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熱中症の後遺症で頭痛|熱中症の後遺症について解説

熱中症の後遺症で頭痛|熱中症の後遺症について解説
公開日:2025年06月11日
更新日:2025年06月11日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

目次

熱中症の後遺症について解説します

「熱中症のあとに後遺症が残っている」
「熱中症の後遺症はどのように治療するのか」
「熱中症の後遺症を防ぐための方法を知りたい」

熱中症になったときに後遺症として症状が残るかどうか不安ではないでしょうか。
どんな症状が残ったら危険なのか、気になる人も多いと思います。
今回は「熱中症の後遺症で頭痛|熱中症の後遺症について解説」と題して、熱中症による後遺症の種類や、原因、予防法について解説します。
正しい対処法や予防法を知っておくと不安もなくなります。
ぜひ、参考にしてみてください。

「熱中症のあとに後遺症が残っている」
「熱中症の後遺症はどのように治療するのか」
「熱中症の後遺症を防ぐための方法を知りたい」

熱中症になったときに後遺症として症状が残るかどうか不安ではないでしょうか。
どんな症状が残ったら危険なのか、気になる人も多いと思います。
今回は「熱中症の後遺症で頭痛|熱中症の後遺症について解説」と題して、熱中症による後遺症の種類や、原因、予防法について解説します。
正しい対処法や予防法を知っておくと不安もなくなります。
ぜひ、参考にしてみてください。

熱中症による後遺症の種類と症状

熱中症により脳がダメージを受けると、めまいのような軽い後遺症だけでなく、日常生活に大きく影響するような重い後遺症が残ることもあります。

【軽い後遺症】
・倦怠感
・めまい

【重い後遺症】
・中枢神経障害
(高次脳機能障害、嚥下障害、小脳失調、失語症)

軽めの後遺症の倦怠感やめまいは、回復するまで数週間から半年かかります。
場合によっては数年続くことがあるので注意が必要です。

より深刻になるとあらわれるのが、中枢神経障害のような重い後遺症です。
中等度から重度の熱中症では中枢神経障害のような重い後遺症が起こります。
この場合、10年以上にわたる長期的な治療が必要なケースもあります。

熱中症により脳がダメージを受けると、めまいのような軽い後遺症だけでなく、日常生活に大きく影響するような重い後遺症が残ることもあります。

【軽い後遺症】
・倦怠感
・めまい

【重い後遺症】
・中枢神経障害
(高次脳機能障害、嚥下障害、小脳失調、失語症)

軽めの後遺症の倦怠感やめまいは、回復するまで数週間から半年かかります。
場合によっては数年続くことがあるので注意が必要です。

より深刻になるとあらわれるのが、中枢神経障害のような重い後遺症です。
中等度から重度の熱中症では中枢神経障害のような重い後遺症が起こります。
この場合、10年以上にわたる長期的な治療が必要なケースもあります。

中枢神経障害について

中枢神経障害とは、脳や脊髄の神経が傷ついてしまうことをいいます。
熱中症で起こる具体的な中枢神経障害は以下の通りです。

・高次機能障害
・嚥下(えんげ)障害
・小脳失調
・失語症

高次機能障害の症状

高次機能障害は脳機能の一部に問題が起きて、記憶や思考、注意などの複雑な認知機能が低下する状態です。
日常生活や仕事でうまくできないことが増えたり、人間関係でもトラブルが起きやすくなったりと生活に大きな支障をきたすおそれがあります。
高次機能障害の症状は以下の通りです。
【記憶障害】
・物の置き場所を忘れる
・同じことを繰り返し質問する
・新しい出来事を覚えるのが困難

【注意障害】
・ぼんやりしていてミスが多い
・同時にふたつのことをおこなえない

【遂行機能障害】
・決められた物事を実行できない
・約束を守れない

【社会的行動障害】
・興奮して暴力を振るう
・自己中心的になる

その他の症状について

嚥下障害や小脳失調、失語症があらわれると今までできていた行動ができなくなります。
行動に障害が起こるため、けがの危険やコミュニケーションに影響をもたらすおそれがあります。
専門家の指導のもとリハビリテーションをおこなうことで、症状の改善がみられるケースもあります。
詳しい症状や症例は以下の通りです。

