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皮膚の表面がピリピリするのはなぜ?専門家が教える原因と正しい対処法
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年02月27日
更新日:2026年02月27日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
- 1 1.皮膚の表面がピリピリ痛むのは病気?考えられる主な原因
- 2 乾燥肌で皮膚がピリピリするケース
- 3 日焼けによる皮膚のピリピリ感
- 4 アレルギー反応・接触性皮膚炎で起こる刺激感
- 5 剃毛(ていもう)や摩擦が原因のピリピリ感
- 6 更年期障害による皮膚のほてり・ピリピリ感
- 7 ストレスが引き起こす皮膚の違和感
- 8 病気や皮膚疾患が原因のピリピリ症状
- 9 皮膚の片側だけピリピリするのは帯状疱疹の可能性
- 10 帯状疱疹の原因と発症しやすい人の特徴
- 11 帯状疱疹を発症したときの治療方法
- 12 帯状疱疹を予防するための対策
- 13 皮膚の表面がピリピリ痛むときの症状の見分け方
- 14 乾燥が原因のピリピリ症状の特徴
- 15 日焼けによるピリピリ感の特徴
- 16 アレルギー・接触性皮膚炎によるピリピリ症状
- 17 剃毛や摩擦が原因の皮膚刺激の特徴
- 18 皮膚疾患が原因のピリピリ感の特徴
- 19 皮膚がピリピリするときの対処法まとめ
- 20 保湿ケアで乾燥を防ぎ皮膚を守る
- 21 冷却して炎症や刺激を落ち着かせる方法
- 22 刺激物を避けて皮膚への負担を減らす
- 23 適切な洗浄で肌を清潔に保つポイント
- 24 症状が続くときは医師に相談する
- 25 皮膚がピリピリするときは原因を冷静に見極めることが大切
- 26 病院で改善しない皮膚のピリピリ症状は鍼灸で緩和できる場合も
- 27 皮膚がヒリヒリする異痛症【41歳女性 会社員(静岡県在住)】
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日常生活の中で、皮膚表面がピリピリする不快な異常感覚を覚えることがあります。この症状の背景にある要因は多岐にわたり、適切な対処法もそれぞれ異なります。本記事では、皮膚のピリピリ感を引き起こす主な原因と、その改善に向けた対策を詳しく解説します。
1.皮膚の表面がピリピリ痛むのは病気?考えられる主な原因

皮膚の表面がピリピリと痛む異常感覚には、多種多様な要因が関与しています。乾燥や紫外線等の外的刺激から、疾患やアレルギーといった内的な問題まで、根本原因を特定することが適切な改善策の立案に繋がります。
乾燥肌で皮膚がピリピリするケース
肌の水分不足から生じる乾燥肌は、ピリピリとした痛みを誘発します。乾燥で皮膚のバリア機能が低下し、外部刺激に対し過敏に反応するためです。特に冬場や空調の効いた室内など、湿度の低い環境下では肌の水分が蒸発しやすいため注意を要します。また、高齢層は皮膚の保水能力が減退しやすいため、乾燥に起因するピリピリ感を訴えるケースが多く見受けられます。
日焼けによる皮膚のピリピリ感
紫外線を長時間浴びることで、皮膚は炎症を誘発し、赤みやピリピリとした痛みを伴います。これは日焼けによる急性皮膚炎(サンバーン)です。軽度であれば数日で症状は軽快しますが、重度の場合は水疱や剥離を招き、真皮層にまでダメージが及びます。曇天でも紫外線は地表へ到達しているため、日焼け止めによる徹底したUVケアは不可欠です。
アレルギー反応・接触性皮膚炎で起こる刺激感
特定のアレルゲンや化学物質への過敏反応は、肌の炎症やピリピリ感を招く要因となります。アレルギー反応とは、特定の物質(抗原)に対する体内の免疫システムの応答です。花粉やハウスダスト、金属、特定の食品等が主な誘因となります。接触皮膚炎は、特定の刺激物質に触れることで皮膚に炎症が生じる病態を指します。化粧品や洗剤、衣類、装飾品などが代表的な原因物質です。これらの反応は突発的に現れるため、新しい製品や素材を初めて使用する際は、パッチテストを行う等の慎重な対応を心がけましょう。
