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後鼻漏が鍼灸で治った|後鼻漏の痰の色で治し方がわかる

後鼻漏が鍼灸で治った|後鼻漏の痰の色で治し方がわかる
公開日:2024年02月28日
更新日:2025年10月28日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

慢性上咽頭炎で流れる後鼻漏は重要な情報

・慢性上咽頭炎に罹ってから後鼻漏の症状で悩んでいる
・慢性上咽頭炎の初期の悩みは完治されたのに後鼻漏だけ後遺症で残っている

慢性上咽頭炎の中でも後鼻漏の症状で相談されるケースが多い傾向にあります。
当院では患者様との問診で「喉に流れ落ちた鼻汁や痰の色は?」という質問をすることがあります。

東洋医学ではこの「後鼻漏の色」が治療を勧めるうえで重要なポイントの場合があります
今回は「後鼻漏が鍼灸で治った|後鼻漏の痰の色で治し方がわかる」と題して後鼻漏の鼻汁や痰の色と東洋医学に基づく治療について解説します。

鼻汁や痰の色は粘膜の炎症具合がわかる

鼻汁や痰の色は粘膜の炎症具合がわかる東洋医学では後鼻漏で起こる鼻汁や痰の色から上咽頭部の炎症具合がわかります。
この炎症反応によって上咽頭炎の発症から「どの程度炎症が起きているか」「炎症が治まる見込み」「患者様の免疫力や抵抗力の度合い」などがわかります。

この炎症の進行具合と身体の免疫力や抵抗力の度合いから東洋医学では治療方法や計画を組み立てていきます。

東洋医学では後鼻漏で起こる鼻汁や痰の色から上咽頭部の炎症具合がわかります。
この炎症反応によって上咽頭炎の発症から「どの程度炎症が起きているか」「炎症が治まる見込み」「患者様の免疫力や抵抗力の度合い」などがわかります。

この炎症の進行具合と身体の免疫力や抵抗力の度合いから東洋医学では治療方法や計画を組み立てていきます。

炎症が起こると透明な痰から白色へと変化する

炎症が起こると透明な痰から白色へと変化する健康体であれば通常は鼻汁は透明であり吐き出すことができません。
しかし、慢性上咽頭炎など粘膜に炎症が起こると透明から白色へ変化します。

そして更に炎症が強まると(東洋医学では熱が溜まる)茶色や黄色や緑色に変化してきます。
この色になると炎症が強いため、改善のためには身体の熱を冷ます治療が必要であると考えます。

※鼻汁や痰の色に対する診断は下記のリンクボタンから「蓄膿症の膿を出す方法は鍼灸のツボマッサージ」というブログで詳しく解説しています。

健康体であれば通常は鼻汁は透明であり吐き出すことができません。
しかし、慢性上咽頭炎など粘膜に炎症が起こると透明から白色へ変化します。

そして更に炎症が強まると(東洋医学では熱が溜まる)茶色黄色緑色に変化してきます。
この色になると炎症が強いため、改善のためには身体の熱を冷ます治療が必要であると考えます。

鼻汁の粘度も炎症が強まるとドロドロになる

鼻汁の粘度も炎症が強まるとドロドロになるさらに色と合わせて必要な診断に粘度があります。
鼻汁や痰はもともと粘液性がある分泌物です。

健康体であれば通常はサラサラしています。
しかし、炎症が進行していくうちにトロトロと粘度が高まり、炎症が強くなればなるほどドロドロやドロッとしていきます。

この状態になるといわゆる後鼻漏特有の「喉に痰がへばりついている感じ」「喉がイガイガして痰を吐き出したくなる」といった症状が出現します。

※また慢性上咽頭炎は声枯れの症状を起こることがあります。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

