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更年期の知恵袋|口腔異常感症が自然治癒で治った鍼灸のツボ

更年期の知恵袋|口腔異常感症が自然治癒で治った鍼灸のツボ
公開日:2022年12月19日
更新日:2025年10月03日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

口腔異常感症でお悩みの方に適切なアドバイス

「上唇と歯茎の間からベタベタするものが流れ出る」
「上あごの辺りがベトベト、ネバネバするといった違和感がある」
「ベタベタした唾液を飲み込むのが気持ちが悪い
「唾液をティッシュなどで拭き取らないと不快」

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
この不調がある場合は口腔異常感症(こうくういじょうかんしょう)と呼ばれる不調の可能性があります。

今回は「更年期の知恵袋|口腔異常感症が自然治癒で治った鍼灸のツボ」と題して口腔異常感症の原因とメカニズム、さらに鍼灸の有効性について解説します。

口腔異常感症は歯科治療の後に起こりやすい

口腔異常感症は歯科治療の後に起こりやすい口腔異常感症は精神的・身体的なストレスで自律神経が失調することで起こります。

とくに歯科治療や口腔外科など口の中の治療中や治療後に感じた「口の中の違和感や痛み」が原因で起こりやすいとされています。
例えば、虫歯の治療、差し歯、詰め物など歯や歯茎に対して物理的なストレスが加わる治療を行ったなどに起こります。

この口腔内のストレスが中長期的に加わると不安や緊張が増幅し精神的・身体的なストレスが積み重なり自律神経が失調してしまいます。
この自律神経失調症の症状が口腔内の感覚器官を過敏にさせてしまい「口の中がベタベタ、ネバネバする」といった異常感を起こります。

口腔異常感症が起こりやすい方は真面目で几帳面な性格、完璧主義者といったストレスを感じやすい方に発症しやすい傾向にあります。※1

 口腔異常感症は精神的・身体的なストレスで自律神経が失調することで起こります

とくに歯科治療や口腔外科など口の中の治療中や治療後に感じた「口の中の違和感や痛み」が原因で起こりやすいとされています。
例えば、虫歯の治療、差し歯、詰め物など歯や歯茎に対して物理的なストレスが加わる治療を行ったなどに起こります。

この口腔内のストレスが中長期的に加わると不安や緊張が増幅し精神的・身体的なストレスが積み重なり自律神経が失調してしまいます。
この自律神経失調症の症状が口腔内の感覚器官を過敏にさせてしまい「口の中がベタベタ、ネバネバする」といった異常感を起こります。

口腔異常感症が起こりやすい方は真面目で几帳面な性格、完璧主義者といったストレスを感じやすい方に発症しやすい傾向にあります。※1

口腔異常感症のセルフチェック

口腔異常感症のセルフチェック口腔異常感症は自律神経に関わる口腔内の様々な不調が出現します。口腔異常感症のセルフチェックは以下の通りになります。※2

・口が渇く感じがする
・口の中がネバネバ、べたべた、ざらざらする(歯茎と唇の間、上あごのあたり)
・不快な唾液が出すぎて、ティッシュが手放せない
・口の中の異物感(粒々、砂、膿、汁、テープ、プラスチック等々)がとれない
・歯やあごが、引っ張られたり、突っ張ったりする
・食事や何かに集中するとまぎれる
・夕方から夜にひどくなる
・舌がヒリヒリ、ピリピリする

口腔異常感症は自律神経に関わる口腔内の様々な不調が出現します。口腔異常感症のセルフチェックは以下の通りになります。※2

・口が渇く感じがする
・口の中がネバネバ、べたべた、ざらざらする(歯茎と唇の間、上あごのあたり)
・不快な唾液が出すぎて、ティッシュが手放せない
・口の中の異物感(粒々、砂、膿、汁、テープ、プラスチック等々)がとれない
・歯やあごが、引っ張られたり、突っ張ったりする
・食事や何かに集中するとまぎれる
・夕方から夜にひどくなる
・舌がヒリヒリ、ピリピリする

更年期の女性に多い傾向がある(亜鉛の不足)

更年期の女性に多い傾向がある(亜鉛の不足)口腔異常感症は更年期の女性に多い傾向にあります。味覚を含めた口腔内の働きには亜鉛が必要ですが、更年期女性は亜鉛が不足しやすいため唾液腺や味蕾などの働きが低下する傾向にあります。

また更年期特有の女性ホルモンのバランスが崩れることでも口腔異常感症の発症することがあります。※3

口腔異常感症は更年期の女性に多い傾向にあります。味覚を含めた口腔内の働きには亜鉛が必要ですが、更年期女性は亜鉛が不足しやすいため唾液腺や味蕾などの働きが低下する傾向にあります

また更年期特有の女性ホルモンのバランスが崩れることでも口腔異常感症の発症することがあります。※3

【治療例&効果の高いツボ 】歯茎と上唇の間からベタベタした唾液が出る(50代女性)

【治療例&効果の高いツボ 】歯茎と上唇の間からベタベタした唾液が出る(50代女性)【治療の体験者&改善方法】
50代女性で「いつも口の中がネバネバして不快な感じがする、上唇と歯茎の間からベタベタした唾液がでる」という訴えでご来院にされました。

当院にご来院される前に1年前から歯科での治療を受けており、そこで治療した詰め物の違和感がしばらく残っておりそれが改善されずに通院していた歯科、さらに口腔外科と診察をしたものの「原因不明、気にしないように」とのことで治療ができずにおられました。
最近になって症状が「詰め物の違和感」という症状から「口の中がネバネバする不快感に変化している」とのことです。

