マロウブルーの効能は喉のつまりの改善

公開日：2023年03月08日
更新日：2024年07月03日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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口内炎から気管支炎の不調まで改善できます

マロウブルーは和名ではウスベニアオイ（薄紅葵）と呼びます。主要成分には粘液質、アントシアニジン(デルフィニジンなど)、タンニン
作用には
①皮膚・粘膜の保護(潤滑作用)
②刺激緩和軟化
③鎮静作用
④消炎作用
効用には口腔、咽喉、胃腸、泌尿器の炎症の鎮静、肌の炎症の鎮静、敏感肌の軽減 

ギリシャ・ローマ時代から消炎鎮痛のお茶として用いられてきた

マロウは古代ギリシャ・ローマ時代から食用として用いられており、その他にも消炎、鎮痛の効果があるとされお茶として利用されてきました。また花姿も美しいことから園芸用としても品種改良され、現在では変種も含めると1000種以上に及ぶといわれています。このマロウブルーをお茶として入れると、初めは鮮やかな青色が抽出され、時間が経つと紫色に変わります。さらにレモン汁を数滴加えると、さわやかなピンク色に変わり色の変化も楽しめるハーブです。

ポリフェノールによって疲れ目や眼精疲労が改善できる

マロウブルーの花には青紫色の天然色素アントシアニンが含まれています。このアントシアニンはポリフェノールの一種で、紫外線やウイルスなどの外敵から身（実）を守るために植物がつくり出した成分です。人間が摂取すると視覚機能を改善する効果があります。
そのため長時間のパソコン作業や読書時などで疲れ目や眼精疲労などの不調がある方が摂取すると症状改善に有効性が期待されています。

傷ついた粘膜を修復する働きがある

またマロウブルーの根や花には豊富な粘液質が含まれています。この粘液質は体内の粘膜を覆い、粘膜を保護し、傷ついた粘膜の修復を促す効果があるといわれています。この効果から、古来より風邪による喉の腫れや痛み、胃炎、膀胱炎、尿道炎など炎症による粘膜を保護し、修復を促すものとして使用されてきました。また、湿布剤やローション剤、パック剤として外傷や皮膚炎にも用いられています。

口内炎や喉の痛みにはマロウブルーでうがいする

そのため口内炎ができたときは、ブルーマロウのハーブティーで口内をゆすぐのがおすすめです。何度も洗浄することでブルーマロウに含まれる粘液成分が口内炎によって傷ついた表面にうっすらと膜を張り、ピリピリした痛みが緩和され改善が促進されます。また気管支炎や喉の痛みには、ハーブティーでのうがいが効果的です。その他にもマロウブルーの粘液質は肌の保湿や保護に役立ちます。皮膚トラブルの際には湿布やパックとして活用されることもあり、肌の調子を整える効果も期待できるハーブです。

止まらない咳や痰が絡む症状にも効果的です

さらに有効成分の粘液質は咳がとまらないとき、痰がからむときに飲むと症状を緩和させます。声楽家やアナウンサーなど喉をよく酷使する方あるいはタバコの吸い過ぎなど、喉から気管支にかけて不調がある方におススメです。

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鈴木 貴之

鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務（院長職を務める）

現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。

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