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【首こりで血圧上昇?】高血圧で首の後ろが痛い人は要注意
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2022年12月07日
更新日:2024年09月09日
目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
高血圧による首の痛みでお悩みの方に適切なアドバイス
「高血圧で首の後ろが痛い」
「首こりからくる血圧の上昇でつらい」
「高血圧でマッサージをすると首が痛くなる」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
多くの肩こりや背中の痛みは悪い姿勢で長く作業していたり、運動不足や眼精疲労など様々な状態で出現するものです。
その中で「血圧が高いことで首の後ろや肩甲骨に痛みが起こる」という症状は中高年あたりから出現しやすい高血圧による症状です。
今回は「【首こりで血圧上昇?】高血圧で首の後ろが痛い人は要注意」と題して、高血圧の中でも原因不明とされている本態性高血圧と肩こりの関係性と改善するための鍼灸の有効性について解説していきます。
高血圧と首や肩甲骨の痛みは関係している
高血圧は原因不明で起こる本態性高血圧と、腎臓、血管、内分泌の疾患などの病気によって併発する二次性高血圧に分類します。
本態性高血圧は、発生直後はほとんど自覚症状が出現することはありませんが、進行すると首の後ろの痛み、肩こり、肩甲骨の痛み、頭痛、耳鳴り、めまいなどの症状が現われます。
おおよそ高血圧と診断を受ける方の90%前後の方がこの本態性高血圧になります。
本態性高血圧の原因は現代医学では明らかにされていませんが、発生する因子としては喫煙や肥満、運動不足、塩分摂取過多、睡眠不足、加齢やストレスなど様々な要因が考えられます。
高血圧による首の後ろの痛みや肩甲骨の痛みはマッサージでは治らない
このように首の後ろや肩甲骨の痛みの原因が本態性高血圧の場合はマッサージや整体でもみほぐしても改善することはありません。
根本的な原因である本態性高血圧の改善が必要です。
そのためには喫煙や肥満、運動不足、塩分摂取過多、睡眠不足、加齢やストレスといった本態性高血圧を起こしているであろう因子を改善する必要があります。
しかし、ここに含まれている睡眠不足、加齢、ストレスといった因子に関しては自律神経の不調も考えられるため鍼灸治療が効果的です。
降圧剤(血圧の薬)は対処療法で治す薬ではない
本態性高血圧の症状はクリニックでは降圧剤(血圧の薬)が処方されるケースがあります。
この降圧剤(血圧の薬)についてよく患者様から「いつまで飲み続けるものなのか」と聞かれることがあります。
飲めば血圧が下がりますが飲まなければ血圧が上がるのが降圧剤(血圧の薬)です。
この降圧剤(血圧の薬)の効果はあくまでも対処療法としての効果であり「本態性高血圧を治す薬」ではありません。
そのため根本的に本態性高血圧を改善するためには血圧をコントロールしている自律神経を調整する必要があります。※2
本態性高血圧を改善するためには自律神経の調整が重要
本態性高血圧は原因不明とされていますが、血圧をコントロールしているのは自律神経です。
そのため降圧剤(血圧の薬)に頼らず血圧を下げるための一つの方法として自律神経の調整があります。
自律神経は交感神経と副交感神経の2種類によって血圧を調整していますが、この交感神経がストレスなどにより過度に高まることで血圧が高くなる反応が起こります。
この本態性高血圧の原因である自律神経の乱れを改善するために鍼灸治療があります。※3
【治療例&効果の高いツボ 】血圧が高くなるたびに首が痛む(50代女性)
【治療の体験者&改善方法】
50代女性で「最近、血圧が上がるたびに首が痛くて頭痛がする」との訴えでご来院されました。
当院にご来院される前は内科に通院されており血圧の検査では「やや高いくらい」とのことで降圧剤を処方されていました。
しかし、最近イライラすることが多くそのたびに血圧が高くなって首に痛みが起き始めたとのことです。
当院では東洋医学と西洋医学の両方の観点からお身体の状態を問診と検査をし、痛みが起こる原因をお調べしました。
状態は交感神経が過敏になって血圧を上げやすく、筋肉の緊張を高める反応が目立って起こっていました。
これは精神的なストレスによって自律神経(交感神経)が興奮してしまい起こっているものです。
そのため当院では原因である自律神経(交感神経)の機能を正常に戻し血圧と筋肉の緊張を緩和させる鍼灸治療で改善を促しました。
【主に利用したツボ】
・大椎(だいつい)・・・大椎は7個ある首の骨の7番目とその次の骨の間にあるツボ
悪化すると動悸を伴う頭痛に進行するため早めの改善が重要です
高血圧による肩こりや首の痛みは悪化すると頭痛や動悸など循環器系の不調も起こる可能性が高まります。
とくに夕方や就寝前など自律神経の働きが激しく動くときにこの不調が起こりやすい傾向にあります。
悪化すると生活にも支障が出やすいため早期に改善することが重要です。
※動悸と頭痛については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
高血圧で首の後ろが痛い症状は当院の東洋医学の鍼灸治療で改善できる
原因不明の本態性高血圧は自律神経の失調による血圧のコントロールの不具合で起こります。
この自律神経の失調を改善するには東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
東洋医学は一人ひとりの体質を診断し体質改善によって自律神経を整える治療です。
そのため西洋医学では「原因不明」とされた症状でも治療方法が確立でき改善できます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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[参考]
※1 高血圧(本態性高血圧・原発性高血圧を中心に) 生活習慣病 / のなか内科
※2 血圧の薬ってのみ始めたらやめられないの?/ 三豊・観音寺市医師会
※3緊張状態による高血圧 / 一般財団法人京浜衛生協会
https://www.keihin.or.jp/721/
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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