【ホットフラッシュ】更年期に効くハーブティーは八角

公開日：2023年02月06日
更新日：2024年07月04日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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八角は生理痛など女性特有のお悩みに効果あり

八角は和名ではセイヨウウイキョウ（西洋茴香）と呼ばれています。
主要成分はアネトール、コリン、クマリン、糖類、精油、粘液質です。
八角の作用は
①エストロゲン様（エストロゲンに似た作用）
②催乳作用（母乳が出やすくなる）
③消化の促進
④利尿作用
⑤去痰（痰が吐き出しやすくなる）
⑥消臭作用
⑦鎮痙（痙攣を鎮める）
⑧腸内のガスを排出
⑨殺菌作用
八角の効用は 口臭を抑える、消化不良の改善、咳や痰を鎮める、生理不順の改善、月経困難症の予防、更年期障害の抑制など女性特有のお悩みに効果をもらたします。また腸内に溜まったガスを排出させる効能もあります。

八角は古くから薬草やスパイスとして使われている

八角とは、セリ科の一年草で、ハーブの一種になります。
古くから薬草や食事におけるスパイスとして扱われており、最近ではケーキやクッキーの飾り付けなどのスイーツにまで使われています。
また八角はハーブティーとして親しまれており、循環器機能の改善やエストロゲン類似作用による気管支炎、生理痛や更年期障害など女性疾患にも効果的です。

マウスウォッシュなど口臭予防に効果あり

また八角の利用部位は主に果実です。この果実は種のように見えることから「アニシード」と呼ばれ、香辛料として様々な料理の香り付けや臭い消しに使用されます。
また、八角は葉や茎、花、根も食用とされ、葉、茎、花はサラダに、根はスープやシチューなどの煮込み料理に利用されます。
八角は現在ではマウスウォッシュの成分としても知られているほか、種子から抽出される八角油を医薬品や化粧品に利用しています。

食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸が疲れたら八角が良い

八角には消化を促進させる作用があり、胃腸の働きを促して消化を助けてくれます。
食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸に負担をかけたときは、八角のハーブティーを飲むことで胃もたれ防止につながります。
このハーブには駆風（喉の腫れを）・去痰などの作用もあり、腸内に溜まったガスを体外に排出したり、喉に絡まった痰を除く手助けもしてくれます。
また風邪や喘息の咳を鎮める効果があります。

八角は女性ホルモンの作用があるため生理痛や更年期に効果あり

また八角の特徴に女性ホルモンに似た働きがあります。そのため、生理不順、月経困難症、更年期障害など女性特有の症状の改善が期待できます。
また母乳の出を良くする働きもあるので授乳期の女性に昔から八角が用いられました。
また女性ホルモンのバランスを整える作用があるため生理痛で起こる腹部の張りや下腹部の痛みなどを鎮静させたり腹部の腸内ガスの排出も促す効果もあります。
生理痛で起こるお腹の張り、胃の痛み、吐き気といった症状でお悩みの方は八角がおすすめです。
（禁忌・注意として 乳がん、乳腺炎を患っている方は使用できません。）

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鈴木 貴之

鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務（院長職を務める）

現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。

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