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皮膚の感覚がおかしい|顔面の異常感覚と痛みについて

皮膚の感覚がおかしい|顔面の異常感覚と痛みについて
公開日:2025年07月24日
更新日:2025年07月24日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

顔面の皮膚感覚は三叉神経が担っている

顔面の皮膚感覚は三叉神経(さんさしんけい)という神経を介して脳に伝えられます。
三叉神経は左右1対あり、それぞれが頭蓋内から出たところで3つに枝分かれします。

1つ目の枝(第一枝)はおでこから前頭部にかけて伸びています。
2つ目の枝(第二枝)は鼻・上唇から頬やこめかみにかけて伸びています。
3つ目の枝(第三枝)は下あごから耳のあたりにかけて伸びています。
これら3つの神経が感覚に携わります。
皮膚に生じた刺激を脳に伝える求心性の線維です。

顔面の皮膚感覚は三叉神経(さんさしんけい)という神経を介して脳に伝えられます。
三叉神経は左右1対あり、それぞれが頭蓋内から出たところで3つに枝分かれします。

1つ目の枝(第一枝)はおでこから前頭部にかけて伸びています。
2つ目の枝(第二枝)は鼻・上唇から頬やこめかみにかけて伸びています。
3つ目の枝(第三枝)は下あごから耳のあたりにかけて伸びています。
これら3つの神経が感覚に携わります。
皮膚に生じた刺激を脳に伝える求心性の線維です。

三叉神経の皮膚感覚障害について

顔面の異常感覚は、顔面の皮膚その他で生じた刺激が、この三叉神経を介して脳に伝わることで発生します。
この皮膚感覚の障害には以下に分けられます。

・感覚の低下
・感覚の脱失
・感覚過敏(疼痛を含む)
・感覚の変容(違和感)

三叉神経の異常としては疼痛、すなわち三叉神経痛が最も有名です。
三叉神経痛の症状は、主に頬のあたりの短時間に起こる電撃痛です。
痛みが歯痛と間違えやすいため歯科を受診することも少なくありません。

顔面に痛みが起こる原因

いわゆる「三叉神経痛」以外の顔面の痛みの原因としては以下が考えられます。

・三叉神経領域の腫瘍(小脳橋角部腫瘍)や炎症
・副鼻腔炎(蓄膿症)
・顎関節由来の痛み
・側頭動脈炎
・耳介側頭神経の神経痛

いわゆる「三叉神経痛」以外の顔面の痛みの原因としては以下が考えられます。

・三叉神経領域の腫瘍(小脳橋角部腫瘍)や炎症
・副鼻腔炎(蓄膿症)
・顎関節由来の痛み
・側頭動脈炎
・耳介側頭神経の神経痛

非定型顔面痛(持続性特発性顔面痛)

「顔面にうずくような痛みがあるが、MRIその他の検査で上記のような異常が全く見つからない」

このような不調でお悩みの方はおられるのではないでしょうか。
この状態は非定型顔面痛という病気の可能性があります。
このような患者様は脳の画像診断でも原因は特定できず、痛みの改善を求めて耳鼻科、眼科、歯科などといった複数の診療科を転々とします。

「顔面にうずくような痛みがあるが、MRIその他の検査で上記のような異常が全く見つからない」

このような不調でお悩みの方はおられるのではないでしょうか。
この状態は非定型顔面痛という病気の可能性があります。
このような患者様は脳の画像診断でも原因は特定できず、痛みの改善を求めて耳鼻科、眼科、歯科などといった複数の診療科を転々とします。

非定型顔面痛はメンタルの不調で起こる

この非定型顔面痛は、メンタル面に問題を抱えている方に起こりやすい傾向があります。

・抑うつ傾向
・うつ病
・心気神経症
・ヒステリー傾向
・自律神経失調症

これらの不調で起こりやすいです。
特別な病気が見つからないため病院では相手にされず、本人が途方に暮れてしまう方もおられます。
テグレトールなどを使用した薬物療法が有効なこともありますが、その他抗うつ薬も含めて対処療法であるため改善させるのが難しいとされています。
それでも痛みのコントロールがうまくいかない場合には、鍼灸治療が効果的です。

顔面の感覚低下が起こる原因

一方、痛みと比べると頻度は低下しますが、感覚の低下も生じます。
感覚の低下は三叉神経そのものの異常でも生じますが、それよりも脳に起因することの方が多いと思われます。
脳の中でも、大脳よりも特に脳幹の病変が疑われます。
原因となりうる脳病変として以下のものが考えられます。

・脳梗塞
・小さな脳出血などの血管障害
・変性疾患
・多発性硬化症
・脳腫瘍

一方、痛みと比べると頻度は低下しますが、感覚の低下も生じます。
感覚の低下は三叉神経そのものの異常でも生じますが、それよりも脳に起因することの方が多いと思われます。
脳の中でも、大脳よりも特に脳幹の病変が疑われます。
原因となりうる脳病変として以下のものが考えられます。

・脳梗塞
・小さな脳出血などの血管障害
・変性疾患
・多発性硬化症
・脳腫瘍

病院で行われる診断について

顔面の感覚異常を訴える患者様は、頻度的に多くはありません。
病院ではこの症状に対してMRIの検査を行います。

非定型顔面痛は東洋医学の鍼灸治療で完治する

神経障害性疼痛は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
東洋医学は一人ひとりの体質を診断し、その体質に合ったツボを選んで治療を行い、鍼灸治療の効果を最大限に引き出します。

また西洋医学のように薬物による副作用や依存性などもなく安心・安全に受けていただけます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院に受診された患者様の治療実績はこちらから

実際に当院に受診し改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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