さらに色と合わせて必要な診断に粘度があります。
鼻汁や痰はもともと粘液性がある分泌物です。

健康体であれば通常はサラサラしています。
しかし、炎症が進行していくうちにトロトロと粘度が高まり、炎症が強くなればなるほどドロドロドロッとしていきます。

この状態になるといわゆる後鼻漏特有の「喉に痰がへばりついている感じ」「喉がイガイガして痰を吐き出したくなる」といった症状が出現します。

東洋医学では身体全体を診て治療を組み立てる

東洋医学では身体全体を診て治療を組み立てるこのように身体で起きている症状を一つひとつ情報源としてしっかり聞き取って他の判断材料とも合わせて後鼻漏が原因・理由を考察し、必要な鍼灸を施すのが東洋医学です。あくまでも後鼻漏は結果的に起きている現象であり、慢性上咽頭炎は西洋医学での病名です。

そのため後鼻漏だから〇〇薬、慢性上咽頭炎だから〇〇薬といった単純な方程式では東洋医学の鍼灸治療は行いません。
東洋医学では身体全体を診て治療を組み立てます。

※東洋医学で慢性上咽頭炎が改善できた症例については以下のリンクボタンから「慢性上咽頭炎が鍼灸で治った人の体験談」をご覧ください。

このように身体で起きている症状を一つひとつ情報源としてしっかり聞き取って他の判断材料とも合わせて後鼻漏が原因・理由を考察し、必要な鍼灸を施すのが東洋医学です。あくまでも後鼻漏は結果的に起きている現象であり、慢性上咽頭炎は西洋医学での病名です。

そのため後鼻漏だから〇〇薬、慢性上咽頭炎だから〇〇薬といった単純な方程式では東洋医学の鍼灸治療は行いません。
東洋医学では身体全体を診て治療を組み立てます。

慢性上咽頭炎による後鼻漏は東洋医学の鍼灸で改善できる

最近の傾向では慢性上咽頭炎による自律神経症状を伴った後鼻漏の方が増えています。
当院ではこの症状に対して東洋医学に基づき一人ひとりに合った体質を調べてツボを選定し鍼灸治療を行います。

同じ後鼻漏症状でも体質や状態は個々によって違うため利用する東洋医学のツボが変わります。
このツボの微調節によって鍼灸の効果を最大限に引き出しています

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

慢性上咽頭炎の後鼻漏【45歳女性 会社員(東京都在住)】

【慢性上咽頭炎の後鼻漏が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/45歳女性
喉の奥に常に粘り気のある鼻水が垂れてくる「後鼻漏」に、何年も悩まされてきました。
咳払いが止まらず、話すたびに喉が詰まるような不快感があり、集中力も低下しました。
耳鼻科では「慢性上咽頭炎」と診断され、抗生物質や消炎剤、ネブライザー治療などを受けましたが、症状は一時的に軽くなるだけで、すぐに再発してしまいました。
体質改善を目指して漢方も試しましたが、私には合わず、胃の不快感や動悸が出てしまい継続できませんでした。
病院の薬でも漢方でも改善しないこの症状に、正直、希望を失いかけていました。
そんなとき、鍼灸が慢性上咽頭炎に効果があるという情報を目にし、思い切って鍼灸院コモラボさんを訪ねました。
施術では3回目の施術後から、喉の違和感が少し軽くなり、7回目を終えた頃には、後鼻漏の粘りがほとんどなくなり、咳払いの回数も激減しました。
朝の目覚めもすっきりし、日常生活が格段に快適になりました。
病院の薬では改善しなかったこの症状が、鍼灸によって根本から整えられたように感じています。
今では、再発予防のために定期的なメンテナンスとして鍼灸を続けています。
同じように慢性上咽頭炎や後鼻漏で悩んでいる方に、鍼灸という選択肢があることを知っていただきたいです。

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


[参考]
※1.後鼻漏について/中国中央病院 西田直樹
https://www.kouritu-cch.jp/topics/public/1608
※2.慢性上咽頭炎/日本病巣疾患研究所
https://jfir.jp/chronic-epipharyngitis/
※3.肺について/和漢全人会花月クリニック 
http://kagetsu-clinic.or.jp/kanpou/k_09.html
※4.ヒステリー球(咽喉頭異常感症)とは?/医療法人社団こころみ理事長/株式会社こころみらい代表医師 大澤亮太
https://cocoromi-mental.jp/cocoromi-ms/psychiatry-disease/somatoform/globus/

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