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【PPPDのブログ】陳列棚をみるとめまいする原因と治し方

【PPPDのブログ】陳列棚をみるとめまいする原因と治し方
公開日:2024年07月26日
更新日:2024年09月09日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※めまいが改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

陳列棚で起こるめまいでお悩みの方に適切なアドバイス

「スーパーの陳列棚をみるとめまいがする」
「パソコンやスマホでスクロールするとめまいがする」

このようなお悩みの方はおられないでしょうか。
当院の患者様でも「スーパーの陳列棚や本棚をみると、ふわふわするめまいが起こる」というお悩みの方が多くおられます。
このような症状があると外出が不安になって外に出るのもためらうことがあります。

今回は「【PPPDのブログ】陳列棚をみるとめまいする原因と治し方」と題して最近増えているPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)について解説します。

スーパーの陳列棚をみるとめまいがする」
「パソコンやスマホでスクロールするとめまいがする」
「無意識に一点を見つめるとめまいが起こる」
「平衡感覚を戻すツボを教えてほしい」

このようなお悩みの方はおられないでしょうか。
当院の患者様でも「スーパーの陳列棚や本棚をみると、ふわふわするめまいが起こる」というお悩みの方が多くおられます。
このような症状があると外出が不安になって外に出るのもためらうことがあります。

今回は「【PPPDのブログ】陳列棚をみるとめまいする原因と治し方」と題して最近増えているPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)について解説します。

陳列棚をみると起こるめまいはPPPDという病態

陳列棚をみると起こるめまいの正体は「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)」と呼ばれる2017年に提唱された新しい概念のめまいです。
急なめまいを発症後や急性期のめまい症状は改善したにも関わらず、雲の上を歩いているような状態が、3ヵ月以上にわたってほぼ毎日みられる病気です。


とくに、

①立ったり歩いたりすること
②体を動かしたり、動かされたりすること(エレベーター、エスカレーター、電車、バスへの乗車など)
③複雑な模様(色合いや凹凸)や激しい動きのある映像を見ること(大型店舗の陳列棚、細かい書字、映画、スクロール画面、ドローン撮像動画など)

によりめまいが顕著に悪化するものをいいます。

陳列棚をみると起こるめまいの正体は「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)」と呼ばれる2017年に提唱された新しい概念のめまいです。
急なめまいを発症後や急性期のめまい症状は改善したにも関わらず、雲の上を歩いているような状態が、3ヵ月以上にわたってほぼ毎日みられる病気です。

とくに、

①立ったり歩いたりすること
②体を動かしたり、動かされたりすること(エレベーター、エスカレーター、電車、バスへの乗車など)
③複雑な模様(色合いや凹凸)や激しい動きのある映像を見ること(大型店舗の陳列棚、細かい書字、映画、スクロール画面、ドローン撮像動画など)

によりめまいが顕著に悪化するものをいいます。

なぜ陳列棚をみるとめまいが起こるのか

「なぜ陳列棚をみるとめまいが起こるのか」について解説します。
めまいが起こる一番の要因にはスーパーの陳列棚や、本棚などの細かいところを見るときに起こる脳の働きが関係します。

例えば、片方の人差し指を立てて一点を見つめながら頭を左右に振ってもピントがずれずに見つめることができます。
誰でも自然と当たり前にこれができているのは脳の働きが関係しています。

このとき脳の働きで眼球の動きを微調整することによって一点を集中して見続けることができます。
この機能が無意識のうちに脳がコントロールしています。

しかし、このなんらかの影響によって脳の働きが正常に機能しなくなると、いわゆる「陳列棚をみると起こるめまい」が起こるようになります。
このような症状を先ほど解説した「PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)」と呼びます。

「なぜ陳列棚をみるとめまいが起こるのか」について解説します。
めまいが起こる一番の要因にはスーパーの陳列棚や、本棚などの細かいところを見るときに起こる脳の働きが関係します。

例えば、片方の人差し指を立てて一点を見つめながら頭を左右に振ってもピントがずれずに見つめることができます。
誰でも自然と当たり前にこれができているのは脳の働きが関係しています。

