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首回りだけ寝汗をかくのは甲状腺?女性に多い原因と更年期や病気のサイン・改善対策
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年02月28日
更新日:2026年02月28日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
- 1 女性が首まわりだけに寝汗をかく主な原因3つとは
- 2 原因①:更年期・PMSによる女性ホルモンバランスの乱れ
- 3 原因②:甲状腺異常や自律神経の乱れなど隠れた病気の可能性
- 4 原因③:ストレス・寝具環境など日常生活に潜む寝汗の要因
- 5 首まわりの不快な寝汗をすぐ軽減するセルフケア方法
- 6 今夜からできる!快適な睡眠環境をつくる3つの工夫
- 7 パジャマ・枕カバーの選び方で朝まで熟睡するためのポイント
- 8 寝汗の根本改善をめざす体質づくりと生活習慣
- 9 乱れやすい自律神経を整えるための実践方法
- 10 リラックス効果を高めるツボ押し・アロマの活用法
- 11 要注意の症状とは?病院受診が必要な危険サイン
- 12 寝汗以外にこんな症状があれば専門医へ相談を
- 13 何科を受診すべき?症状別にみる適切な診療科の選び方
- 14 首まわりの寝汗に関するよくある質問まとめ
- 15 Q1. 首まわりと頭に同時に大量の寝汗をかく原因は?
- 16 Q2. 寝汗対策に適したパジャマ・枕カバーの素材は?
- 17 Q3. ストレスで寝汗が悪化することはある?
- 18 まとめ
- 19 上半身の寝汗を改善するためには鍼灸施術が効果的
- 20 上半身の寝汗【39歳女性 会社員(山梨県在住)】
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首部周囲にのみ局所的な寝汗をかき、衣類や寝具を湿損させる不快な症状に悩んでいませんか。特に女性の場合、その背景には単なる室温の影響だけでなく、更年期に伴うエストロゲン減少や自律神経の不調、あるいは内科的疾患が潜伏している可能性も想定されます。本稿では、首回りの寝汗を誘発する病態を詳解し、即効性のあるセルフケアから、専門医を受診すべき危険信号まで網羅的に解説します。
女性が首まわりだけに寝汗をかく主な原因3つとは

夜間、入眠中に頚部周囲のみが過度に発汗していると、その機序に不安を感じるかもしれません。女性が首回りに局所的な寝汗をかく背景には、特有の医学的要因が複数想定されます。主に、内分泌動態の変動、潜在的な疾患の可能性、そして日常の生活習慣や睡眠環境が挙げられます。ここでは、これら3大要因の病態生理について、各々詳細に解説します。ご自身の臨床症状がどの項目に該当するか、精査する指標として確認してください。
原因①:更年期・PMSによる女性ホルモンバランスの乱れ
卵巣ホルモンであるエストロゲンには、視床下部の体温調節中枢を安定させる作用があります。しかし、更年期にはエストロゲン分泌が急減し、自律神経系の恒常性が破綻しやすくなります。その結果、血管運動神経系の制御が不安定となり、ホットフラッシュに伴う熱感や、過剰な発汗といった症状を惹起するのです。これが寝汗の主要因となります。また、プレ更年期世代でも、黄体期のホルモン変動に起因するPMS(月経前症候群)の影響で、頸部周囲に局所性発汗を呈するケースが散見されます。
原因②:甲状腺異常や自律神経の乱れなど隠れた病気の可能性
頸部周囲の寝汗が遷延する場合、背景に内分泌疾患等の病態が潜伏している可能性が想定されます。代表的な疾患として甲状腺機能亢進症(バセドウ病)が挙げられます。甲状腺ホルモンの過剰分泌により代謝亢進を来し、常に身体がエネルギーを過剰消費する状態となるため、多汗や体重減少、頻脈等の症状を呈します。また、過度な心理的負荷や生活リズムの乱れによる自律神経失調症は、交感神経の過緊張を招き、頸部や胸部、顔面に局所性多汗を惹起することがあります。これらの病態には、医療機関での正確な鑑別診断と治療が不可欠です。
原因③:ストレス・寝具環境など日常生活に潜む寝汗の要因
疾患や内分泌動態の変容のみならず、日常生活の至る所に頸部周囲の寝汗を誘発する因子は潜在しています。精神的ストレスは中枢神経系を介して自律神経を乱し、体温調節機能を減退させます。また、アルコール摂取は深部体温を上昇させ、利尿作用による中途覚醒が発汗を助長しやすくなります。睡眠環境の不適合にも注視が必要です。特に、吸湿性や通気性に欠ける枕や寝具を使用すると、熱放散が阻害され鬱熱を招きます。これは夏季に限らず、冬季の過度な厚着や暖房使用でも生じ得るため、通年で「睡眠衛生」の観点から寝室環境を最適化することが肝要です。
首まわりの不快な寝汗をすぐ軽減するセルフケア方法

