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風が当たると頭が痛い|冷たい風に当たると頭痛がする原因

風が当たると頭が痛い|冷たい風に当たると頭痛がする原因
公開日:2024年6月06日
更新日:2024年12月18日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

風に当たると起こる頭痛でお悩みの方に適切なアドバイス

「風に当たりすぎると頭痛が起こる」
「冷たい風が頭に当たると頭痛がする」
「首元や顔に風が当たると頭が締め付けるような痛みが起こる」

このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。

実は冷たい風に当たると頭痛がするという症状は不思議な病気ではありません。
今の現代医学では説明できないような内容ですが、東洋医学では理論的に説明できる病態です。

今回は「風が当たると頭が痛い|冷たい風に当たると頭痛がする原因」と題して冷気による頭痛について東洋医学で解説します。

頭痛の原因となる風寒邪とはどのようなものか

頭痛の原因となる風寒邪とはどのようなものか東洋医学では「冷たい風に当たると頭痛がする」という症状の原因については、風寒邪(ふうかんじゃ)という考えを当てはめます。
風邪(ふうじゃ)という風が人に害を与える原因があるのですが、それに「寒(かん)」という寒さも合わさった人に害を与える邪気をこの風寒邪といいます。


このような身体に害を与える原因を東洋医学では三因(さんいん)というのですが、具体的には以下の3つがあります。

①身体の外側から悪いものが入ってくるもの
②内側の精神的感情の変化によるもの
③①と②のどちらでもないもの


という3つの要因に分けました。
今回の冷気に当たって起こる頭痛の原因は①の外側から入ってくる悪いもの(風寒邪)として考えます。

この風寒邪は、季節の変わり目や寒冷地での生活、突然の気温の変化など、さまざまな要因で体内に入ってきます。

東洋医学では「冷たい風に当たると頭痛がする」という症状の原因については、風寒邪(ふうかんじゃ)という考えを当てはめます。
風邪(ふうじゃ)という風が人に害を与える原因があるのですが、それに「寒(かん)」という寒さも合わさった人に害を与える邪気をこの風寒邪といいます。

このような身体に害を与える原因を東洋医学では三因(さんいん)というのですが、具体的には以下の3つがあります。

①身体の外側から悪いものが入ってくるもの
②内側の精神的感情の変化によるもの
③①と②のどちらでもないもの

という3つの要因に分けました。
今回の冷気に当たって起こる頭痛の原因は①の外側から入ってくる悪いもの(風寒邪)として考えます。

この風寒邪は、季節の変わり目や寒冷地での生活、突然の気温の変化など、さまざまな要因で体内に入ってきます。

風寒邪が体内に侵入する特徴的なメカニズム

風寒邪が体内に侵入する特徴的なメカニズム風寒邪は、体内に侵入するメカニズムが特徴的です。

首の周囲には、「風門(ふうもん)」、「風府(ふうふ)」という「風」の文字がつくツボ(経穴)があります。
風寒邪は首の後ろ側、上半身後面から入ってきやすい性質があるため、その予防のためにこれらのツボは「風」という文字を使っているとされています。


そのため風寒邪は首の後面から身体に入り込みやすく、頭部に気血が停滞し頭痛を発症させる性質があります。
昔から風邪を引いた時は首の後ろにタオルを入れて冷やさないようにしたり、首にネギを巻いたりするなどの方法がありましたが、これは上半身からの発汗を促して、体内に入ってきた冷えを外に出す方法と説明できますが、実は東洋医学的にも理にかなった方法です。

風寒邪は、体内に侵入するメカニズムが特徴的です。

首の周囲には、「風門(ふうもん)」、「風府(ふうふ)」という「風」の文字がつくツボ(経穴)があります。
風寒邪は首の後ろ側、上半身後面から入ってきやすい性質があるため、その予防のためにこれらのツボは「風」という文字を使っているとされています。

そのため風寒邪は首の後面から身体に入り込みやすく、頭部に気血が停滞し頭痛を発症させる性質があります。
昔から風邪を引いた時は首の後ろにタオルを入れて冷やさないようにしたり、首にネギを巻いたりするなどの方法がありましたが、これは上半身からの発汗を促して、体内に入ってきた冷えを外に出す方法と説明できますが、実は東洋医学的にも理にかなった方法です。

