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歯磨き粉がしょっぱい|口の中がしょっぱいときの知恵袋
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2024年07月05日
更新日:2024年12月18日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

歯磨き後に口がしょっぱい症状でお悩みの方に適切なアドバイス

「歯磨きをすると口の中がしょっぱい感じがする」
「コーヒーや紅茶などを飲んだ後に口の中がしょっぱくなる」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
この不調は歯科などでは歯周病などによる出血が原因とされていますが、それ以外の可能性が多く歯科や口腔外科では改善できないことがあります。
今回は「歯磨き粉がしょっぱい|口の中がしょっぱいときの知恵袋」と題して歯磨き後に起こる口のしょっぱさの原因と鍼灸による改善例を解説します。
歯を磨いてうがいをすると口がしょっぱい(37歳女性/会社員)

患者様
37歳女性/会社員
【主訴】
2ケ月前から歯を磨いてうがいをすると口の中が塩分でしょつぱく感じる。
歯磨き後にたまに歯茎から出血することがあるので血の味かと思っていたが、唾液が透明なときでも塩味が強いときがある。
歯肉炎かなにかで膿がでているのかと思い、歯科医を受診したが「やや炎症があるが異常はなし」とのことで 数日分の抗生物質を処方される。
塩辛さを感じるのは口内のある一部分から出ているので、唾液自体に問題があるとは思わず内臓疾患の可能性もあるのではないかと思っている。
主訴の塩辛さ以外は正常。(口の中が乾くなども特になし)
最近ではコーヒーを飲んだ時直後や歯を磨いた直後から口の中で塩をなめているようなしょっぱい感覚が起こる。
血液には塩分が含まれている

歯磨き粉に塩分が入っていないにもかかわらず歯磨き後に口が塩辛くなる一番の原因には出血による血液が影響している可能性があります。
血液には0.9%の塩分が含まれ、太古の海水の塩分濃度と同じ濃度が保たれ、海水と同様に塩辛い味がします。
歯磨き後に塩辛い味がするということは、歯磨きにより歯肉から出血している可能性があります。
歯周病で歯茎が出血しやすくなる

歯周病にかかっていると歯肉から出血しやすくなる傾向にあります。
それだけでなく歯磨きにより歯肉が傷ついて出血していることも考えられます。
これら歯周病の有無や歯磨き方法の問題についてであれば歯科クリニックで対処できます。
しかし、歯科領域でない可能性の病気に味覚障害の場合が考えられます。
味覚に異常があるか否かは口腔外科による味覚検査が必要です。
この検査は耳鼻咽喉科や口腔外科で受けることができます。
ストレスによる味覚障害なども考えられる

しかし、今回は歯科医から異常がないと診断されていることから何らかのストレスによる味覚障害または口腔異常感症と呼ばれる神経症の可能性が考えられます。
「ここ10日ほどで突然口の中が塩辛くなった、塩辛さは口内のある一部分から出ている」という主訴は現代医学的には考えにくい現象であり、また年齢的にも内臓疾患の可能性は低いと考えられます。
そのため味覚障害や口腔異常感症の原因であるストレスを軽減させることが症状の改善に重要です。
またストレスを蓄積させる根本的な要因である不眠、悩み事、便秘など身近な心身の乱れを解消させて行く事も大切です。
鍼灸施術による症状の変化

以上のような患者様の主訴と病態把握を踏まえた上で鍼灸施術を行いました。
1回目~3回目:施術後の当日はやや口のしょっぱさが治まるが日常生活を続けると症状がぶり返してしまう。施術後の体調の変化は実感できるとのこと。
4回目~6回目:1週間のうち1日~2日くらい症状が出ない日がある。仕事でストレスが溜まった夜は症状が出やすい。
7回目~10回目:9回目くらいから週の半分くらいは症状が出ない日がある。心身のストレスも溜まりにくくなり生活が楽になってきた。
11回目~13回目:ほとんど口のしょっぱさは感じにくくなる
現在は無理をすれば軽度の口の異常が歯磨きの時に出現する程度です。
日常では気にならない程度まで改善しており、定期的な鍼灸施術で不調は抑えられている状態です。
当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
当院にはこのような口腔内の不調でご来院される方が多くおられます。
最近の研究では口腔内の不調が起きている原因は「脳の感覚野の異常」とされています。
口腔内の不調がある方の脳波を計測すると感覚野の部分に興奮がみられるそうです。
当院の患者様でも同様の不調で大学病院で脳波を計測したら同じように感覚野に興奮が表れていました。
そのため当院ではこの研究結果をふまえ、脳の感覚野に関連するツボや神経へのアプローチを行っています。
ストレスによる口のしょっぱさの症状は鍼灸で改善できます
このような歯科や口腔外科などで「原因不明」と診断された口腔内の症状は当院に東洋医学に基づく鍼灸治療で改善できます。
これらの症状の多くはストレスによる自律神経やホルモンのバランスが崩れることで起こります。
味覚障害や口腔異常感症もストレスによって起こるものがほとんどとされています。
このような不調の場合、西洋医学では薬物による対処療法のみであるため、根本的な改善までは至りません。
しかし、鍼灸では患者様の原因を体質によって分類し、治療による改善まで導くことができます。
ぜひ、味覚障害や口腔異常感症など口腔内の不調でお悩みの方はご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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