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【顎の力がスーッと抜ける】顎関節症を改善するストレッチ
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年11月22日
更新日:2024年11月22日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
顎の痛みでお悩みの方に適切なアドバイス
「口を大きく開けると、こめかみが痛い」
このような不調を抱えてる方は顎関節症(がくかんせつしょう)の可能性があります。
顎関節症は顎の痛みだけでなく悪化すると頭痛や耳鳴りを引き起こす場合があります。
また再発する可能性も高いため、できるだけ早く治して再発を予防することが重要です。
今回は「【顎の力がスーッと抜ける】顎関節症を改善するストレッチ」と題してあごの痛みの解消に役立つストレッチを解説します。
顎関節症のセルフチェック
顎関節症は自覚症状があまり出ないことも多い疾患です。
まずは主な顎関節症の症状をセルフチェックしてみましょう。
・ 肩こりや頭痛が起こりやすい
・ガムやグミを噛むとすぐに顎が疲れる
・嚙み合わせに違和感がある
・歯を食いしばる癖がある
・人差し指、中指、薬指を縦にそろえて口に入れることができない
・口を開閉したとき、カクンと音がする
・顎の開閉のときに引っかかって動かないときがある
・こめかみのあたりに痛みを感じる
・口を開閉すると痛みが強くなる
上記のチェックが3つ以上付いた場合は顎関節症の可能性がかなり高いです。
顎関節症の改善にはストレッチが有効
顎関節症の改善方法といえば、以前までは歯科医での噛み合わせの治療や、痛みがなくなるまで安静にしているという方法が主流でした。
しかし近年は顎関節症の中で最も多い原因である「関節円板のずれ」を解消するためには、ストレッチが有効であるとの研究結果がでています。
ストレッチによって関節の位置を正常な位置に整えることで改善が期待できると分かってきました。
関節炎版がずれることで顎関節症は起こる
関節円板とは、顎関節の骨の間にある軟骨組織のことです。
関節円板の位置がずれると骨や筋肉が傷付いて痛みが生じるようになります。
これにより口がうまく開かなくなってしまうのが顎関節症です。
顎関節のずれを整えるストレッチ方法は?
関節円板の位置を整え、顎関節のずれを改善するストレッチを2つご紹介します。
ストレッチの途中であごに強い痛みを感じる場合は無理をせず、できる範囲で行ないましょう。
【顎関節のずれを整える①】あご回しストレッチ
咀嚼筋の中でも特に、下あごを動かす咬筋(こうきん)や翼突筋(よくとつきん)をほぐすストレッチです。
①「い」の口の形をつくります。
②下あごをゆっくりと右にスライドさせて動かします。
③そのまま今度は左側へ、ゆっくりとスライドさせます。
④下あごを右下方向に大きく開き、ゆっくりと元に戻します。
⑤今度は左下方向へ大きく開き、またゆっくりと元に戻します。
※反対まわりも同様に、2回ずつ行ないましょう。
【顎関節のずれを整える②】舌回しストレッチ
舌を動かして顎関節の歪みを整えるストレッチです。
①上下の歯が付かないように口を閉じます。
②歯の表側の表面をなぞるように、舌を口の中で右回りにゆっくり動かして10回なぞります。
③今度は左回りで同様に10回繰り返し歯の表面をなぞります。
※左右10回ずつを1セットとして、合計3セット行ないます。
筋肉の緊張をほぐすストレッチについて
顎関節症の方は歯ぎしりや食いしばりで悩まれている方も多いです。
歯ぎしりや食いしばりによって顎関節に力が加わると、咀嚼筋とともに胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)がこり固まってしまいます。
胸鎖乳突筋は耳の後ろから鎖骨までをつながっている筋肉です。
この筋肉は顎関節の動きを制御するほか、頭の重さを支える重要な部位です。
この筋肉をしっかりとほぐして顎関節の緊張をやわらげましょう。
【筋肉の緊張をほぐす①】あご上げストレッチ
イスに座った状態で行ないます。
①背筋をまっすぐ伸ばし、頭を右ななめ後ろにゆっくりと倒します。
②右手の指を左側のあご(エラの部分)に引っかけて、左手の指は左鎖骨に引っかけます。
③そのまま両手で首を引き伸ばすように軽く引っ張り、痛くない程度のところで10秒キープし、ゆっくりと元に戻します。
④反対側も同様に、左右2回ずつ繰り返します。
※首筋がよく伸びている感覚があればOKです。
頭の位置を戻すときはゆっくりと動かしましょう。
【筋肉の緊張をほぐす②】うつむきストレッチ
イスに座った状態で行います。
①背筋をまっすぐ伸ばし、右手のひらを頭のてっぺん、やや左側に置きます。
②おでこを右わきに近付けるようにうつむき、右手で頭を軽くおさえます。
③左手を真下へ伸ばし、首が痛くない程度のところで20秒キープし、ゆっくりと元に戻します。
④反対側も同様に、2回繰り返します。
※耳の後ろの筋肉が心地よく伸びていればOKです。
顎関節症でお悩みの方は鍼灸治療で改善できます
鍼灸はマッサージなどでは届かない顎関節症の原因である筋肉にまでアプローチすることができるので改善させることができます。
また今回のような内臓の疲れや自律神経の乱れにも効果的なアプローチが可能です。
筋肉の緊張を緩めつつ内臓や自律神経の調整が可能であるため顎関節症を完治させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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