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半夏厚朴湯は後鼻漏に効く?|後鼻漏が漢方で治ったブログ

半夏厚朴湯は後鼻漏に効く?|後鼻漏が漢方で治ったブログ
公開日:2024年07月12日
更新日:2025年09月26日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

後鼻漏でお悩みの方に適切なアドバイス

「のどの奥にネバネバしたものが張り付いているようで気持ち悪い」
「ドロッとしたものが鼻からのどに流れる不快感をどうにかしたい」
「後鼻漏に効く漢方のおすすめを教えてほしい」

このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。

後鼻漏は、鼻水が喉の方へ流れ落ちる症状です。
鼻水が喉に垂れてくるため、喉の不快感や異物感、咳き込み、咳払い、痰絡み、さらに睡眠障害、いびきなどの症状も生じます。

今回は「半夏厚朴湯は後鼻漏に効く?|後鼻漏が漢方で治ったブログ」と題して後鼻漏に対する漢方の選び方を解説します。

鼻水が喉に流れている原因を見極める

後鼻漏・上咽頭炎の適切な漢方選びのポイントは患者様状態をしっかりお伺いし「鼻水が喉に流れている」と感じる原因を見極めることが大切です。
まずは喉に違和感を起こしている鼻水(痰)がどのような状態であるかを東洋医学の視点から把握していきます。


これは漢方に限らず東洋医学全般(鍼灸や食養生など)で大切なことといえます。

後鼻漏・上咽頭炎の適切な漢方選びのポイントは患者様状態をしっかりお伺いし「鼻水が喉に流れている」と感じる原因を見極めることが大切です。
まずは喉に違和感を起こしている鼻水(痰)がどのような状態であるかを東洋医学の視点から把握していきます。

これは漢方に限らず東洋医学全般(鍼灸や食養生など)で大切なことといえます。

後鼻漏にも色々な身体の不調が起きている

後鼻漏を感じている方でも、

・副鼻腔炎がある方
・慢性鼻炎がある方
・上咽頭炎がある方
・無呼吸症候群がある方

では使用する漢方薬は同じではありません。

また後鼻漏の状態自体でも、

① 多量の鼻汁が生じている
② のど粘膜に異常感がある
③ ①と②の両方がある

と不快に感じる症状にも理由が色々であるため、後鼻漏だけでも処方する漢方薬は多様になります。

後鼻漏を感じている方でも、

・副鼻腔炎がある方
・慢性鼻炎がある方
・上咽頭炎がある方
・無呼吸症候群がある方

では使用する漢方薬は同じではありません。

また後鼻漏の状態自体でも、

① 多量の鼻汁が生じている
② のど粘膜に異常感がある
③ ①と②の両方がある

と不快に感じる症状にも理由が色々であるため、後鼻漏だけでも処方する漢方薬は多様になります。

後鼻漏の主な症状について

また訴える後鼻漏の症状でも

・のどがイガイガする
・咳が続いている
・喉に違和感がある
・エヘン虫がある
・鼻詰まりがある
・痰は出ないが喉に流れている感じがする

など人により症状が異なるため、後鼻漏のみに囚われずに身体全体の異常を調べることが漢方薬の選択には重要です。

また訴える後鼻漏の症状でも

・のどがイガイガする
・咳が続いている
・喉に違和感がある
・エヘン虫がある
・鼻詰まりがある
・痰は出ないが喉に流れている感じがする

など人により症状が異なるため、後鼻漏のみに囚われずに身体全体の異常を調べることが漢方薬の選択には重要です。

後鼻漏に用いる漢方薬はたくさん種類がある

東洋医学の五臓の考えでは身体の中の水の流れを考慮することを後鼻漏では重要視しています。
とくにその中でも肺・脾・腎の機能を主に考えます。

後鼻漏で主に用いる漢方薬は

・辛夷清肺湯
・荊芥連翹湯
・六君子湯
・半夏百朮天麻湯
・二陳湯
・半夏厚朴湯
・温胆湯
・小青龍湯
・苓甘姜味辛夏仁湯
・苓桂朮甘湯
・麦門冬湯
・生脈散
・玉屏風散

などこれだけの種類があります。
それらを併用して服用する場合も多いです。

東洋医学の五臓の考えでは身体の中の水の流れを考慮することを後鼻漏では重要視しています。
とくにその中でも肺・脾・腎の機能を主に考えます。

後鼻漏で主に用いる漢方薬は

・辛夷清肺湯
・荊芥連翹湯
・六君子湯
・半夏百朮天麻湯
・二陳湯
・半夏厚朴湯
・温胆湯
・小青龍湯
・苓甘姜味辛夏仁湯
・苓桂朮甘湯
・麦門冬湯
・生脈散
・玉屏風散

