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顔の皮膚の表面がしびれる|原因はストレス?病気?

顔の皮膚の表面がしびれる|原因はストレス?病気?
公開日:2025年07月24日
更新日:2025年07月24日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

顔の皮膚の表面がしびれ① 顔面神経麻痺

まず、「顔面にしびれがある」と思うときは皮膚の感覚の異常だけでなく、自分が思ったように顔面が動かないことも「しびれ」と感じることがあります。
顔の皮膚の表面にこれらのしびれ症状を感じるのは、まず顔面神経麻痺の兆候の可能性があります。
そもそも顔面神経麻痺とはどのような病気なのでしょうか。
詳しく解説していきます。

まず、「顔面にしびれがある」と思うときは皮膚の感覚の異常だけでなく、自分が思ったように顔面が動かないことも「しびれ」と感じることがあります。
顔の皮膚の表面にこれらのしびれ症状を感じるのは、まず顔面神経麻痺の兆候の可能性があります。
そもそも顔面神経麻痺とはどのような病気なのでしょうか。
詳しく解説していきます。

顔面神経麻痺とは

顔面神経麻痺とは、「顔の動きに関係する神経の一部が麻痺し、顔が動かなくなる状態」をさします。
脳から直接出てくる神経(脳神経)が12対あります。
顔に関わる顔面神経はこのうち7番目の神経です。

この顔面神経は、頭蓋骨から出ると枝分かれします。
このとき障害が起こった部分が脳に近ければすべての枝が麻痺し、枝の先であれば部分的に麻痺(末梢性)が起こります。

顔面神経麻痺とは、「顔の動きに関係する神経の一部が麻痺し、顔が動かなくなる状態」をさします。
脳から直接出てくる神経(脳神経)が12対あります。
顔に関わる顔面神経はこのうち7番目の神経です。

この顔面神経は、頭蓋骨から出ると枝分かれします。
このとき障害が起こった部分が脳に近ければすべての枝が麻痺し、枝の先であれば部分的に麻痺(末梢性)が起こります。

顔面神経麻痺の原因について

突然起こる原因不明の顔面神経麻痺をベル麻痺と呼びます。
これは、ヘルペスウイルスによって顔面神経に炎症が起きているものだと考えられ、早期に治療すれば後遺症なく治る方も多い疾患です。

また神経に潜伏する水ぼうそうのウイルスが原因となって起こる顔面神経麻痺をハント症候群といいます。
ハント症候群は免疫が落ちている時にかかりやすいため、ストレスや疲れ、寝不足が引き金になることがあります。
その他、脳梗塞など脳の病気、ギラン・バレー症候群なども原因となります。

顔面神経麻痺の特徴的な症状

顔面神経麻痺は顔の片側の皮膚の表面にしびれる感覚を覚えます。
その後、以下の症状が起こります。

・まぶたが閉じない
・飲み物が口からこぼれる
・顔がどちらか一方に曲がる
・顔をうまく動かせない

また麻痺を起こした側の舌にも影響が及ぶため、舌がしびれたような感じや味覚を感じないなどの症状が起こることもあります。

顔面神経麻痺は顔の片側の皮膚の表面にしびれる感覚を覚えます。
その後、以下の症状が起こります。

・まぶたが閉じない
・飲み物が口からこぼれる
・顔がどちらか一方に曲がる
・顔をうまく動かせない

また麻痺を起こした側の舌にも影響が及ぶため、舌がしびれたような感じや味覚を感じないなどの症状が起こることもあります。

顔の皮膚の表面がしびれ② 自律神経失調症

自律神経失調症でも顔の皮膚の表面がしびれる症状が現れます。
現代人に増加している自律神経失調症について詳しく解説します。

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れることで、心や体に不調を来す状態です。
自律神経は、心身を興奮させ活動的な状態にする交感神経と、リラックスさせ、身体を休ませるときに働く副交感神経の2つからなります。
この2つの神経によって私たちの体の機能は自然に調節されています。

この神経のバランスが何らかの原因で乱れると交感神経や副交感神経がうまく働かなくなるため、さまざまな体の不調をきたすようになります。
この自律神経失調症の原因は主に過度のストレスや疲れです。
とくに精神的な緊張、疲労、睡眠不足、心身に強いストレスがあると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

しかし、自律神経は自分の意志でコントロールできるものではありません。
「やる気があれば大丈夫!」などと気合を入れても、治すことはできません。

毎日の生活が不規則だったり、夜型生活や慢性的な寝不足だったり、生活習慣の乱れが原因で自律神経失調症になることもあります。
また、寝る直前までスマートフォンを使っていると、交感神経が興奮したままになり、うまく眠りに入れず、不調の原因になることがあります。

自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れることで、心や体に不調を来す状態です。
自律神経は、心身を興奮させ活動的な状態にする交感神経と、リラックスさせ、身体を休ませるときに働く副交感神経の2つからなります。
この2つの神経によって私たちの体の機能は自然に調節されています。

この神経のバランスが何らかの原因で乱れると交感神経や副交感神経がうまく働かなくなるため、さまざまな体の不調をきたすようになります。
この自律神経失調症の原因は主に過度のストレスや疲れです。
とくに精神的な緊張、疲労、睡眠不足、心身に強いストレスがあると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

しかし、自律神経は自分の意志でコントロールできるものではありません。
「やる気があれば大丈夫!」などと気合を入れても、治すことはできません。

毎日の生活が不規則だったり、夜型生活や慢性的な寝不足だったり、生活習慣の乱れが原因で自律神経失調症になることもあります。
また、寝る直前までスマートフォンを使っていると、交感神経が興奮したままになり、うまく眠りに入れず、不調の原因になることがあります。