毎夜の不快な寝汗は、睡眠効率を著しく低下させる要因となります。しかし、適切なセルフケアを導入することで、症状の緩和を図ることが可能です。ここでは、即座に実践可能な対策として、入眠環境の最適化や、熱放散に優れた寝具の選定方法を詳解します。根本治癒に向けたアプローチと並行し、まずは簡便な手法で良好な睡眠衛生を確立して、生理的な不快感の軽減を目指しましょう。
今夜からできる!快適な睡眠環境をつくる3つの工夫
寝汗を抑制するには、寝室環境を最適化することが基本です。まず、室内温度は夏季なら25〜26度、冬季なら22〜23度、湿度は通年50〜60%を目安に空調設備等で管理しましょう。次に、入眠前に頸部を冷却するのも有効です。湿布や冷却用具を頸部背面に適用すると、深部体温の低下が促進され、入眠が円滑になります。また、就寝直前の入浴は控え、1〜2時間前に微温湯で入浴することで、生理的な体温下降を誘発し、発汗の予防に寄与します。
パジャマ・枕カバーの選び方で朝まで熟睡するためのポイント
皮膚に直に接する寝衣や枕カバーの材質は、発汗対策において極めて重要です。汗を速やかに吸収し、効率よく放出する「吸湿速乾性」に秀でた素材を厳選しましょう。具体的な推奨素材としては、綿や絹、麻などの天然繊維が挙げられます。これらは皮膚親和性が高いだけでなく、透湿性にも優れるため、鬱熱を抑制し良質な睡眠を促進します。ポリエステル等の合成繊維は疎水性が高く、熱が貯留しやすいため回避するのが賢明です。枕も通気構造に長けた素材や形状を導入することで、頸部周辺の不快感を大幅に緩和できます。
寝汗の根本改善をめざす体質づくりと生活習慣

寝汗の病態を根源から改善するには、対症療法のみならず、生体環境を見直す生活習慣が不可欠です。自律神経の恒常性を維持し、内分泌系の動態を安定させることが、長期的な寛解に寄与します。栄養学的な介入や適度な運動療法はもちろん、東洋医学的アプローチに基づく漢方薬の活用も有効な選択肢となります。ここでは、日々の生活習慣において意識すべき、体質改善の要諦を詳説します。
乱れやすい自律神経を整えるための実践方法
自律神経の調和を維持するには、規則的な生活リズムの確立が基本です。毎日定刻に起床して日光を浴び、サーカディアンリズムを整えることが肝要です。食事は、栄養学的に均衡な内容を3食摂取しましょう。特に、ビタミンB群やカルシウム、マグネシウムは神経伝達や安定を補助します。日中にウォーキング等の有酸素運動を導入すると、血流が改善し、セロトニン生成を通じて入眠の質も向上します。デジタルデバイスの長時間利用は交感神経を過緊張させるため、就寝前は控え、副交感神経を優位にする時間を確保しましょう。
リラックス効果を高めるツボ押し・アロマの活用法


心身を弛緩させる習慣も、自律神経の調和を図る上で有効です。簡便なセルフケアとして、経穴刺激があります。例えば、手背の「合谷」や、手関節内側の「内関」への指圧は、精神的安寧を促す効果が期待できます。また、芳香療法(アロマテラピー)の活用も推奨されます。真正ラベンダーやカモミール、白檀などの精油には中枢神経の鎮静作用があり、ディフューザーの併用や枕元への滴下を行うだけで、生理的緊張が緩和され、理想的な入眠プロセスへと導かれます。
要注意の症状とは?病院受診が必要な危険サイン