当院では口腔異常感症と推測し東洋医学に基づく問診と検査を行い、症状を引き起こしている原因の体質をお調べしました。
口腔異常感症の症状以外にも強い便秘、睡眠障害、腹部膨満感なども起きており身体全体に交感神経の過緊張が見受けられました。

そのため当院ではこの原因である交感神経の緊張を鎮静させ自律神経のバランスを正常に戻すことを治療方針として鍼灸治療による改善を促しました。


【主に利用したツボ】
・上関(じょうかん)・・・頬骨弓(目の外側から耳に向かう骨の出っ張り)の中央で骨の上側に位置します。

【治療の体験者&改善方法】
50代女性で「いつも口の中がネバネバして不快な感じがする、上唇と歯茎の間からベタベタした唾液がでる」という訴えでご来院にされました。

当院にご来院される前に1年前から歯科での治療を受けており、そこで治療した詰め物の違和感がしばらく残っておりそれが改善されずに通院していた歯科、さらに口腔外科と診察をしたものの「原因不明、気にしないように」とのことで治療ができずにおられました。
最近になって症状が「詰め物の違和感」という症状から「口の中がネバネバする不快感に変化している」とのことです。

当院では口腔異常感症と推測し東洋医学に基づく問診と検査を行い、症状を引き起こしている原因の体質をお調べしました。
口腔異常感症の症状以外にも強い便秘、睡眠障害、腹部膨満感なども起きており身体全体に交感神経の過緊張が見受けられました。

のため当院ではこの原因である交感神経の緊張を鎮静させ自律神経のバランスを正常に戻すことを治療方針として鍼灸治療による改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・上関(じょうかん)・・・頬骨弓(目の外側から耳に向かう骨の出っ張り)の中央で骨の上側に位置します。

当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
口腔異常感症でお悩みの方は当院に多くご来院されています。
症例を積み重ねてきた中で比較的早く完治できた口腔異常感症の方の共通点があります。
それは「質の高い自然な睡眠をとれるように環境を整えた」というものがあります。

多くの口腔異常感症の患者様をみてきましたが7割近くの方が「睡眠障害や不眠症」をもってます。
もちろんこの中には睡眠薬や抗不安薬などを服用して睡眠している方も含まれます。
しかし、治療を続けていく中で睡眠がしっかりとれるようになり、患者様自身でも睡眠時間をしっかり確保し熟睡できる環境を整えるようになると、この口腔異常感症は緩和、改善するようになります。

【最新情報】
口腔異常感症でお悩みの方は当院に多くご来院されています。
症例を積み重ねてきた中で比較的早く完治できた口腔異常感症の方の共通点があります。
それは「質の高い自然な睡眠をとれるように環境を整えた」というものがあります。

多くの口腔異常感症の患者様をみてきましたが7割近くの方が「睡眠障害や不眠症」をもってます。
もちろんこの中には睡眠薬や抗不安薬などを服用して睡眠している方も含まれます。
しかし、治療を続けていく中で睡眠がしっかりとれるようになり、患者様自身でも睡眠時間をしっかり確保し熟睡できる環境を整えるようになると、この口腔異常感症は緩和、改善するようになります。

口腔異常感症【53歳女性 会社員(岐阜県在住)】

【口腔異常感症が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・岐阜県在住/53歳女性
50代に入った頃から、口の中に違和感を覚えるようになりました。
焼けるような感覚、何かが張り付いているような不快感、そして説明のつかない痛み。
歯科や耳鼻科を受診しても「異常なし」と言われ、心療内科では更年期による自律神経の乱れが原因かもしれないと抗不安薬や漢方薬を処方されましたが、症状は一向に改善せず、日常生活にも支障をきたすようになっていました。
そんな中、友人の勧めで鍼灸治療をコモラボさんで試してみることにしました。
初回の施術後から「何かが違う」と感じました。
体がふっと軽くなり、口の中の違和感も少し和らいだような気がしたのです。
治療は週に1回、計8回受けました。
鈴木先生は、私の症状に合わせてツボを中心に施術してくださり、毎回丁寧に体調や感覚の変化を確認してくれました。
回を重ねるごとに、口の中の異常感は徐々に薄れ、気づけば口の中が落ち着いた時間が増えて回復していったのです。
病院の薬では改善しなかった症状が、鍼灸によって少しずつ、しかし確実に和らいでいく過程は、私にとって希望そのものでした。
同じような症状で悩んでいる方がいたら、ぜひ一度、鍼灸という選択肢を検討してみてほしいと思います。

他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

口腔異常感症は当院の鍼灸で改善できる

このような自律神経の乱れによって起こる口腔異常感症は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
西洋医学では抗うつ薬など中枢神経に影響を与える薬物療法を行います。

しかし、このような抗うつ薬を使用しても対処療法のため根本的な改善になることはありません。
それとは違い、東洋医学の鍼灸治療は依存性もなく安心安全に治療が行えます。

一人ひとりの体質を診断し、身体の状態に合わせて改善することができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。



[参考]
1.口腔異常感症でお悩みの方へ/ラクシア銀座歯科クリニック
https://luxia-ginza.com/koukuuijyoukann/
2.口腔異常感症のチェックリスト/ラクシア銀座歯科クリニック
https://luxia-ginza.com/about/checklist/
※3.亜鉛欠乏症と病気/ソフィアレディースクリニック
https://sophia-lc.jp/column/%E4%BA%9C%E9%89%9B%E6%AC%A0%E4%B9%8F%E7%97%87%E3%81%A8%E7%97%85%E6%B0%97

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