などこれだけの種類があります。
それらを併用して服用する場合も多いです。

改善には身体全体のバランスを整えることが大事

他にも血流の低下や冷えがあると後鼻漏の不快感は改善しにくくなるためこれらの解消にもつながるように処方を組み立てます。
西洋医学では症状がある鼻や喉を細かく診ていきますが東洋医学(中医学)では身体全体のバランスの乱れを診ていき、後鼻漏を感じる体質を整えて血流や冷えの改善を行います。
この東洋医学の考えて後鼻漏は改善されていきます。

他にも血流の低下や冷えがあると後鼻漏の不快感は改善しにくくなるためこれらの解消にもつながるように処方を組み立てます。
西洋医学では症状がある鼻や喉を細かく診ていきますが東洋医学(中医学)では身体全体のバランスの乱れを診ていき、後鼻漏を感じる体質を整えて血流や冷えの改善を行います。
この東洋医学の考えて後鼻漏は改善されていきます。

日ごろの生活習慣は漢方の効果を左右する

また漢方薬の効果を引き出すためには一日の生活習慣もお調べし飲食の確認(食習慣)や大小便の状態(便通など)の確認がとても重要になります。
この細かい飲食の改善こそ鼻汁や痰の発生防止につながります。
また鼻粘膜や上咽頭の粘膜にある線毛細胞の再生にもつながる重要なポイントにもなるのでその方に合わせて食事の指導は必ず行います。

また漢方薬の効果を引き出すためには一日の生活習慣もお調べし飲食の確認(食習慣)や大小便の状態(便通など)の確認がとても重要になります。
この細かい飲食の改善こそ鼻汁や痰の発生防止につながります。
また鼻粘膜や上咽頭の粘膜にある線毛細胞の再生にもつながる重要なポイントにもなるのでその方に合わせて食事の指導は必ず行います。

東洋医学の養生法が後鼻漏を改善させる

例えば水分の取り方についても一気に飲むのを止めて、一口づつ唾液を混ぜる意識で少量飲む様にするだけでも後鼻漏は改善しやすくなります。
健康体でも流れているはずの後鼻漏が不快に感じてしまう原因にはこのような無意識の習慣があります。

こういった無意識の習慣は身体のバランスを悪化させたり内臓に負担をかけている場合は多いので「東洋医学の養生法」で症状が出ない状態が続くように身体を整えることが大切です。

例えば水分の取り方についても一気に飲むのを止めて、一口づつ唾液を混ぜる意識で少量飲む様にするだけでも後鼻漏は改善しやすくなります。
健康体でも流れているはずの後鼻漏が不快に感じてしまう原因にはこのような無意識の習慣があります。

こういった無意識の習慣は身体のバランスを悪化させたり内臓に負担をかけている場合は多いので「東洋医学の養生法」で症状が出ない状態が続くように身体を整えることが大切です。

後鼻漏は当院の鍼灸治療で改善できます

このような後鼻漏や上咽頭炎には鍼灸治療が効果的です。
後鼻漏や上咽頭炎は西洋医学的な薬物療法やマニュアル通りの治療(Bスポット療法)では改善できません。

改善のためには一人ひとりの体質の違い、生活環境の違いなどを考慮した治療が必要です。
それが可能なのが当院の東洋医学に基づく鍼灸治療による自律神経の調整です。

ぜひ、長引く後鼻漏や上咽頭炎でお悩みの方はご相談ください。

後鼻漏【53歳女性 会社員(埼玉県在住)】

【後鼻漏が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・埼玉県在住/53歳女性
数年前から、喉の奥に常に何かが垂れているような不快感に悩まされていました。
耳鼻科では後鼻漏と診断され、抗生物質や点鼻薬を試した後、体質改善を目的に漢方薬を処方されました。
数ヶ月間、真面目に服用を続けましたが、症状は一向に改善せず、むしろ慢性的な違和感が日常生活に影響を及ぼすようになっていました。
そんな中、知人の勧めで鍼灸院コモラボさんの鍼灸治療を受けてみることにしました。
正直、最初は半信半疑でしたが、初回の施術後から喉の詰まり感が少し軽くなったように感じ、希望が芽生えました。
10回目の施術を終えた頃には、あれほど気になっていた喉の違和感がほとんど消え、朝の目覚めも爽快になりました。
耳鼻科での漢方治療では得られなかった実感できる変化が、鍼灸によってもたらされたことに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
後鼻漏は原因が複雑で、治療法も一律ではないと痛感しました。
もし同じような症状で悩んでいる方がいたら、選択肢の一つとして鍼灸を検討してみる価値は十分にあると感じています。

※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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