嚥下障害

・ものを飲み込むことが困難
・食事の時にむせる
①食欲不振になり栄養不足におちいる
②食べ物が食道ではなく気管に入ってしまい誤嚥(ごえん)を引き起こす

小脳失調

・細かい作業が困難
・歩行時のふらつき
・手の震え
・ろれつが回らない
①歩行や細かい作業がうまくできずに、動くことが面倒になる
②ふらつくことでつまずいたり転倒したりする
③会話がうまくいかなくなり、会話に自信がなくなる

失語症

・言語機能の低下
・字が書けなくなる
・相手の言っていることが理解できない
・自分の思っていることが言えなくなる
①コミュニケーションに大きな支障をきたし日常生活を送ることが難しくなる

熱中症で後遺症が残るメカニズム

熱中症によって体温が高くなると脳はダメージを受けて後遺症が起こります。
脳の神経細胞はとてもデリケートなため温度変化に影響を受けやすく、高温にさらされるとうまく機能できなくなります。
およそ高温状態が数分から数十分ほどの短時間であっても神経細胞は損傷を受けます。
そのため長期間にわたって高温状態にさらされると、それだけ後遺症が残りやすい状態になります。

熱中症で起こる病態

熱中症により体が42℃以上の高温状態になると、過剰な炎症反応が起こりやすくなり、血液中のタンパク質が変形したりします。
これらの変化で繊細な神経細胞が傷つくと脳の機能に影響を及ぼし重症な後遺症につながります。
以下のような病態が出現します。

・ホルモンが過剰に作られて機能障害が起きる
・血栓ができて脳梗塞や心筋梗塞が起きる
・動脈硬化を起こし脳梗塞が起こる

それぞれの反応について、詳しく解説します。

ホルモンが過剰に作られて機能障害が起きる

体が高温状態になると体の炎症反応に関係する「サイトカイン」というホルモンが過剰に作られ機能障害の原因となります。
※機能障害とは、心理的、生理的、解剖学的な構造または機能の何らかを失った状態や、異常を生じた状態をさします。

【心理面】
心や感情、思考に関する機能に異常が起こる

【生理的】
呼吸、消化、血液循環、ホルモン分泌などの体が正常に機能するために必要な機能に異常が起こる

【解剖学的】
骨や筋肉、臓器の位置や形などの体の構造や形態に関することに異常が起こる

熱中症で起こる機能障害

熱中症では以下のような機能障害がみられます。

・高次脳機能障害
・嚥下(えんげ)障害
・小脳失調
・失語症

サイトカインは炎症を促したり、反対に炎症を鎮めたりするホルモンです。
熱中症で高温状態になるとサイトカインが過剰に作られて炎症がひどくなり、上記のような機能障害の原因となります。

血栓ができて脳梗塞が起きる

体温が高温になると血中の水分が不足し血栓ができやすくなり、脳梗塞が起きやすくなります。
血栓ができやすくなる理由は以下の2つにあります。
・タンパク質が固まる
・水分不足になり血が固まりやすくなる

体温が高温になると血中の水分が不足し血栓ができやすくなり、脳梗塞が起きやすくなります。
血栓ができやすくなる理由は以下の2つにあります。

①タンパク質が固まる
②水分不足になり血が固まりやすくなる

①タンパク質が固まる

体内のタンパク質は、体温が42℃以上で凝固しやすくなります。
卵を加熱すると、白身や黄身が固まるイメージです。
血液や細胞もタンパク質を含むため、高温の影響を受けると固まりやすく血栓の原因になります。

【血液】
血液中のタンパク質が変性して凝固しやすくなり、血栓ができる

【細胞】
1.細胞のタンパク質が変形して細胞障害を引き起こす
2.細胞障害が起こると炎症反応と血管の損傷がすすむ
3.体は修復しようとして血液を固める反応をおこす
4.血液が固まりやすくなり血栓の原因となる

