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口の中の感覚がおかしい|自律神経失調症で起こる口の違和感
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2025年07月05日
更新日:2025年10月28日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

なかなか治らないのは口腔心身症の可能性がある

「歯や歯茎がヌルヌルする」
「舌や口唇など口の周りがピリピリする」
こういった口腔内の感覚器官に異常が出ているのに治療してもなかなか改善せずに原因が分からないということがあります。
こうした患者さんの中には、口腔心身症の可能性があります。
知覚神経が過敏になると口腔心身症が起こる
歯科の治療対象の場所である口、顔、顎には、知覚神経が多く存在します。
とくに口唇や口の中の粘膜は触覚や痛覚にとても敏感で、舌はさらに味覚も感じます。
その他に歯も歯の根の周りの神経感覚もとても敏感です。
この知覚神経が多く存在している口、顔、顎が過敏になると感覚の錯誤が起こり口腔心身症が発症します。
しかし口腔心身症である患者様は「歯、歯茎、舌や口唇そのものに問題がある」と強く思っています。
しかし、その部位の治療では口腔心身症の症状は改善しません。
口腔異常感症や舌痛症なども口腔心身症に含まれる
口腔心身症は、近年普及しつつある考え方で、口の中の異常が心因的な要因となっている病態のことをさします。
口腔心身症の約半数を占めるのが、舌の先や縁がヒリヒリ、ピリピリと痛む症状がみられる舌痛症と呼ばれる症状です。
時には火傷をしたような強い痛みを感じる場合もあります。
その他に口の中がネバネバする、上顎がザラザラするといった不快感や口腔内の乾燥や味覚異常など口の中の異常が起きる口腔内異常感症も口腔心身症に含まれます。
この口腔異常感症も心因的な要因から引き起こされる場合があります。
さらに虫歯や歯の周囲に異常はみられないのに、慢性的に歯の痛みを感じるという現象を非歯原性歯痛といいます。
この非歯原性歯痛も不安やストレスなどの心因的な要因により、引き起こされることがあると考えられています。
現代医学だと口腔心身症が治らない理由

口腔心身症の原因はストレスや疲労によって自律神経のバランスが崩れる自律神経失調症によって起こります。
原因が口腔で起きていないため、歯科医師が口の中の症状を改善しようとしても、原因が分からず何度も再発して改善まで至りません。
以前の医学では、病気の元となる原因を見つけ、それを治療することによって病気を治すという考えでした。
この考えだと異常がみられない場合、治療することができないため口腔心身症の治療は難しいものでした。
視床下部のご認識が口腔心身症の原因
脳の中には視床下部という部分があります。
視床下部は、体の状態を正確に調整するための情報を流れてくる血液中に含まれる物質の変化から感じ取り、調整するための指令を出します。
しかし強いストレスを感じると自律神経の交感神経が優位になり血管が収縮し、視床下部に流れてくる血流量が減少します。
この状態が長く続くとその異常な状態を正しい身体だと視床下部が誤認識してしまい誤作動が起きた状態が常態化してしまいます。
その誤作動で生まれる症状が口腔心身症なのです。
視床下部の血流減少で起こる不調
視床下部に流れてくる血流量が減少すると全身への血液の供給も不十分になり以下のような症状が起こります。
・体のだるさ
・疲労感
・肩こり
・体温の低下
・睡眠障害
・食欲不振
口腔心身症は抗うつ薬が中心
口腔心身症の治療法には投薬による薬物療法と認知行動療法があります。
薬物療法はノルアドレナリンやセロトニンなどの神経伝達物質が不足した際に神経細胞受容体に作用させる「三環系抗うつ薬」が効果的とされています。
抗うつ薬には慢性疼痛に効果を発揮するということもあり、痛みの緩和を目的に処方します。
ただし、認知症の傾向がある方の場合、安易に抗うつ薬を処方すると認知症の症状を進行させる可能性があります。
その場合は漢方薬に切り替えることがあります。
不安が強い場合は認知行動療法も併用する
認知行動療法とは心理療法の技法のひとつです。
誤った考え方や陥ってしまいがちな思考パターンの癖を客観的でよりポジティブな考えへと変えていくことを目指す方法です。
「薬で痛みが軽減してもこのままずっと治らないのではないか?」などといった心の不安が残る方に薬物療法に認知行動療法を併用して治療します。
治りにくい口腔心身症は東洋医学に基づく治療

薬物療法や認知行動療法により、7~8割の方は症状が改善しているといわれています。
しかし、心因的な要因が問題となるだけに西洋医学では治療が難しく100%の完治できない場合が多いとされています。
その場合は東洋医学に基づく鍼灸治療や漢方薬が有効な場合があります。
長引く、口腔心身症でお悩みの方はぜひご相談ください。
口腔心身症は東洋医学の鍼灸治療で完治する
このような口腔心身症の症状には当院の鍼灸治療が効果的です。
西洋医学ではこのような口腔内の不快感には「抗不安薬や抗うつ薬」という中枢神経に作用させる薬物を利用した対処療法しかありません。
さらにこのような抗不安薬や抗うつ薬の常用は依存性や離脱症状の危険性もあるため注意が必要です。
しかし、東洋医学ではこのような西洋医学で原因不明の症状でも鍼灸治療によって改善させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
自律神経失調症による口の違和感【51歳女性 会社員(東京都在住)】

【自律神経失調症による口の違和感が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/51歳女性
ある時期から、口の中に常に違和感を覚えるようになりました。
ヒリヒリするような感覚、何かが張りついているような不快感、味覚の鈍さがありました。
しかし歯科や耳鼻科で検査をしても「異常なし」と言われるばかり。
最終的に心療内科で「自律神経失調症の一症状」と診断されました。
処方された抗不安薬やビタミン剤を服用しましたが、症状は改善せず、むしろ副作用で眠気や胃の不快感が出てしまい、日常生活がますますつらくなっていきました。
「このまま一生この感覚と付き合うのか」と思うと、気持ちも沈んでいきました。
そんなとき、鍼灸が自律神経の調整に効果があると知り、専門の鍼灸院コモラボさんを訪ねました。
3回目の施術を過ぎた頃から、口の中の違和感が少しずつ軽くなり、8回目を終えた今では、ほとんど気にならないレベルにまで改善しました。
病院の薬では改善しなかったこの症状が、鍼灸によって根本から整えられたように感じています。
口の中の不快感は周囲に理解されにくく、孤独を感じやすい症状ですが、鍼灸という選択肢があることを、同じように悩んでいる方に知っていただきたいです。
他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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