風寒邪による頭痛の特徴的な症状について

風寒邪による頭痛の特徴的な症状について風寒邪による頭痛(冷たい冷気に当たると起こる頭痛)には特徴的な症状があります。

・頭の痛みが背中まで拡がる
・締め付けられるような頭痛を感じる
・寒暖差によって悪化することがある
・寒い日や風が強い日に痛みが増しやすい

これらに当てはまる場合は風寒邪による頭痛と診断します。

風寒邪による頭痛(冷たい冷気に当たると起こる頭痛)には特徴的な症状があります。

・頭の痛みが背中まで拡がる
・締め付けられるような頭痛を感じる
・寒暖差によって悪化することがある
・寒い日や風が強い日に痛みが増しやすい

これらに当てはまる場合は風寒邪による頭痛と診断します。

他の症状と合わさると頭痛が強くなる

他の症状と合わさると頭痛が強くなる風寒邪は頭痛症状だけでなく、他の症状が合わさるとより深刻な頭痛が悪化する状態になります。

例えば、風寒邪による頭痛に、発熱、鼻づまり、咳などの風邪症状が伴うことがあります。
そうなると、身体の重だるさや倦怠感、食欲不振などの全身症状も同時に起こることがあります。

これらの症状が重なることで、風寒邪による頭痛はより辛い状態になります。

風寒邪は頭痛症状だけでなく、他の症状が合わさるとより深刻な頭痛が悪化する状態になります。

例えば、風寒邪による頭痛に、発熱、鼻づまり、咳などの風邪症状が伴うことがあります。
そうなると、身体の重だるさや倦怠感、食欲不振などの全身症状も同時に起こることがあります。

これらの症状が重なることで、風寒邪による頭痛はより辛い状態になります。

風寒邪を予防するためのポイント

風寒邪を予防するためのポイント風寒邪を解消、予防するためには体を温めることが重要です。
とくに後頭部〜首の後ろを温めるために、タオルなどを首にいれ冷たい風が入らないようにしましょう。

また汗をかいた後や入浴後のときもすぐに着替えたり、タオルで拭いたりするようにしましょう。
一番良くない行動は、入浴後の髪の毛が濡れた状態で放置していることです。
身体が冷える前にドライヤーを使って髪を乾かすときに首元にも当てて温めると効果的です。

風寒邪を解消、予防するためには体を温めることが重要です。
とくに後頭部〜首の後ろを温めるために、タオルなどを首にいれ冷たい風が入らないようにしましょう。

また汗をかいた後や入浴後のときもすぐに着替えたり、タオルで拭いたりするようにしましょう。
一番良くない行動は、入浴後の髪の毛が濡れた状態で放置していることです。
身体が冷える前にドライヤーを使って髪を乾かすときに首元にも当てて温めると効果的です。

東洋医学の基づく風寒邪の予防法について

東洋医学の基づく風寒邪の予防法について東洋医学では、風寒邪の予防には体のバランスを整えることが重要とされています。
とくに体を温めることがポイントであり、そのために漢方薬や養生法を取り入れることが東洋医学では一般的です。

例えば、生姜やネギなどの温かみのある食材を積極的に摂取することで、体を温めるようにします。
また、免疫力を高めるためには十分な睡眠や適度な運動も重要であると東洋医学は考えます。

さらに、ストレスや疲労を溜めないようにすることも大切です。
東洋医学の視点から自己管理を行い、風邪を予防して健康な体を保ちましょう。

以上が東洋医学における冷たい風に当たる頭痛のセルフで行える対処法です。

東洋医学では、風寒邪の予防には体のバランスを整えることが重要とされています。
とくに体を温めることがポイントであり、そのために漢方薬や養生法を取り入れることが東洋医学では一般的です。

例えば、生姜やネギなどの温かみのある食材を積極的に摂取することで、体を温めるようにします。
また、免疫力を高めるためには十分な睡眠や適度な運動も重要であると東洋医学は考えます。

さらに、ストレスや疲労を溜めないようにすることも大切です。
東洋医学の視点から自己管理を行い、風邪を予防して健康な体を保ちましょう。

以上が東洋医学における冷たい風に当たる頭痛のセルフで行える対処法です。

風に当たると起こる頭の痛みは当院の鍼灸治療で改善できる

東洋医学の観点から見た鍼灸治療は、冷たい風に当たった後にでる頭痛に対して効果的です。
鍼灸は、経絡(けいらく)と呼ばれる体のツボに鍼(はり)やお灸をすることで、体のバランスを整える効果があります。

頭痛の原因である風寒邪を追い払い、頭部の血液や気の流れを改善するために鍼灸を受けることをおすすめします。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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