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ためしてガッテンの耳鳴り特集を解説|最新のガイドライン
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年03月30日
更新日:2026年03月30日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

ためしてガッテンでも特集された耳鳴り

季節の変わり目は体調を崩す方が増える時期ですが、同時に耳鳴りの症状に悩む方も急増しています。耳鳴りのつらさは人それぞれで、どなたにとっても深刻な問題です。先日放送された「ためしてガッテン」でも耳鳴り特集が組まれており、関心の高さがうかがえました。本記事では、ためしてガッテンでも特集された耳鳴りの生理学的な繋がりを紐解き、巡りを整えて神経系を安定させるための具体的な指針を解説します。
ためしてガッテンでの放送内容を詳しく解説
ためしてガッテンでも話題になった「耳鳴りの新常識」は、原因が耳だけでなく脳の注意力にあるという点です。過度なストレスは自律神経を乱し、無意識に首や肩の筋肉の緊張を強めます。この硬直が耳周りの血液循環を滞らせる循環不全を招き、脳が音を過剰に拾い上げる負のループを形成します。悪循環は睡眠の質を低下させ、聴覚神経の回復を妨げる大きな要因となります。ここでは、最新ガイドラインに基づき、音響療法やヨガなどを通じて全身の巡りを整え、神経系を安定させるための具体的なアプローチを解説します。
耳鳴診療ガイドライン 2019年版という本を紹介

ためしてガッテンでは耳鳴診療ガイドライン 2019年版という本を紹介しながら進行していました。
そこでは 耳鳴りの原因が「実は耳ではなく、脳の注意力に問題がきっかけになるのではないか」と 新説が見つかったというように番組で取り扱われていました。
ガイドラインでは耳鳴りの原因は内耳だけでなく、音を感知する脳の過敏性も深く関与していると主張しています。
過度なストレスは自律神経を著しく乱し、無意識下で首や肩の筋肉の緊張を強めてしまいます。この強張りが耳周りの血液循環を停滞させる循環不全を招き、脳が音を過剰に拾い上げる悪循環を形成します。
そのため耳鳴りは単なる耳の不調と捉えず、全身の巡りを整えて脳の警戒を解き、神経系を安定させることが不快感の緩和には不可欠です。
耳鳴りの負のループ|原因を増幅させるメカニズムについて

【耳鳴りの負のループ】
①耳鳴り発生
②心理的に耳鳴りが気になる(耳鳴りへの注意力があがる)
③耳鳴りを意識するようになる(耳鳴りを苦痛に感じるようになる)
④さらに耳鳴りが気になるようになる(耳鳴りへの注意力がさらにあがる)
⑤耳鳴りがより大きく聞こえるようになる
※エンドレスなループに陥ります。
耳鳴りへの注意力が過度に高まる負のループは、脳の警戒態勢を強め、自律神経を著しく乱す直接的な原因となります。不快感への意識が集中すると、交感神経が優位になり、無意識下で首や肩の筋肉の緊張を増幅させてしまいます。この物理的な硬直が耳周りの血液循環を停滞させる循環不全を招き、聴覚神経の過敏性をさらに高める悪循環を形成します。単なる意識のそらしにとどまらず、深層筋のこわばりを解いて全身の巡りを整え、神経系を安定させることがこの連鎖を断つ鍵となります。
耳鳴りの回復を促す対処法

耳鳴りに悩む方へ、当院ではまず「では、どうするか?」という視点を大切にしています。この考え方を理解された方ほど、回復が早い印象があります。耳鳴りは一度起こるとすぐに消えるものではありませんが、小さくするための工夫には多くの選択肢があります。テレビ番組では十分に苦しさが伝わらず物足りなさも感じましたが、医師が解決策を示していた点は、つらい症状に悩む方にとって希望の光になるはずです。
音響療法で耳鳴りの原因を軽減する
サウンドジェネレーターや音響療法は、外部の音で耳鳴りを調和させ、脳の過剰な注意力を下げる有効な手段です。慢性的な耳鳴りの原因には、脳の過敏さと自律神経の乱れが深く関与しており、不快感への集中が首や肩の筋肉の緊張を増幅させています。音を用いて聴覚系をリラックスさせることは、内耳周辺の血液循環を停滞させる循環不全の緩和に寄与し、生理学的な安静状態を導きます。
耳鳴りから気をそらすためのヨガやマインドフルネス
ヨガやマインドフルネスは、過度なストレスによる自律神経の興奮を鎮め、不快感の根本的な原因となる心身の過緊張を緩和する有効な手段です。深い呼吸と連動した動きは、無意識に蓄積した首や肩の筋肉の緊張を解き、内耳周辺の血液循環を促進させる生理学的な基盤を作ります。この循環不全の解消は聴覚神経の過敏さを和らげ、脳が耳鳴りに過剰反応する悪循環を遮断します。
耳鳴りから気をそらすために趣味に没頭する
趣味に没頭することは、脳の報酬系を活性化させ、耳鳴りの根本的な原因となる過剰な注意力を分散させる有効な手段です。たとえ乗り気でなくても意識的に好きな活動に取り組むことは、過度なストレスによる自律神経の乱れを整え、交感神経の過興奮を抑える生理学的な利点があります。この精神的なリラックス状態は、無意識下での首や肩の筋肉の緊張を緩和させ、内耳周辺の血液循環を滞らせていた循環不全を是正します。
鍼灸で自律神経を整え耳鳴りの原因を軽減
耳鳴りの不快なループを断つには、原因となる脳の過敏さを鎮め、自律神経を安定させることが不可欠です。鍼灸治療は、手技やセルフケアでは届きにくい深層の筋肉の緊張をミリ単位で解放し、内耳周辺の血液循環を劇的に促進します。この生理学的なアプローチにより、組織の循環不全が是正され、聴覚神経の過敏性が緩和されます。全身の緊張が解けることで、夜間の睡眠の質も向上し、神経系の修復がスムーズに進むようになります。薬物療法や音響療法と併用することで、より確かな回復への一歩となります。
患者の声

突発的に始まった高音の耳鳴りで夜も眠れず不安でした。耳鼻科で検査を受けつつ、週1回の鍼灸を8回続けたところ、初回で首肩の張りが和らぎ、3回目で夜間の耳鳴りが小さく感じられるようになりました。5回目以降は日中の集中力が戻り、8回目には耳鳴りの不快感が大幅に軽減。施術で教わった首のセルフケアと深呼吸を続けることで回復が早まり、医師とも情報共有できたため安心して続けられました。薬に頼らず生活の質が向上したことが何よりの収穫です。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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