剃毛(ていもう)や摩擦が原因のピリピリ感
カミソリ負けや衣類による摩擦は肌へダメージを与え、ピリピリとした異常感覚を誘発することがあります。タイトな衣服やウール、化学繊維等の素材が皮膚に擦れると外部刺激になりやすく、ピリピリ感や赤み、接触皮膚炎を招くリスクがあります。バリア機能が低下した敏感肌の方は、素材選びや除毛方法に特に注意が必要です。
更年期障害による皮膚のほてり・ピリピリ感
更年期を迎えると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急減します。エストロゲンは、皮膚の保水力やコラーゲン生成を司るため、更年期は肌が乾燥しやすく、ピリピリとした異常感覚を生じやすくなります。また、自律神経の乱れや更年期障害に伴う不眠、抑うつといった精神的諸症状も、末梢神経を介してピリピリ感を誘発する要因となります。
ストレスが引き起こす皮膚の違和感
ストレスが蓄積すると、自律神経や脳が過敏に反応し、肌に異常がなくても“ピリピリ感”や“ムズムズ感”を覚えることがあります。また、心理的負荷は皮膚のバリア機能を減退させる要因としても知られています。この機能が低下すると外部刺激に対し脆弱になり、乾燥や炎症を招くことで、結果的にピリピリとした異常感覚を誘発する恐れがあります。
病気や皮膚疾患が原因のピリピリ症状
帯状疱疹や乾癬(かんせん)等の疾患に伴う皮膚の痛みは、早期診断と適切な治療が不可欠です。病的な皮膚痛は、日常的なケアでは改善が困難なケースが多く、専門医による介入が必要です。
①帯状疱疹
帯状疱疹は、ウイルスの再活性化で皮膚のみならず知覚神経も損傷を受けます。ダメージを負った神経は、僅かな皮膚刺激でも激痛を覚える「痛覚過敏」の状態に陥ります。こうした痛みを「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)」と呼びます。帯状疱疹の詳細は後述します。
②乾癬
乾癬とは、大小の円形をした紅斑が多発し、表面に銀白色の鱗屑(カサカサ)が厚く付着する疾患です。患者により、痒みやピリピリ感を生じる場合もあります。乾癬の要因は、免疫の異常により皮膚細胞が異常増殖することです。遺伝的素因やストレス、肥満、糖尿病、過度の飲酒・喫煙等が関与します。
皮膚の片側だけピリピリするのは帯状疱疹の可能性

体の片側に皮膚のピリピリした痛みが現れる際は、帯状疱疹の発症が疑われます。発症のメカニズムや治療法、予防策を正しく把握することが重要です。
帯状疱疹の原因と発症しやすい人の特徴
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって発症します。このウイルスは、幼少期に水痘(水ぼうそう)を惹起する原因菌と同一です。水痘が治癒した後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏感染し続け、免疫機能が低下した際に再び活性化することがあります。加齢、ストレス、疲労、感染症、免疫抑制剤の使用、悪性腫瘍などは、免疫力を減退させ、帯状疱疹の発症リスクを増大させる要因となります。特に50歳以上の層は加齢に伴う免疫低下により罹患率が高まります。近年では、若年層でも帯状疱疹の発症が増加傾向にあります。これは、過労やストレスによる免疫力の減退、睡眠不足、生活習慣の乱れなどが影響していると推察されます。また、自己免疫疾患や膠原病など、免疫系に異常を来す疾患を抱える方も帯状疱疹のリスクが高いとされています。
帯状疱疹を発症したときの治療方法