このとき脳の働きで眼球の動きを微調整することによって一点を集中して見続けることができます。
この機能が無意識のうちに脳がコントロールしています。

しかし、このなんらかの影響によって脳の働きが正常に機能しなくなると、いわゆる「陳列棚をみると起こるめまい」がするようになります。
このような症状を先ほど解説した「PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)」と呼びます。

めまいを解消させるためには足裏の機能を高めるのが重要

また足裏で機能している重心を安定させるバランス感覚のセンサーが低下すると、このPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)が起こるとされています。
足の裏からのバランス機能で正しい姿勢を維持することが難しくなると、重心をとるために頭部(脳)自体が調節しようと働くため、結果的に頭部(脳)への負担が増加しめまいが引き起こされるといいます。

これはいわゆる「船酔い」に近いメカニズムといえます。


このめまいを解消するためには足裏を刺激してバランス機能の向上をはかることが重要です。
例えばゴルフボールやテニスボールを足裏で踏んで指圧マッサージで刺激することなどが挙げられます。
その他にも筋膜リリースガンなどの機械を用いて刺激するのも良いでしょう。



裸足で畳の上やフローリングなどをゆっくりと歩くのも効果的です。
普段よりもしっかりと足裏で感じる感覚に集中することでバランス機能のセンサーが高まります。

また足裏で機能している重心を安定させるバランス感覚のセンサーが低下すると、このPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)が起こるとされています。
足の裏からのバランス機能で正しい姿勢を維持することが難しくなると、重心をとるために頭部(脳)自体が調節しようと働くため、結果的に頭部(脳)への負担が増加しめまいが引き起こされるといいます。

これはいわゆる「船酔い」に近いメカニズムといえます。

このめまいを解消するためには足裏を刺激してバランス機能の向上をはかることが重要です。
例えばゴルフボールやテニスボールを足裏で踏んで指圧マッサージで刺激することなどが挙げられます。
その他にも筋膜リリースガンなどの機械を用いて刺激するのも良いでしょう。

裸足で畳の上やフローリングなどをゆっくりと歩くのも効果的です。
普段よりもしっかりと足裏で感じる感覚に集中することでバランス機能のセンサーが高まります。

精神的ストレスを緩和させることも大切

このPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)めまいはストレスが原因だと言われることもしばしばあります。
めまいでお悩みの患者さんの体をみていると、精神的なストレスで起こる肩こりや首こりが起きていることが少なくありません。

それだけ何らかのストレスによって抑うつ状態が積み重なって身体に不調が起きていると考えられます。
その反応が身体のゆがみになって現れていると考えられます。

その身体のゆがみが脳の平衡感覚を刺激してPPPDが起こるとされています。

また精神的なストレスは呼吸に関わる筋肉を硬直させて呼吸がしにくくなる状態も引き起こします。
頻回な呼吸は自律神経の中でも交感神経を刺激するため、身体が緊張しやすくなり首や肩のこりが起きてPPPDを起こすということも考えられます。

そのためPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)を改善させるためには心身をリラックスさせてストレスを緩和させることも大切です。


このPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)めまいはストレスが原因だと言われることもしばしばあります。
めまいでお悩みの患者さんの体をみていると、精神的なストレスで起こる肩こりや首こりが起きていることが少なくありません。

それだけ何らかのストレスによって抑うつ状態が積み重なって身体に不調が起きていると考えられます。
その反応が身体のゆがみになって現れていると考えられます。

その身体のゆがみが脳の平衡感覚を刺激してPPPDが起こるとされています。

また精神的なストレスは呼吸に関わる筋肉を硬直させて呼吸がしにくくなる状態も引き起こします。
頻回な呼吸は自律神経の中でも交感神経を刺激するため、身体が緊張しやすくなり首や肩のこりが起きてPPPDを起こすということも考えられます。

そのためPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)を改善させるためには心身をリラックスさせてストレスを緩和させることも大切です。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

