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夜になると歯が痛い|夜に歯痛が起こる原因と対処法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2025年07月16日
更新日:2025年07月16日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次
- 1 夜間に歯が痛む原因と対処法を解説します
- 2 夜に歯が痛くなる一番の原因はストレス
- 3 歯ぎしり、食いしばりによる影響
- 4 自律神経の乱れによる影響
- 5 ストレス以外で考えられる夜間の歯痛
- 6 入浴や飲酒などで血流が高まる
- 7 副交感神経の過敏な反応
- 8 筋肉がこる
- 9 虫歯や歯周病による炎症
- 10 歯髄炎
- 11 親知らずの痛み
- 12 根尖性歯周炎
- 13 咬合性外傷
- 14 就寝中に歯痛が起こる主な原因
- 15 ストレスで歯ぎしり・くいしばりになる
- 16 頭に血流が流れやすくなる
- 17 自律神経のバランスの変化
- 18 夜に歯が痛くて眠れないときの対処法
- 19 痛み止めを服用する
- 20 患部を冷やす
- 21 東洋医学のツボ刺激
- 22 マウスピースを装着する
- 23 口腔内を清潔に保つ
- 24 ストレス性の歯痛を改善するなら当院の鍼灸治療
- 25 当院で患者様の治療実績はこちらから
- 26 関連する記事

夜間に歯が痛む原因と対処法を解説します

・夜になると歯がズキズキして眠れない
・昼間は気にならなかったのに、夜になると急に歯痛が起こる
こういった症状でお悩みの患者さんは少なくありません。
痛みが夜間に悪化する理由には一般的にはストレスが関係しています。
その他には血流障害や自律神経の乱れが原因とされています。
当院では開業から自律神経専門の鍼灸院として皆様の健康を守ってきております。
この実績を通して夜間に起こる歯の痛みの原因解明と最適な治療を提供しています。
今回は「夜になると歯が痛い|夜に歯痛が起こる原因と対処法」と題して、夜間に歯が痛む原因やその対処法について詳しく解説します。
夜に歯が痛くなる一番の原因はストレス

ストレスは歯の痛みを引き起こす大きな要因の一つです。
ストレスによる影響は以下のように現れます。
【歯ぎしり・食いしばり】
日中のストレスが無意識に歯ぎしりやくいしばりを引き起こし、歯や顎関節に負担をかけます。
【自律神経の乱れ】
ストレスで自律神経のバランスが崩れると痛覚が過敏になり歯痛が起こります。
【免疫力の低下】
免疫が下がると歯周病や虫歯が悪化しやすくなり歯痛が起こります。
歯ぎしり、食いしばりによる影響
歯ぎしりや食いしばりは、歯に通常の噛む力の数倍もの負荷を与えます。
研究では女性でも奥歯であれば80kg以上もの力をかけることができるとされています。
この負担が歯を支える歯根膜や顎の筋肉に影響を与えると就寝中や起床時に強い痛みが歯に現れることがあります。
自律神経の乱れによる影響
夜になると副交感神経が優位になり、体がリラックス状態に移行します。
しかし、自律神経が乱れると夜間でも交感神経が敏感になり、昼間は気にならなかった痛みが逆に増幅され歯痛が起こることがあります。
ストレス以外で考えられる夜間の歯痛

ストレスだけでなく、夜になると歯が痛む原因には以下のような医学的な背景があります。
①入浴や飲酒などで血流が高まる
②副交感神経が過敏になる
③筋肉がこる
④虫歯や歯周病による炎症
⑤歯髄炎
⑥親知らずの痛み
⑦根尖性歯周炎
⑧咬合性外傷
詳しく解説します。
入浴や飲酒などで血流が高まる
夜に入浴や飲酒をすると血行が促進されます。
これは一見当たり前で健康的な反応ですが、血流が増えると歯の炎症部位に血液が集中します。
この反応によって歯の腫れや痛みが悪化する場合があります。
副交感神経の過敏な反応
夜間は副交感神経が優位になり、体がリラックスモードに入ります。
この状態では痛覚が敏感になり、昼間感じなかった痛みを強く認識するようになります。
筋肉がこる
デスクワークや長時間のストレスで顎周辺の筋肉が硬直すると、痛みが顎や歯に放散することがあります。
これを「放散痛(ほうさんつう)」といいます
これが夜間になると顕著に起こることがあります。
虫歯や歯周病による炎症
虫歯や歯周病は慢性的な痛みの原因ですが、夜になると痛みが増すことがあります。
虫歯の場合、進行すると歯髄(神経)に炎症が広がり、ズキズキとした強い痛みを引き起こします。
歯髄炎
歯の神経(歯髄、歯の中の空洞にある神経)が炎症を起こすと、特に夜間に強い痛みを感じることがあります。
この場合、できるだけかかりつけ歯科医で早急な処置が必要です。
親知らずの痛み
親知らずが斜めや水平に生えている場合、周囲の歯茎を傷つけて炎症を引き起こします。
これが夜間に悪化すると歯痛になります。
根尖性歯周炎
歯根の先端に炎症が発生すると、圧迫されるような痛みが生じます。
この痛みは横になった際に悪化する傾向があります。
咬合性外傷
不正咬合や詰め物の高さが合わない場合、歯に過剰な負担がかかり、夜間に痛みを引き起こすことがあります。
就寝中に歯痛が起こる主な原因

寝ている間に歯が痛むのは、以下の理由が考えられます。
・ストレスによる歯ぎしりやくいしばり
・頭部の血流が増える
・自律神経の乱れ
ストレスで歯ぎしり・くいしばりになる
無意識のうちに行われる歯ぎしりやくいしばりは、歯や顎関節に大きな負担をかけ、痛みを引き起こします。
頭に血流が流れやすくなる
横になると頭部に血流が集まりやすくなり、炎症がある部位に圧力がかかり、痛みが悪化することがあります。
自律神経のバランスの変化
夜間の副交感神経の働きにより、痛覚が鋭くなり、日中よりも痛みを強く感じることがあります。
夜に歯が痛くて眠れないときの対処法

痛みで眠れない場合、以下の方法を試してください。
・痛み止めを服用する
・患部を冷やす
・ツボを押す
・マウスピースを装着する
・口腔内を清潔に保つ
順番に解説します。
痛み止めを服用する
市販の鎮痛薬ではロキソニンやアセトアミノフェンなどがあります。
これらを服用することで一時的に痛みを緩和することができます。
患部を冷やす
氷や保冷剤をタオルで包み、痛みのある側の頬に10分程度当てることで痛みを和らげます。
東洋医学のツボ刺激

合谷は手の親指と人差し指の間にあるツボです。
この合谷を押すと、歯の痛みが軽減します。
左右両方のツボをゆっくりと指圧して刺激します。
マウスピースを装着する
歯ぎしりやくいしばりが原因の場合、歯科医院ではマウスピースの装着を推奨されることもあります。
マウスピースを装着することで物理的に上下の歯の間にクッションができます。
それにより歯の負担を軽減できます。
口腔内を清潔に保つ
ぬるま湯で口をすすぎ、食べかすを取り除きましょう。
殺菌効果のあるマウスウォッシュも有効です。
ストレス性の歯痛を改善するなら当院の鍼灸治療
このような原因不明と診断されたストレスによる歯の痛みは歯科医では治りません。
改善のためにはストレスによって過敏になった自律神経の乱れや筋肉の緊張を鎮静させる必要があります。
そのためには不具合が生じている中枢神経を正常な働きへと整える方法が大切です。
当院の東洋医学に基づく鍼灸治療はこのような中枢神経の不具合を正常に戻し痛みを完治させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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