※細胞障害:細胞の機能が低下したり細胞が死んでしまったりすること

②水分不足になり血が固まりやすくなる

1.熱中症で汗を大量にかく
2.体内の水分が不足し血液がドロドロになる
3.血液の流れが悪くなる
4.血液を固める血小板が集まりやすくなり血栓が起こる

①、②の流れでできた血栓が細い血管につまると、脳への血流をさまたげ脳梗塞(のうこうそく)を引き起こします。

動脈硬化を起こし脳梗塞が起こる

暑さにさらされると血管内皮細胞がダメージを受けて動脈硬化が起こりやすくなります。
結果的に脳梗塞を引き起こしやすくなります。
血管内皮細胞とは血管の内側をおおっている薄い細胞の層で、全ての血管に存在しています。
以下のような働きを持っています。

・酸素や栄養素を細胞に届ける
・血中の不要な物質を取り除く
・血管の拡張や収縮を調整する

暑さにさらされると血管内皮細胞がダメージを受けて動脈硬化が起こりやすくなります。
結果的に脳梗塞を引き起こしやすくなります。
血管内皮細胞とは血管の内側をおおっている薄い細胞の層で、全ての血管に存在しています。
以下のような働きを持っています。

・酸素や栄養素を細胞に届ける
・血中の不要な物質を取り除く
・血管の拡張や収縮を調整する

暑さで脳梗塞が起こる4つのステップ

【暑さで脳梗塞が起こる4つのステップ】
1.暑さにさらされる
2.血管内皮細胞がダメージを受ける
3.動脈硬化がおきる
4.脳梗塞が起きる

脳梗塞は、脳の血管が詰まることで脳細胞に酸素や栄養が届かなくなりダメージを受けて細胞が死んでしまう病気です。
原因である動脈硬化は血管の壁が厚くなり血液の通り道が狭くなる病態です。
この動脈硬化によって脳に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなると脳梗塞が引き起こされます。

後遺症が残りやすい要因について

低血圧や高齢などの身体的な要因と、熱中症による体への負担が合わさることで後遺症が残る可能性が高まるとされています。
【血圧が低いことによる影響】
・血圧が低いと十分な血液を全身に届けることができない
・脳にも血液を届けられないため必要な栄養や酸素が行き渡らず、脳がダメージを受けやすい

【脈が速いことによる影響】
・頻脈があると血液のめぐりが不安定になりやすい
・熱中症による脱水症状が加わるとさらに血液の供給が不十分になりやすい
・脳や他の臓器に十分な酸素や栄養が行き渡らずダメージを受けやすい

【年齢が高い】
・年齢が高くなると体温を調節する機能が低下して汗をかきにくくなる
・体内の熱を効果的に放散できにくい
・体力の低下や持病などによって熱中症に対する抵抗力が弱くなっているため、後遺症が残りやすい

低血圧や高齢などの身体的な要因と、熱中症による体への負担が合わさることで後遺症が残る可能性が高まるとされています。
【血圧が低いことによる影響】
・血圧が低いと十分な血液を全身に届けることができない
・脳にも血液を届けられないため必要な栄養や酸素が行き渡らず、脳がダメージを受けやすい

【脈が速いことによる影響】
・頻脈があると血液のめぐりが不安定になりやすい
・熱中症による脱水症状が加わるとさらに血液の供給が不十分になりやすい
・脳や他の臓器に十分な酸素や栄養が行き渡らずダメージを受けやすい

【年齢が高い】
・年齢が高くなると体温を調節する機能が低下して汗をかきにくくなる
・体内の熱を効果的に放散できにくい
・体力の低下や持病などによって熱中症に対する抵抗力が弱くなっているため、後遺症が残りやすい

中枢神経障害が残りやすい症状

さらに、重度の熱中症で以下の3つの症状があらわれると脳への負担が大きくなり、後遺症である中枢神経障害が残りやすいです。

【①体温が高い状態がつづく】
重度の熱中症におちいると高熱状態が続きます。
この高温状態が脳の神経細胞は高熱によるダメージを受けます。

【②意識がはっきりしない】
意識がはっきりしなくなるほどの重度の熱中症と考えます。
脳の血流が不足し酸素や栄養が行き渡らない状態におちいっています。

【③循環器がうまく機能していない】
脱水によって血の流れが悪くなり心臓などの循環器系がうまく機能しなくなると、脳に十分な酸素や栄養が供給されません。

これらの症状が改善しないままだと神経細胞へのダメージは進行し、脳への負担は大きなものになります。
その結果、回復が困難な状態となって後遺症が残りやすくなります。

自律神経が乱れると熱中症が起こりやすくなる

自律神経は熱中症の発症に大きく関係しています。
自律神経は暑さを感じると、血管を拡張させ体内から熱を放出して体温を下げたり、汗を出すように指令したりする役割があります。
しかしストレスや睡眠不足などの原因によって自律神経が乱れると、体温調節がうまく機能しなくなります。
体温調節機能がうまく機能しないと、以下の2つのことが起こります。