【施術内容と改善までの経過】
29歳女性 主婦 (東京都 在住)
【主訴】
ふわふわするめまい(持続性知覚性姿勢誘発めまい PPPD)
【薬の服薬】
授乳中であるためなし
【問診と検査】
2~3日前に急にめまいが強くなったとのことですが、詳しく聞いてみると数か月前から断続的にふわふわしためまいが起きているとのことです。
さらに専門医では特に異常がないめまいということを合わせて考えると「持続性知覚性姿勢誘発めまい」ではないかと推測しました。
また頭部を動かしたり上体を傾けたりするとふわふわするめまいが強まる状態であるため、首や肩の筋肉の過緊張によってもめまいを誘発させているのではないかと考えました。
【施術内容と経過】
初回:うつ伏せの姿勢になるとめまいが強まるとのことで初回は仰向けのみで手足+頭部に鍼灸を施術し身体全体の緊張をとり副交感神経の働きを高めるようにしました。施術後、立ち上がったときにめまいが起こらずそれなりの効果があったと判断しました。
2回目:前回に比べるとめまいの強度が弱まったとのことで今回はうつ伏せが可能でしたのでめまいの原因である頚部や肩部の緊張をとる施術を行いました。また仰向けで施術する際に寝返りを打ったのですが、その動作でもめまいは起こりませんでした。動作に対するめまい症状は軽減されているようにみえました。
4回目: 「ほとんどめまいが起こらない」との反応がありました。身体の状態を診ると授乳しているせいもあり、まだ頚部や肩部の筋肉の緊張がみられていました。
5回目:前回から今日までめまいは一度も起きていないとのこと。授乳や育児による疲労でめまいがぶり返すおそれがあるため施術間隔を空けて引き続き経過観察するかたちになりました。

【今回の症例の考察】
いわゆる「ふわふわするめまい」という症状は中年以降の女性に多い症状ですが、西洋医学では長らく「原因不明」とされていましたが、近年「持続性知覚性姿勢誘発めまい PPPD」という病名がつくようになりました。今回の女性は29歳とまだ若い年齢でしたが過去にめまいが起きており、産後、育児など心身のストレスから持続性知覚性姿勢誘発めまいが誘発されたのではないかと推測できます。そのため、めまいを引き起こしている原因を突き止めて施術ができたためめまいを改善することができました。

患者様の声 PPPD 持続性知覚性姿勢誘発めまい 】
「突然、朝に座ることができないくらいのめまいに襲われた」
29歳女性  東京都在住

突然、朝の起床時に座ることもできないぐらいのめまいに襲われました。2~3日寝込み、様子を見ましたが、夕方頃から少し楽にはなるものの、起床時は変わりませんでした。そこで、耳鼻科を受診しました。「三半規管からくるめまいでしょう。」「少しづつ治まっていくると思います。」との事で、授乳中だったため薬はもらわず帰宅しました。次の日の朝も、その次の日もひどくはならないものの、めまいの症状は変わりませんでした。小さい子供もいたため、ずっと休むわけにもいかず、携帯でいろいろと調べていると、「鍼灸院コモラボ」のサイトを見つけました。はり治療は初めてで、不安でしたが、治療についてしっかり説明して頂き、めまいの症状の原因等についても詳しくお話ししてくださいました。安心して治療を受けることができ、「しんどかったね」と先生に優しい声をかけてもらいました。週1回の治療を約1か月続け、あの日のめまいがうそのように良くなりました。めまいは隠れやすいと言う事で、間隔をあけて、様子を見ながらもう少し治療を続けますが、先生方には、本当に感謝いたします。ありがとうございました。

PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)は東洋医学に基づく鍼灸治療で改善できる

このPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)はめまいを引き起こしている筋肉の緊張と自律神経の乱れへ直接アプローチができる鍼灸治療が効果的です。
鍼灸は筋緊張の緩和させ自律神経の働きを正常に戻す効果があります。
それによりPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)の症状を改善させることができます。

病院のように薬物を利用せずにめまいを根本的に改善する効果があるため、薬物による副作用もなく身体の負担がありません。

当院ではその鍼灸の効果を高めるために東洋医学に基づく体質診断を用いて一人ひとりの体質にあったツボや筋肉を刺激して効果を引き出します。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。


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