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熱中症の後遺症に要注意|熱中症の吐き気や頭痛について

熱中症の後遺症に要注意|熱中症の吐き気や頭痛について
公開日:2025年06月11日
更新日:2025年06月11日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

熱中症の頭痛や吐き気は後遺症に要注意

熱中症のⅡ度(意識障害があるⅢ度の場合には病院への搬送を必要とする)の症状の中には、頭痛や吐き気があります。
熱中症のⅠ度で出現するめまい(目眩、眩暈)や立ちくらみから、一時的な失神の症状が進行すると、頭痛や吐き気、体のだるさ(倦怠感)の症状が現れることがあります。
またこれらの症状は後遺症として残ることがあるため注意が必要です。

身体は発汗と熱放散で体温を下げようとする

暑さで体温が上昇すると、体にこもった熱を外に逃がして体温を下げようと以下の2つが生理反応として起こります。
・汗をかく(発汗)
・皮ふの血管を広げて体の表面から熱を空気中に逃がす(熱放散)

しかし、暑い環境では体の表面からの熱放散が難しくなるため、汗による蒸発を利用した気化熱で体温を下げようとします。

暑さで体温が上昇すると、体にこもった熱を外に逃がして体温を下げようと以下の2つが生理反応として起こります。
・汗をかく(発汗)
・皮ふの血管を広げて体の表面から熱を空気中に逃がす(熱放散)

しかし、暑い環境では体の表面からの熱放散が難しくなるため、汗による蒸発を利用した気化熱で体温を下げようとします。

水分と塩分不足で熱中症が起こる

炎天下や暑い室内で長時間労働やスポーツをすると、体温を下げようと大量に汗をかくようになります。
この大量の発汗によって体内の水分・塩分が不足することで、血液の流れが悪くなります。

これにより、熱中症の初期症状である、めまいや立ちくらみ、一時的な失神といった熱失神が現れやすくなります。
この状態で適切に水分・塩分の補給、身体の冷却が行わないと脳や消化管、肝臓への血流低下、それら重要臓器自体の温度上昇により全身の倦怠感(だるさ)や頭痛、吐き気といった症状が現れやすく、後遺症として症状が残りやすくなります。

炎天下や暑い室内で長時間労働やスポーツをすると、体温を下げようと大量に汗をかくようになります。
この大量の発汗によって体内の水分・塩分が不足することで、血液の流れが悪くなります。

これにより、熱中症の初期症状である、めまいや立ちくらみ、一時的な失神といった熱失神が現れやすくなります。
この状態で適切に水分・塩分の補給、身体の冷却が行わないと脳や消化管、肝臓への血流低下、それら重要臓器自体の温度上昇により全身の倦怠感(だるさ)や頭痛、吐き気といった症状が現れやすく、後遺症として症状が残りやすくなります。

頭痛や吐き気とともに出現する熱中症の症状

熱中症では頭痛や吐き気以外に以下のような症状が出現します。

・全身の倦怠感
・脱力感
・頭痛
・体がぐったりする
・力が入らない

このような症状が起こります。

「いつもと様子が違う」程度のごく軽い意識障害が出ることもあります。
少しでも意識がおかしい場合には、まず医療機関を受診しましょう。

熱中症では頭痛や吐き気以外に以下のような症状が出現します。

・全身の倦怠感
・脱力感
・頭痛
・体がぐったりする
・力が入らない

このような症状が起こります。

「いつもと様子が違う」程度のごく軽い意識障害が出ることもあります。
少しでも意識がおかしい場合には、まず医療機関を受診しましょう。

暑い中で身体のだるさが起きたらすぐに休憩する

熱中症の初期症状であるめまいや立ちくらみは、一時的な失神といった熱失神と同時に起こることもあります。
暑い中で運動や活動をしている時に、体のだるさや吐き気、頭痛を感じたら、熱中症の症状である可能性があります。
すぐに水分・塩分の補給と涼しい場所での休憩をしましょう。

頭痛や吐き気が発症したときの対処法

熱中症を感じたらまずは意識がはっきりしているかを確認しましょう。
もし意識が朦朧としているようであれば、迷わず医療機関へ受診します。
意識がはっきりしている場合は、以下のような対処法を行いましょう。

安全で涼しいところへ移動する

まずは冷房の効いた室内や車内に移動します。
屋外であれば風通しのよい日かげなど安全で涼しいところに移動します。
このとき、自分の足で歩ける状態であっても突然のめまい、立ちくらみ、一時的な失神によるふらつきが起こることがあります。
そのため転倒に注意しましょう。

体を冷却する

衣服をゆるめて、風通しを良くし、体の熱を逃がしやすい状態にします。
体表面に露出している顔、両腕、足などを冷却するようにします。
冷やすときは保冷剤やペットボトルなどにタオルやハンカチを巻き、体表近くを走る静脈(太い血管)の通る首筋やわきの下などを冷やすと効果的です。

水分補給を行う

スポーツドリンクや0.1~0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えたもの)などで水分補給を行います。
体内から失われた水分や塩分を補います。
自分でうまく飲めない場合、または嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、医療機関を受診するようにします。

熱中症の後遺症は当院の鍼灸治療で改善できる

熱中症の後遺症は自律神経失調症に似た症状であるためクリニックなどでは対処療法として薬物が処方されるのみの治療です。
しかし、薬物療法では根本的な改善に至らないために当院にご来院される方がおられます。

根本的な改善をするためには東洋医学に基づき自律神経の機能を向上させる治療方法が良いと当院では考えております。ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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