①少しの暑さでもすぐに体に熱がこもる
②汗が出せず体を冷やせない

この状態が続くと体温を下げられないため、熱中症を引き起こしやすくなります。
体温調節機能を損なわないためにも、ストレスや睡眠、生活リズムに気を付けて自律神経を整えることが熱中症を予防するうえで大切です。

自律神経は熱中症の発症に大きく関係しています。
自律神経は暑さを感じると、血管を拡張させ体内から熱を放出して体温を下げたり、汗を出すように指令したりする役割があります。
しかしストレスや睡眠不足などの原因によって自律神経が乱れると、体温調節がうまく機能しなくなります。
体温調節機能がうまく機能しないと、以下の2つのことが起こります。

①少しの暑さでもすぐに体に熱がこもる
②汗が出せず体を冷やせない

この状態が続くと体温を下げられないため、熱中症を引き起こしやすくなります。
体温調節機能を損なわないためにも、ストレスや睡眠、生活リズムに気を付けて自律神経を整えることが熱中症を予防するうえで大切です。

熱中症になりやすい人の特徴

熱中症になりやすいのは以下の特徴がある人です。

【高齢者】
体温調節機能が低下しているため、暑さに対する耐性が弱い

【子ども】
体温調節機能が未発達であり、体温が上がりやすい

【肥満】
体脂肪が多いと熱がこもりやすく、体温が上がりやすい

【からだに障害がある】
障害の種類によっては、体温調節が難しい場合や適切な予防や対策が取りにくいことがある

【運動不足】体力や暑さに対する耐性が低かったり、効率的に汗をかけなかったりして体温調節が難しい

【衣服を着こんでいる】
熱がこもり汗が蒸発しにくいため、体温調節が難しい

熱中症になりやすいのは以下の特徴がある人です。

【高齢者】
体温調節機能が低下しているため、暑さに対する耐性が弱い

【子ども】
体温調節機能が未発達であり、体温が上がりやすい

【肥満】
体脂肪が多いと熱がこもりやすく、体温が上がりやすい

【からだに障害がある】
障害の種類によっては、体温調節が難しい場合や適切な予防や対策が取りにくいことがある

【運動不足】体力や暑さに対する耐性が低かったり、効率的に汗をかけなかったりして体温調節が難しい

【衣服を着こんでいる】
熱がこもり汗が蒸発しにくいため、体温調節が難しい

暑さに身体を慣れさせる

このような方々はとくに、暑い日には涼しい環境で過ごしこまめな水分補給や休憩を心がけることが熱中症予防に重要です。
周囲の人も見守りや声かけをして、熱中症予防につとめましょう。

また暑さに慣れていない人は、汗をうまくかけないため熱中症になりやすい傾向にあります。
そのため日常生活の中で運動や入浴で汗をかく習慣を身につけて体を暑さに慣れさせることが大切です。
個人差もありますが、身体の機能は数日から1週間ほどかけて暑さに順応していきます。

ポイントは暑熱順化

この暑さに体が慣れることを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。
暑熱順化がすすむと、発汗量や皮膚の血流量が増え体の熱を逃がしやすくなり熱中症が起こりにくくなります。
運動や入浴は個人の体質や体調、その日の気温や室内環境に合わせて無理のない範囲でおこなうようにしましょう。
天気や気温、室温などの環境の変化にも注意し、水分や塩分をこまめに補給しながらおこないましょう。

認知機能が低下すると熱中症になりやすい

認知機能とは、物事を正しく理解・判断し、適切に行動するための機能のことをさします。
認知機能障害の人は認知機能が低下するため、暑さや喉の渇きを感じにくく熱中症になりやすい傾向にあります。

