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熱中症は風邪のような症状が起こる?|熱中症と風邪の違い

熱中症は風邪のような症状が起こる?|熱中症と風邪の違い

公開日:2025年06月19日
更新日:2025年06月19日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

熱中症と風邪の違いについて解説します

熱中症において、よく見られる症状の一つが体温上昇(高体温)です。
症状によっては体温上昇を伴わないこともありますが、ときに40℃を超える高熱を生じることもあるため注意が必要です。

今回は「熱中症は風邪のような症状が起こる?|熱中症と風邪の違い」と題して解説します。

熱中症において、よく見られる症状の一つが体温上昇(高体温)です。
症状によっては体温上昇を伴わないこともありますが、ときに40℃を超える高熱を生じることもあるため注意が必要です。

今回は「熱中症は風邪のような症状が起こる?|熱中症と風邪の違い」と題して解説します。

熱中症はⅢ度の重症化で40度を超える

熱中症はⅠ~Ⅲに重症度を分類します。
熱中症が重症化すると、40℃超の高熱が見られることがあります。
この高熱は重症度Ⅲにあたり、熱射病とも呼ばれる状態です。

熱中症はⅠ~Ⅲに重症度を分類します。
熱中症が重症化すると、40℃超の高熱が見られることがあります。
この高熱は重症度Ⅲにあたり、熱射病とも呼ばれる状態です。

体内の水分が失われると汗がかけず体温が上昇

人間は体が熱を産み出す働き(産熱)と体から熱を逃がす働き(放熱)のバランスで体温を調節しています。
体温より気温が高い場合には、汗を出して気化することで体温を平常に保ちます。

熱中症の初期段階では、汗が出ているため体温の上昇が伴わないこともあります。
しかし、大量の汗をかいて体内の水分が失われると、それ以上汗をかくことができなくなり体温が上昇します。

熱中症によって体温が上昇する状況は、汗をかくことによる体温調節機能が失われている状態です。
悪化すると生命の危機的ラインとされる42℃を超える高熱につながることもあります。

人間は体が熱を産み出す働き(産熱)と体から熱を逃がす働き(放熱)のバランスで体温を調節しています。
体温より気温が高い場合には、汗を出して気化することで体温を平常に保ちます。

熱中症の初期段階では、汗が出ているため体温の上昇が伴わないこともあります。
しかし、大量の汗をかいて体内の水分が失われると、それ以上汗をかくことができなくなり体温が上昇します。

熱中症によって体温が上昇する状況は、汗をかくことによる体温調節機能が失われている状態です。
悪化すると生命の危機的ラインとされる42℃を超える高熱につながることもあります。

風邪における発熱は42℃を越えることはない

風邪のウイルスなどによる発熱は、ウイルスを撃退するための体の自然な反応です。
そのため通常42℃を超える高熱がでることはありません。
この反応を免疫反応といいます。

風邪のウイルスなどが体内に侵入すると、敵を攻撃しようと白血球などの免疫細胞が活動を始めます。
この活動でウイルスの働きを弱体化させるために発熱が起こり高温状態にします。

風邪のウイルスなどによる発熱は、ウイルスを撃退するための体の自然な反応です。
そのため通常42℃を超える高熱がでることはありません。
この反応を免疫反応といいます。

風邪のウイルスなどが体内に侵入すると、敵を攻撃しようと白血球などの免疫細胞が活動を始めます。
この活動でウイルスの働きを弱体化させるために発熱が起こり高温状態にします。

熱中症の高体温と風邪の発熱の違い

風邪のウイルスなどによる発熱では、ウイルスを攻撃し弱体化させると上昇していた体温を下げるために発汗が起こります。
一方、熱中症が重症化すると汗をかくことができない状態に陥るため、体温が下がらない場合があります。

また、風邪などによる発熱は、体が自ら意図して行っているものであるため、脳が設定した以上の体温にまで上昇することは通常ありません。
しかし、熱中症の高体温では体温調節機能が失われているために、42℃を超える高熱を生じることがあり生命に危険がおよぶことも起こりえます。

風邪のウイルスなどによる発熱では、ウイルスを攻撃し弱体化させると上昇していた体温を下げるために発汗が起こります。
一方、熱中症が重症化すると汗をかくことができない状態に陥るため、体温が下がらない場合があります。

また、風邪などによる発熱は、体が自ら意図して行っているものであるため、脳が設定した以上の体温にまで上昇することは通常ありません。
しかし、熱中症の高体温では体温調節機能が失われているために、42℃を超える高熱を生じることがあり生命に危険がおよぶこともあります。

熱中症で40℃前後の高熱が出たら救急車を呼ぶ

熱中症による40℃前後の高熱が見られる場合には、至急救急車を呼び、体を冷やす応急処置を行いましょう。
冷水入りのペットボトルなどをタオルやハンカチで巻いて、首筋やわきの下など体表近くの静脈(太い血管)の通るところを積極的に冷やします。

意識がはっきりしている場合にはスポーツドリンクなどを自分で飲んでもらい様子を見ながら塩分を含む水分補給を行います。
しかし、意識がはっきりしない場合には無理に水分補給は促すのは避けましょう。

Ⅰ度の熱中症でも要注意

熱中症による高体温は生命の危険をも伴うものです。
しかし熱中症の症状は変わりやすく、初めから高体温があるとは限りません。
平熱だと思っていたら急に高熱になったり、といった場合もあるのでⅠ度の熱中症でも注意が必要です。

たとえ熱中症による高体温がその日のうちにおさまったとしても、体の抵抗力は下がっている状態であるため熱中症が再発する状態にあります。
翌日から長時間のスポーツや労働をするようなことは控えましょう。

熱中症による高体温は生命の危険をも伴うものです。
しかし熱中症の症状は変わりやすく、初めから高体温があるとは限りません。
平熱だと思っていたら急に高熱になったり、といった場合もあるのでⅠ度の熱中症でも注意が必要です。

たとえ熱中症による高体温がその日のうちにおさまったとしても、体の抵抗力は下がっている状態であるため熱中症が再発する状態にあります。
翌日から長時間のスポーツや労働をするようなことは控えましょう。

熱中症の後遺症は当院の鍼灸治療で改善できる

熱中症の後遺症は自律神経失調症に似た症状であるためクリニックなどでは対処療法として薬物が処方されるのみの治療です。
しかし、薬物療法では根本的な改善に至らないために当院にご来院される方がおられます。

根本的な改善をするためには東洋医学に基づき自律神経の機能を向上させる治療方法が良いと当院では考えております。ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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