自律神経失調症の特徴的な症状

自律神経失調症の症状のひとつに、顔の皮膚の表面がしびれる症状が生じます。
これは、 自律神経のバランスが崩れ、血管の収縮と拡張がうまくいかなくなるために起こります。
他には耳や手足など他の部位にもしびれが起こることがあります。

その他は以下のような症状も併せて起こります。
・ほてり
・のぼせ
・異常発汗
・動悸
・めまい
・不眠などの睡眠障害

これらも自律神経失調症の代表的な症状です。

顔の皮膚の表面がしびれ③ 三叉神経痛

三叉神経痛は顔面に起こる痛みです。
そのため世の中では顔面神経痛とも呼ばれます。

三叉神経痛になると、顔の皮膚の表面がしびれることがあります。

三叉神経痛は顔面に起こる痛みです。
そのため世の中では顔面神経痛とも呼ばれます。

三叉神経痛になると、顔の皮膚の表面がしびれることがあります。

三叉神経痛とは

三叉神経は顔が触られた感じや痛み、冷熱感などの感覚を伝える神経です。
最初に枝分かれするところが3つに分かれていることから三叉神経と呼ばれます。

脳の真ん中にある脳幹から出て、顔のいろいろな部分とつながっています。
この三叉神経の領域に痛みが起こる状態を三叉神経痛といいます。

三叉神経痛が起こると、顔の皮膚の表面がしびれるような感覚より、何より激痛が起こります。

三叉神経は顔が触られた感じや痛み、冷熱感などの感覚を伝える神経です。
最初に枝分かれするところが3つに分かれていることから三叉神経と呼ばれます。

脳の真ん中にある脳幹から出て、顔のいろいろな部分とつながっています。
この三叉神経の領域に痛みが起こる状態を三叉神経痛といいます。

三叉神経痛が起こると、顔の皮膚の表面がしびれるような感覚より、何より激痛が起こります。

三叉神経痛の原因とは

三叉神経痛は、頭の中で血管が神経を圧迫しているために起こることがほとんどです。
髭剃り、メイク、洗顔、ものを噛むことなど物理的な刺激で起こります。
そのため顔を触ったり動かしたりするだけでも症状が誘発されます。
風が頬に当たるだけで痛いこともあります。

三叉神経痛の特徴的症状

三叉神経痛では、突発的に激しい痛みがあることが特徴です。

「電気が走ったようにビリッとする」
「針でつつかれるようにチクっとする」

主にこういった痛みの表現されます。

とくに普通の食べ物が噛めず、食べられないなど日常生活に支障をきたすこともあります。
ただ、痛みは長引くことなく、数秒から数十秒程度のことがほとんどです。

顔の皮膚の表面がしびれ④ 脳の病気

顔の皮膚の表面がしびれるのは、もしかすると脳の病気の可能性もあります。
具体的に、どのような脳の病気が原因となるのか、次で詳しくみていきましょう。

顔の皮膚の表面がしびれで考えられる脳の病気

顔の皮膚の表面がしびれは以下の病気の初期症状の可能性があります。

・脳梗塞
・脳出血
・脳卒中

これらの病気では手足など体の他の部分にも麻痺や感覚の違和感が生じることが多いです。
それにともなって顔の皮膚の表面がしびれる感じを覚えることがあるのです。
脳の病気の場合は以下のような症状が起こります。

・顔の皮膚の表面のしびれ
・ろれつが回らない
・片方の目が見えにくい

など、他の症状が現れることがあります。

病院を受診すべき目安

顔の皮膚の表面がしびれるとき、どの程度の症状があれば、病院に行くべきでしょうか。
受診の目安と何科を受診すればいいかについて解説します。

顔の皮膚の表面がしびれるとき、どの程度の症状があれば、病院に行くべきでしょうか。
受診の目安と何科を受診すればいいかについて解説します。

顔の皮膚の表面がしびれると感じたら早期に受診を

顔の表面の皮膚がしびれるのが短時間でおさまり、その後同じような症状がなければ、様子を見ていいでしょう。
しかし、顔の皮膚の表面のしびれが頻繁にあるとか、症状が続いて止まないという場合は危険信号かもしれません。

また、顔の皮膚の表面のしびれが片方だけに現れている場合も要注意です。
顔の皮膚の表面のしびれ以外に手足に不調がある場合も、重大な症状につながる恐れがあります。

放置すると生活に支障をきたすような重大な病気が隠れていることがあるので、早期の受診をおすすめします。

病院を受診するなら何科がいいか

顔の皮膚の表面がしびれるときは、脳疾患が疑われます。
まずは、脳神経内科や脳神経外科を受診しましょう。
顔の皮膚の皮膚がしびれる症状のほか、心と体に著しい不調がある場合は、自律神経失調症の可能性があります。
その場合は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
当院でもこれらの不調に対して治療を行っております。

非定型顔面痛は東洋医学の鍼灸治療で完治する

このような非定型顔面痛の症状当院の鍼灸治療が効果的です。

西洋医学ではこのような痛みには「抗不安薬や抗うつ薬」という薬物を利用した対処療法しかありません。
さらにこのような抗不安薬や抗うつ薬の常用は依存性や離脱症状の危険性もあるため注意が必要です。

しかし、東洋医学ではこのような西洋医学で原因不明の症状でも鍼灸治療によって改善させることができます。
ぜひ、非定型顔面痛でお悩みの方はご相談ください。

当院に受診された患者様の治療実績はこちらから

実際に当院に受診し改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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