帯状疱疹の治療は、抗ウイルス薬の内服が基本です。疼痛を緩和する鎮痛薬や、皮膚の炎症を鎮めるステロイド外用薬などが処方されるケースもあります。痛みが激しい際は、神経ブロック注射等の処置を講じる場合もあります。療養中は十分な休養と睡眠を確保し、ストレス軽減に努めましょう。栄養バランスの良い食事を摂取し、免疫機能を高めることも肝要です。治療期間は通常2~4週間程度ですが、病状や重症度により前後します。高齢層や免疫抑制状態にある方は重症化リスクが高く、治療も長期化する傾向にあります。また、帯状疱疹後神経痛は数カ月から数年に及ぶこともあり、継続的な加療を要する症例も存在します。早期の治療介入が回復を早め、合併症の予防に直結します。
帯状疱疹を予防するための対策
帯状疱疹の予防策として、最も有効な手段がワクチン接種です。2025年4月より、65歳の方を対象とした帯状疱疹ワクチンの定期接種化が開始されました。自治体によっては50歳以上への公費助成制度も設けられているため、詳細は居住地の役所等へ確認してください(参照:帯状疱疹ワクチン|厚生労働省)。帯状疱疹ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類が存在します。生ワクチンは、1回の接種で発症予防が期待できます。一方、免疫抑制状態にある方には禁忌となる場合があります。不活化ワクチンは、2回接種(2カ月間隔)を要しますが、免疫力が低下した方でも安全に接種可能です。主治医と相談し、自身の健康状態に最適な種類を選択しましょう。
皮膚の表面がピリピリ痛むときの症状の見分け方

皮膚にピリピリとした異常感覚が生じる要因は、多岐にわたります。各症状の特性を正しく特定することが、早期改善に向けた適切な対処へと繋がります。
乾燥が原因のピリピリ症状の特徴
・肌の保水能力不足が要因で、粉を吹いたような外見を呈することがあります。
・皮膚の乾燥が進行し白く粉を吹く(落屑)ことがあります。
・冷気への露出や高温の入浴後に症状が増悪することがあります。
日焼けによるピリピリ感の特徴
・強力な紫外線曝露の後、皮膚が紅斑を呈し、接触痛を伴うことがあります。
・患部に赤みがあり、触れると熱感(灼熱感)を覚えることが多いです。
・数日経過すると表皮の剥離(皮むけ)が始まることがあります。
アレルギー・接触性皮膚炎によるピリピリ症状
・特定の刺激物質に接触した部位のみ、紅斑や掻痒感が生じるのが特徴です。
・使用した化粧品や着用した衣類の範囲に一致して、発赤や痒みを伴います。
・急性期には湿疹や小水疱(水ぶくれ)を形成することもあります。
剃毛や摩擦が原因の皮膚刺激の特徴
・剃毛後の発赤や軽微な疼痛は、時間の経過で鎮静化することが多いです。
・特定の部位(腋窩や下肢等)が赤縮し、ピリピリとした刺激を感知します。
・痛みは一過性であり、短時間で消失することが一般的です。
皮膚疾患が原因のピリピリ感の特徴
・皮疹や水疱(すいほう)等の自覚症状がある場合、早期に皮膚科を受診することが肝要です。
・強い疼痛を伴い、紅斑や水疱が突発的に出現することがあります。
・特に帯状疱疹は末梢神経に沿って激痛が走るのが大きな特徴です。
皮膚がピリピリするときの対処法まとめ

皮膚にピリピリとした異常感覚がある際は、要因に即した適切な処置が不可欠です。徹底した保湿や冷却、医療機関への相談を検討しましょう。
保湿ケアで乾燥を防ぎ皮膚を守る
肌を徹底して保湿することで、角質層を整えバリア機能を強化できます。ピリピリ感が乾燥に起因する場合、高保湿な製品で肌の保水力を補いましょう。有効成分のセラミドやヒアルロン酸を配合したスキンケアが最適です。
冷却して炎症や刺激を落ち着かせる方法
紫外線曝露や炎症に伴う症状には、患部の冷却が極めて有効です。日焼けや炎症が誘因の場合、冷感タオルや布で包んだ保冷剤を用いて患部を冷やします。アイシングは炎症を鎮静化させ、熱感を抑える効果があります。
刺激物を避けて皮膚への負担を減らす
症状を誘発した疑いのある、化粧品や洗剤の使用を中断することが重要です。製品を切り替えた直後に発症した場合、即座に使用を中止してください。成分がシンプルな無添加や低刺激処方の製品への変更を検討しましょう。
適切な洗浄で肌を清潔に保つポイント
過度な洗浄は肌への刺激となるため、低刺激な洗顔を意識しましょう。
過剰な洗顔は必要な皮脂まで除去し、肌のバリア機能を損なわせます。洗浄料やボディソープは、低刺激な界面活性剤を使用した製品を選択しましょう。
