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【階段を上ると足が重い】階段の上りや坂で足が重く感じる原因
- カテゴリ:
- 手足の悩み
公開日:2024年10月29日
更新日:2024年10月29日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
足が重だるくなる症状でお悩みの方に適切なアドバイス
スポーツをしたり長時間歩き回ったりすれば、肉体的疲労から足がだるく、重く感じることは誰にでもあるのではないでしょうか。
しかし、中には
「疲労の心当たりはないのになんとなく足がだるい、重い」
と感じることや、
「長時間の立ち仕事に慣れているつもりでも疲労感を強く感じる」
ということがあります。
また疲労感だけではなく、足の血流が滞ることで老廃物が下腿に溜まり慢性的にだるさ、重さを感じることもあります。
足がだるい原因にふくらはぎの硬さが関係
運動などで筋肉を使ったわけではないのに足にだるさや重さを感じる場合、疲労の蓄積が考えられます。
主にふくらはぎの筋肉がこわばって硬くなっているのが原因です。
心臓から遠い下腿への血液を送り届けるには心臓の力だけでは足りません。
そこで、ふくらはぎの筋肉自らの収縮によって、足の静脈血を重力に逆らって心臓に押し上げる役割を担っています。
立ち仕事などで疲労がたまり、筋肉が硬くこわばると、筋肉ポンプが十分に働かなくなります。
その結果、血行循環が悪くなり、老廃物が蓄積して足にだるさを感じるようになります。
下肢静脈瘤で足のだるさが起きている可能性もある
このような血流のうっ滞が原因で足にだるさを感じる症状は下肢静脈瘤にも起こります。
下肢静脈瘤は静脈弁がうまく働かなくなったり破壊されることで血流が逆流してしまい、血液がうっ滞して血管が太くなり蛇行してくる病気です。
うっ滞した静脈がコブのようにな膨らみ、皮膚表面にはボコボコと浮いて出てくる症状も起こります。
そのほかにも足がむくんだり、だるさを感じたり、夜中にこむら返りを起こします。
この下肢静脈瘤は、女性に多く発症しやすい傾向にあります。
長時間の立ち仕事などで疲労が蓄積しやすい方に発症しやすい傾向があります。
また妊娠や出産をきっかけに発症する方も多いです。
【改善例】階段の上りや坂で足が重く感じる(20代・女性)
【症状】
20代・女性
足(太ももやふくらはぎ)に感じる疲れ。
ここ最近は階段や坂を歩いていると足が重く、上げづらいと感じるとのことです。
思い当たる原因については「仕事で長時間立ちっぱなし」であることを問診時に伺いました。
この「足の重さ」や「歩きづらさ」でまず考えられる体の状態には疲労の蓄積によって足の筋肉の筋緊張と足のむくみがあります。
とくに手術やケガがない場合は、関節周囲に付着している筋肉の疲労による硬さが原因です。
硬い状態という事は運動機能も低下しているため、歩きにくい(動かしづらい)状態であり、むくみによって足が重だるさも起こります。
ふくらはぎの硬さは足全体に悪影響を与える
詳しく検査で体の状態を診てみるとふくらはぎの筋肉が過緊張になっており、それに影響を受けた太ももや股関節の筋肉にも緊張や硬さが起きていました。
これだけ筋肉が緊張すると足首や股関節などの可動範囲が狭くなってしまいます。
この小さな可動域でちょこちょこと歩き続けると筋肉が硬くなりやすく、歩く衝撃がうまく吸収できないために疲れやすくなります。
とくに足首が硬いとペタペタと足裏全体を付けるような歩き方になるため足に疲労が溜まりやすくなります。
また股関節が硬いと太ももが上がらなくなるため歩幅が狭く小刻みにチョコチョコと歩くようになります。
筋肉が硬くなると体の冷えも起こる
この患者様は他にも強い足先の冷えがみられました。
足の筋肉が硬くなると筋肉のポンプによる血行循環が阻害されてしまうため、末端である指先などは特に滞りがちになります。
このポンプ作用が低下すると老廃物が蓄積しやすくなりさらに血流が滞るという悪循環が起こります。
そうなると足を温めることができなくなるため足の冷えが強まるという状態になります。
また血流が滞るという事はリンパの流れも悪くなるためむくみが起こりやすくなります。
水分(リンパ)が蓄積しやすくなるとさらに足が冷える原因となります。
足のだるさを改善させる方法とは
この患者様に対して今回は鍼灸での施術になりました。
ふくらはぎ、太ももの筋肉の緊張を解消させることを中心に臀部や股関節の調整を行います。
体は繋がっていますので原因である足だけでなく体全体をチェックし、硬く緊張している隅々の部位を施術します。
足の重だるさや歩きづらさが慢性的に起きている場合は「下肢静脈瘤」を疑います。
下肢静脈瘤の改善にも実は筋肉の緊張が関係しています。
そのため筋肉の緊張を緩和させる鍼灸治療が重要です。
改善させるためにはふくらはぎの柔軟性が高まり、スムーズ動かせるようにすることです。
それにより筋肉のポンプが働きやすくなり動くようになります。
また立ちっぱなしの状況が多いのであれば積極的に歩いたりストレッチを行う、規則正しい生活習慣も大切です。
足の重だるさでお悩みの方は鍼灸で改善
この足の重だるさは範囲が広くなればそれにより筋肉の張り感や痛みが起こりやすくなります。
しかし、多くの方は「正しい治療方法やセルフケアがわからない」とお悩みを抱えている場合が多いです。
そのときはやはり早めの鍼灸治療をおすすめします。
鍼灸治療は整体、マッサージ、リフレクソロジーとは違い、直接緊張している筋肉に鍼の刺激を与えることができるため効果が出やすいです。
また下肢静脈瘤の血流改善にも鍼灸には効果があります。
関節の柔軟性がなく、不自然な歩き方に続けてしまうと余計な筋肉の緊張が起こってしまい症状が悪化します。
疲労は溜め込まないように定期的に鍼灸治療をすることをおすすめします。
ぜひ、このような足の重だるさでお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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