頸部周囲の寝汗の多くは生活習慣の是正で改善が期待できますが、背景に重大な病態が潜伏する症例も存在します。特に、発汗量が過多で寝具の交換を要するレベルであったり、他の随伴症状を併発したりする場合は注意を要します。セルフケアを継続しても一向に軽快しない場合や、症状が増悪傾向にある際も、自己判断を避け医療機関での鑑別診断を検討しましょう。
寝汗以外にこんな症状があれば専門医へ相談を
頸部周囲の寝汗に加え、以下の随伴症状を呈する場合は、専門医へのコンサルテーションを推奨します。具体的には「頻脈、呼吸困難、手指振戦」「意図しない急激な体重減少」「甲状腺腫大(首の腫れ)」「抑うつ状態や強度の不安感」「弛張熱の継続、全身倦怠感」等です。これらは甲状腺機能亢進症や自律神経不全、更年期障害のみならず、多岐にわたる内分泌・内科的疾患の指標となり得ます。特に諸症状が重複して発現している際は、速やかに医療機関で精査を行い、病因を特定することが肝要です。
何科を受診すべき?症状別にみる適切な診療科の選び方
受診すべき診療科の選択に苦慮する場合は、随伴症状を指標に判別するのが定石です。頻脈や体重減少、甲状腺腫大など内分泌疾患が想起される際は「内分泌内科」や一般「内科」が適任です。更年期障害が疑われる世代や、月経周期の乱れを併発している女性なら「婦人科」へのコンサルテーションが推奨されます。特異的な自覚症状を欠き、病因が不透明な場合は、まず「一般内科」を初診し、プライマリ・ケアを通じて適切な専門科を繋いでもらうのが円滑です。心理的負荷が顕著な際は「心療内科」の受診も有効な選択肢となります。
首まわりの寝汗に関するよくある質問まとめ

本稿では頸部周囲における寝汗の機序や改善策を詳説してきましたが、依然として不透明な点も残されているかと存じます。本項では、頸部局所性発汗に関して多く寄せられる臨床的疑問とその回答を、専門的知見に基づき集約しました。日々の不快感や不安を払拭し、適切な自己管理を行うためのエビデンスとして本FAQをご活用ください。
Q1. 首まわりと頭に同時に大量の寝汗をかく原因は?
頭部および頚部は、体温調節に寄与する主要な血管が密集しており、生理的に発汗が生じやすい領域です。自律神経系の機能不全や内分泌動態の変容により、体温調節中枢の制御が不安定化すると、特にこれらの部位へ集中的な局所性多汗を呈することがあります。
Q2. 寝汗対策に適したパジャマ・枕カバーの素材は?
吸湿速乾性に秀でた天然繊維の活用が推奨されます。具体的には、皮膚親和性が高く透湿性も優れた綿や絹、麻(リネン)等が好適です。発汗を速やかに吸収・放散させるため、寝床内の湿熱を抑制し、恒常性を維持した良好な睡眠環境を担保できます。
Q3. ストレスで寝汗が悪化することはある?
その通りです。過度な心理的負荷は自律神経のホメオスタシスを乱す最大の要因です。交感神経の優位状態が遷延すると、体温調節機能の不全を招き、寝汗、特に頸部周辺の情動的発汗や局所性多汗が顕著に増悪するリスクを内包しています。
まとめ
女性の頚部における寝汗の要因は、内分泌動態の変容や自律神経系の失調、潜在的な疾患、生活習慣の不備など多層的です。まずは寝具や入眠環境の最適化といったセルフケアを導入し、奏効しない場合や、頻脈や体重減少等の随伴症状を呈する際は、医療機関への受診を検討しましょう。生体からの生理的徴候を看過せず、適切に早期介入することが、良質な睡眠と健康増進を両立させる鍵となります。
上半身の寝汗を改善するためには鍼灸施術が効果的
安静時にもかかわらず、じっとりと発汗を来す病態は、慢性疲労に起因する自律神経や内分泌系の失調です。
慢性疲労が招く不定愁訴は、寝汗のみならず、消化吸収を司る内臓機能の低下も誘発します。
こうした自律神経やホルモンの乱れによる諸症状は、当院の東洋医学を軸とした鍼灸施術で根本改善が可能です。
「どこで自身の不調を正確に整えるべきか判断に迷う」と適切な治療法をお探しの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。
上半身の寝汗【39歳女性 会社員(山梨県在住)】

【上半身の寝汗が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・山梨県在住/39歳女性
数ヶ月前から、夜になると上半身に大量の寝汗をかくようになり、眠りが浅く、何度も目が覚める日々が続いていました。
病院で診察を受けたところ、女性ホルモンのバランスの乱れが原因ではないかとの診断でした。
処方された薬をしばらく服用しましたが、症状は一向に改善せず、むしろ副作用で体がだるくなることもありました。
そんなとき、友人の勧めで鍼灸治療を試してみることになり鍼灸院コモラボさんをお伺いしました。
初回の施術後から体がじんわり温まり、夜の寝つきが少し良くなったように感じました。
週に一度のペースで通い、7回目の施術を終えた頃には、あれほど悩まされていた上半身の寝汗がほとんど出なくなり、朝までぐっすり眠れるようになっていました。
鍼灸では、体の巡りを整えながら、ホルモンバランスにも働きかけてくれることを実感しました。
今では、夜が怖くなくなり、日中も気持ちが前向きになりました。
同じような症状で悩んでいる方には、ぜひ一度鍼灸を試してみてほしいです。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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