【高齢者】
暑さやのどの渇きをを感じづらく、熱中症への対処が遅れる

【精神疾患の人】
汗をかきにくくする副作用の向精神薬を使用していると、暑くても汗が出せず体温を下げにくい

【認知症の人】
認知機能の低下により、暑く不快な状況を自分で対処できない

屋内にいても熱中症になりやすい

認知症の人が真夏に「間違えて暖房のスイッチを入れていた」という報告もあり、認知機能の低下は熱中症になりやすい環境をつくりかねません。
そのため認知機能障害を持っている人は、高温多湿な環境にいるだけでも十分注意が必要です。

また屋外で活動していなくても熱中症に陥る危険があります。
認知機能の低下によって予防策が正しくとれないため重篤化しやすい傾向にあります。
熱中症になりやすい人に対しては「外出していないから」といって油断せず、周囲の見守りやサポートが必要です。

熱中症は再発しやすい3つの要因

熱中症に一度なったのちに、回復していないまま運動をしたり、熱中症の予防策が不十分だったりすると、再度熱中症になりやすい傾向にあります。
熱中症になったのちに再発する可能性が高い要因は以下の3つです。

①熱中症の後にしっかり回復していないまま作業や運動を再開した
②熱中症を予防する対策が十分にとれていない
③高齢者や乳幼児、肥満など、熱中症になりやすいリスクがある

熱中症になった場合は、まずは安全な場所でゆっくり休むことが大切です。
また、熱中症になった原因を考え、しっかりと対策をとる必要があります。
生活環境や普段の行動を見直し、熱中症を再発しないよう心がけることが大切です。

熱中症に一度なったのちに、回復していないまま運動をしたり、熱中症の予防策が不十分だったりすると、再度熱中症になりやすい傾向にあります。
熱中症になったのちに再発する可能性が高い要因は以下の3つです。

①熱中症の後にしっかり回復していないまま作業や運動を再開した
②熱中症を予防する対策が十分にとれていない
③高齢者や乳幼児、肥満など、熱中症になりやすいリスクがある

熱中症になった場合は、まずは安全な場所でゆっくり休むことが大切です。
また、熱中症になった原因を考え、しっかりと対策をとる必要があります。
生活環境や普段の行動を見直し、熱中症を再発しないよう心がけることが大切です。

熱中症の後遺症について

熱中症の後遺症には治る症状と治らない症状の2つに分かれます。

【熱中症の治る後遺症(軽い症状)】
倦怠感やめまいなどの自律神経症状

【熱中症の治らない後遺症(重い症状)】
中枢神経障害

後遺症を治すためには適切な休息や体のケアが大切です。
しかし重度の症状は治りません。
そのためまずは熱中症にそもそもならないように予防することが重要です。

日ごろから水分や塩分をしっかり補給し室内の温度を見直すようにしましょう。
また偏りのない食事や十分な睡眠を心がけることも必要です。
なかなか症状が改善されず後遺症があらわれている場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

熱中症の後遺症には治る症状と治らない症状の2つに分かれます。

【熱中症の治る後遺症(軽い症状)】
倦怠感やめまいなどの自律神経症状

【熱中症の治らない後遺症(重い症状)】
中枢神経障害

後遺症を治すためには適切な休息や体のケアが大切です。
しかし重度の症状は治りません。
そのためまずは熱中症にそもそもならないように予防することが重要です。

日ごろから水分や塩分をしっかり補給し室内の温度を見直すようにしましょう。
また偏りのない食事や十分な睡眠を心がけることも必要です。
なかなか症状が改善されず後遺症があらわれている場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

熱中症の後遺症はどのくらいで治るのか

後遺症は軽度なものだと数週間で治りますが、症状によっては数ヶ月から数年かかるものまであります。

【失語症】
軽度:2週間
中等度:6週間
重度:10週間

【小脳失調】
3〜6ヶ月

【嚥下障害】
数週間から数ヶ月

これらの後遺症を治すためには、継続的な治療やリハビリが必要となります。

熱中症による後遺症を治す方法

めまいや失神などの軽度な自律神経症状が後遺症の場合、しっかりした静養、水分や塩分の補給をこまめに行うことで回復します。
しかし中枢神経障害については根本的な治療法は今のところ見つかっていません。
ただし対症療法や専門家によるリハビリテーションを継続的におこなうことで、症状を和らげたり機能の改善が期待できます。

