日光を浴びると体内ではセロトニン合成が活性化します。
わたしたちの身体に備わっている体内時計は、もともと24時間+αの周期です。
しかし、不規則な生活習慣が続くとこの体内時計に狂いが生じます。
こうした異常を解消するのが朝の日光浴です。
太陽の光を全身で浴びると、体内時計がリセットされます。
朝の日光浴は健康的な生活に不可欠です。
セロトニン合成だけでなく太陽光を浴びるとビタミンDも合成されるようになります。
このビタミンDはカルシウムの吸収をサポートと血圧を下げる役割があります。
このように日光浴はセロトニンを増やす以外にもメリットがたくさんあります。
2.セロトニン生成に必要な栄養素を摂取する
セロトニンの原材料となる栄養素は、トリプトファンというアミノ酸です。
トリプトファンを多く含む食物は以下の通りです。
・味噌
・豆腐などの大豆製品
・チーズや牛乳といった乳製品
・バナナ
またセロトニンの合成にはビタミンB6が不可欠です。
レバーや赤身魚(マグロやカツオ)も併せて食べるようにしましょう。
3.適度な運動をする
毎日適度な運動をすることで、セロトニンは分泌量が増加します。
とくにウォーキングはストレスによって増えるコルチゾールというホルモンを減少させる効果もあります。
最初からウォーキングなどの運動が苦手な方は、室内でラジオ体操から始めてみてもいいでしょう。
負荷の少ないリズム運動はセロトニン生成を促しながらストレスを軽減してくれます。
4.モニター作業の使用時間を短くする
朝から寝る直前までスマートフォンやパソコンなどのモニターを使っていると、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代謝が低下します。
このブドウ糖の代謝低下はセロトニン受容体の活性度を減少させ生成量も低下してしまいます。
そのため「モニター作業は寝る2時間前になったら中止する」「ベッドにスマートフォンなどを持ち込まない」といった行動を徹底しましょう。
5.ガムを噛む
セロトニンを分泌する神経は一定のリズム運動を行なうことで刺激をうけてセロトニンの分泌量が活性化します。
この身体の仕組みを利用するセルフケアに「日中にガムを噛む」というものがあります。
もちろん、食事の時に食べ物をよく噛むことでもセロトニンの分泌につながります。
食事のときもリズムを取りながら咀嚼することを意識しましょう。
セロトニンの分泌を効率的に促すならキウイ

セロトニンの分泌を効率的に促す特別な食べ物にキウイフルーツがあります。
キウイフルーツは栄養価が豊富でビタミンCが多い特徴です。
しかし、近年の研究ではキウイフルーツが快眠にも役立つとされています。
とくにキウイにはセロトニンの合成をサポートするパワーがあります。
夕食に食べる習慣を身につけると寝る前のリラックスが進むことが期待できます。
セロトニン不足の不調でお悩みの方はご相談ください
このようなセロトニン不足の不調は東洋医学に基づく鍼灸施術で改善できます。
東洋医学の鍼灸は患者様の病態に応じた鍼灸のツボを刺激することで自然治癒力を高めて改善させます。
ぜひ、セロトニン不足の症状でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)
この症状に対する質問