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デエビゴを飲むと怖い夢をみる|デエビゴで悪夢を見る理由

デエビゴを飲むと怖い夢をみる|デエビゴで悪夢を見る理由
公開日:2025年04月18日
更新日:2025年04月18日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

デエビゴは新しい不眠症の治療薬

デエビゴは、製薬会社エーザイが2020年に創製した不眠症に対する治療薬です。
この薬は、オレキシン受容体拮抗薬という新しいタイプの薬です。
従来のベンゾジアゼピン系睡眠薬とは異なり、自然な眠気を強める作用によって不眠症を改善します。
今回は患者様から、
「デエビゴを飲んで寝たら悪夢を見るようになった」
「デエビゴを飲んだら怖い夢を見やすくなるって本当ですか」
といった質問を受ける事があります。

そのため今回は「デエビゴを飲むと怖い夢をみる|デエビゴで悪夢を見る理由」と題してデエビゴについて解説します。

覚醒の維持に重要な働きをブロックする

デエビゴは一般名ではレンボレキサントといいます。
不眠症や睡眠障害の中でも中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害に使われることが多い睡眠薬です。
同じタイプのベルソムラがありますが、比較すると入眠障害に対しても効果が期待できます。
しかし、デエビゴはオレキシン受容体拮抗薬に分類される新しい睡眠薬です。

覚醒の維持に重要な物質であるオレキシンの働きをブロックすることで、睡眠を促す作用があります。
オレキシンは生理的に変動している物質で、健康体であれば日中は増加して夜間は減少します。
デエビゴはこの覚醒と睡眠に関係する生理的な物質に働くことで、夜の睡眠リズムを促していく薬です。

デエビゴは一般名ではレンボレキサントといいます。
不眠症や睡眠障害の中でも中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害に使われることが多い睡眠薬です。
同じタイプのベルソムラがありますが、比較すると入眠障害に対しても効果が期待できます。
しかし、デエビゴはオレキシン受容体拮抗薬に分類される新しい睡眠薬です。

覚醒の維持に重要な物質であるオレキシンの働きをブロックすることで、睡眠を促す作用があります。
オレキシンは生理的に変動している物質で、健康体であれば日中は増加して夜間は減少します。
デエビゴはこの覚醒と睡眠に関係する生理的な物質に働くことで、夜の睡眠リズムを促していく薬です。

デエビゴの副作用について

デエビゴの副作用について解説します。
【神経系障害】
・傾眠(3%以上)
・頭痛(10.7%)
・浮動性めまい(1〜3%未満)
・睡眠時麻痺(1%未満)
・注意力障害(1%未満)

【精神障害】
・異常な夢、悪夢(1〜3%未満)
・幻覚、錯乱状態(1%未満)
・睡眠時随伴症(不明)

【循環器】
・動悸(1%未満)

【消化器】
・悪心(1〜3%未満)
・口内乾燥、腹痛(1%未満)

【肝臓】
・ALT上昇(1%未満)

【感覚器】
・回転性めまい、耳鳴り(1%未満)
・眼痛(頻度不明)

デエビゴのメリットとデメリットについて

他の睡眠薬に比べると副作用が少ないとされています。
【服用を中断しやすい】
内服中止に伴う反跳性不眠、離脱症状は観察されていません。
また身体的依存は起こりにくいとされています。

【認知機能に影響が少ない】
自動車運転への影響の少なく、健忘が起こりにくい。
夜間覚醒時および翌日の姿勢安定性に影響がすくない。
ふらつきが起こりにくい。

デエビゴのメリットとデメリットについて以下の通りです。

デエビゴのメリット

他の睡眠薬に比べると副作用が少ないとされています。
【服用を中断しやすい】
内服中止に伴う反跳性不眠、離脱症状は観察されていません。
また身体的依存は起こりにくいとされています。

【認知機能に影響が少ない】
自動車運転への影響の少なく、健忘が起こりにくい。
夜間覚醒時および翌日の姿勢安定性に影響がすくない。
ふらつきが起こりにくい。

デエビゴのデメリット

デエビゴの主なデメリットは悪夢を見やすいことがあります。
オレキシン1~2受容体を強く阻害するとレム睡眠が増加しやすくなります。
そのため睡眠が浅くなり夢が増えて悪夢が見やすくなると言われています。
また眠気が残ることもあります。

デエビゴの副作用で悪夢を見てしまう原因

デエビゴの副作用である悪夢はどれくらいの確率で起こるのかというと、実はそれほど高くありません。
しかし、デエビゴではなぜそのような副作用が起きてしまうのでしょうか?

デエビゴの副作用である悪夢はどれくらいの確率で起こるのかというと、実はそれほど高くありません。
しかし、デエビゴではなぜそのような副作用が起きてしまうのでしょうか?

デエビゴでレム睡眠が増加するために悪夢をみる

そもそもデエビゴによって増加するレム睡眠は記憶に残りやすいのが特徴です。
デエビゴはオレキシン受容体に作用することによって、レム睡眠を増やすため悪夢や異常な夢を見る頻度が高まり、結果的にそれが記憶に残ってしまいます。
また、デエビゴは作用時間が長く中途覚醒に効果がありますが、用量が多いと持ち越し効果が生じるため、内服する用量に注意が必要です。

デエビゴの悪夢への対処法

 悪夢は寝る前の不快な気分が出現に関与すると考えられています。
睡眠前に悪夢を誘発するような怖い番組などの刺激を避けるようにしましょう。
さらにストレスを回避するための環境調整を行う事が重要です。

悪夢など睡眠障害でお悩みの方はご相談ください

夢を多く見る方は眠りが浅く睡眠の質が低下していると考えられます。
この状態が長く続くと心身の疲労が解消できずに日中に不調を起こしやすくなります。
とくに自律神経の働きが乱れたり低下するため、様々な症状が出現するようになります。

当院で行っている鍼灸治療はこの睡眠の質を高めて自律神経の働きを正常化させる効果が期待できます。
睡眠のまつわるお悩みでお困りの方はぜひ当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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