<皮膚によい洗顔料の特徴>
●低刺激・弱酸性(肌のpHに近い弱酸性〈pH5〜6〉が理想)
●アミノ酸系洗浄成分(例:ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa)
●保湿成分配合(ヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、スクワラン)
●無添加(香料・着色料・アルコール不使用)
反対に、敏感肌の人は、以下の成分を含む洗顔料は避けた方が良いでしょう。
ラウリル硫酸Na :洗浄力が強すぎるため、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります
アルコール(エタノール): 乾燥を招き、ピリピリ感を悪化させる可能性があります
強い香料・合成着色料 :肌への刺激となる可能性があります
スクラブ粒子: 物理的な刺激で肌を傷つける可能性があります
洗顔料は十分に泡立てて、弾力泡で優しく包み洗いましょう。決して擦らないよう徹底してください。洗浄後は、ぬるま湯で入念にすすぎます。高温の湯は皮脂を奪いすぎるため厳禁です。洗顔完了後は、速やかに保湿を行いましょう。
症状が続くときは医師に相談する
専門医の診察を受けることで、的確な治療介入が可能となります。症状が遷延する場合や疼痛が激しい際は、皮膚科医へ相談してください。特に帯状疱疹や感染症が疑われる例では、早急な臨床診断と処置が不可欠です。
皮膚がピリピリするときは原因を冷静に見極めることが大切
皮膚のピリピリとした異常感覚は、多くの場合、的確な処置を講じることで改善します。症状が遷延する際は、専門医による臨床的介入を仰ぎましょう。自身の肌状態を細かく観察し、早期の対応を常に心がけてください。
病院で改善しない皮膚のピリピリ症状は鍼灸で緩和できる場合も
こうしたピリピリした皮膚痛を伴う異痛症には東洋医学に基づく鍼灸治療が極めて有効です。
東洋医学は西洋医学的な薬物による対症療法とは異なり、疾患の誘因たる体質を根本から改善する効果があります。
また東洋医学は個々の証(体質)に即した加療を行えるため鍼灸治療の恩恵を最大限に享受することが可能です。
「病院の通院で改善が見られない」と治療法でお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。
皮膚がヒリヒリする異痛症【41歳女性 会社員(静岡県在住)】

【皮膚がヒリヒリする異痛症が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・静岡県在住/41歳女性
長年、ストレスが溜まると皮膚がピリピリと痛む異痛症に悩まされてきました。
特に仕事や人間関係で緊張が続くと、腕や背中に針で刺されたような痛みが走り、夜も眠れず、日常生活に支障をきたすほどでした。
病院では神経痛の薬や抗不安薬を処方されましたが、症状は一向に改善せず、副作用に苦しむ日々が続きました。
薬に頼るしかないと思っていた私に、友人が「鍼灸を試してみたら?」と勧めてくれたのが転機でした。
ネットでコモラボさんを知り、初めての鍼灸治療でしたが、初回から身体がふっと軽くなる感覚がありました。
施術中は深いリラックス状態に入り、終わった後は呼吸が深くなり、心身が整うのを実感しました。
10回の治療を終えた今、あのピリピリとした異痛はほとんど感じなくなりました。
何より、ストレスに対する身体の反応が穏やかになり、以前のように過敏に体が反応することがなくなったのです。薬では届かなかった根本のバランスに鍼灸が働きかけてくれたのだと思います。
同じような症状で悩んでいる方には、ぜひ一度鍼灸を試してみてほしいと思います。
当院に受診し診療を受けて改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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