めまいや失神などの軽度な自律神経症状が後遺症の場合、しっかりした静養、水分や塩分の補給をこまめに行うことで回復します。
しかし中枢神経障害については根本的な治療法は今のところ見つかっていません。
ただし対症療法や専門家によるリハビリテーションを継続的におこなうことで、症状を和らげたり機能の改善が期待できます。

熱中症による後遺症は何科を受診すればよいか

倦怠感のような体のだるさが後遺症である場合は、内科を受診しましょう。
めまいがあらわれたり、飲み込みが困難だったりする場合は、三半規管や咽頭に異常があるため耳鼻咽喉科を受診します。
うまく言葉が出てこない、手足の動かし方がいつもと違って気になる場合は、神経内科を受診しましょう。

症状別の受診すべき診療科

症状ごとに受診すべき診療科をまとめたので、参考にしてください。

【倦怠感】
内科

【めまい】
耳鼻咽喉科、神経内科

【中枢系障害】
神経内科

【嚥下障害】
耳鼻咽喉科、リハビリテーション科

【失語症】
神経内科、リハビリテーション科

【小脳失調】
神経内科、リハビリテーション科

子どもの場合は小児科でも構いません。
できるだけ早めに受診することが重要です。
経過や症状を医師に説明できるよう、メモをとって行くとよいでしょう。

熱中症による後遺症を防ぐ正しい対処について

熱中症は熱中症にならないよう予防すること、重症化を食い止めることが非常に重要です。

・喉が乾く前に水をこまめに飲む
・室内を快適な温度に保つ

以上のような予防を日頃から心がけてください。

また熱中症は適切に対処すれば回復できるため、早めの対応が必要です。
めまいや失神など、軽度の症状があらわれた際はすぐに休息し、水分と塩分を補給しましょう。

熱中症は熱中症にならないよう予防すること、重症化を食い止めることが非常に重要です。

・喉が乾く前に水をこまめに飲む
・室内を快適な温度に保つ

以上のような予防を日頃から心がけてください。

また熱中症は適切に対処すれば回復できるため、早めの対応が必要です。
めまいや失神など、軽度の症状があらわれた際はすぐに休息し、水分と塩分を補給しましょう。

軽度の症状でしっかりと対処する

軽度の症状しっかりと対処することが、重症化を食い止めることにつながります。
中度の症状があらわれたときは、すぐに医療機関を受診して冷却や体温管理などの措置を受けてください。
重度に進行した場合でも、対応が早いほど後遺症を防ぐことができます。
その場で救急車を呼び、入院にて体内や血管内の冷却や呼吸管理などを受けることが必要です。

熱中症を予防する

こまめな水分・塩分補給や体内に熱をこもらせないことが重要です。
水分補給のタイミングは、喉の渇きを感じる前におこないましょう。
水分をとるだけでなく、塩分も併せて補うことが大切です。
汗をかくと体に必要な塩分が失われ、体内の水分と塩分バランスが崩れてしまいます。
また体に熱をこもらせないためにも、室内を涼しくしたり、衣類で体温を調節したりします。
エアコンを使って室温を28℃にし、快適な温度を保つよう心がけてください。

熱中症の重症化を防ぐ

Ⅰ度の症状はすぐに治ることが多いですが、症状がなかなか改善しないこともあります。
その場合、自己判断はせず医療機関を受診するのが重要です。
たとえ見た目に異常がなくても、体の内側では深刻な臓器障害を起こしている可能性もあります。
中等度度や重度の症状があらわれた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

熱中症の後遺症は当院の鍼灸治療で改善できる

熱中症の後遺症は自律神経失調症に似た症状であるためクリニックなどでは対処療法として薬物が処方されるのみの治療です。
しかし、薬物療法では根本的な改善に至らないために当院にご来院される方がおられます。

根本的な改善をするためには東洋医学に基づき自律神経の機能を向上させる治療方法が良いと当院では考えております。ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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