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飛行機頭痛|離着陸のときに顔面や頭が痛くなる原因

飛行機頭痛|離着陸のときに顔面や頭が痛くなる原因
公開日:2025年06月10日
更新日:2025年06月10日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

飛行機頭痛について詳しく解説します

・飛行機の降下時に突然、強い頭痛が起こる
・飛行機の離陸時に眉毛の周辺や目の周りに激痛がする
・飛行機に乗ると毎回顔面に痛みがでる

このように飛行機を利用する際、着陸や離陸時に突然顔面に痛みが起きたり頭痛が発生することがあります。
このような頭痛を「飛行機頭痛」と呼びます。
今回は「飛行機頭痛|離着陸のときに顔面や頭が痛くなる原因」と題して飛行機頭痛の原因、症状、そして治療法について解説します。

・飛行機の降下時に突然、強い頭痛が起こる
・飛行機の離陸時に眉毛の周辺や目の周りに激痛がする
・飛行機に乗ると毎回顔面に痛みがでる

このように飛行機を利用する際、着陸や離陸時に突然顔面に痛みが起きたり頭痛が発生することがあります。
このような頭痛を「飛行機頭痛」と呼びます。
今回は「飛行機頭痛|離着陸のときに顔面や頭が痛くなる原因」と題して飛行機頭痛の原因、症状、そして治療法について解説します。

飛行機頭痛の特徴的な症状

飛行機頭痛とは、飛行機の着陸や離陸時に発生することが特徴的な頭痛をいいます。
特に着陸時に感じることが多い(全体で8~9割)と報告されています。

この頭痛は通常、数分から30分程度で自然に消失しますが、重症の場合は1日中続くこともあります。
頭痛の場所は主に前頭部や眼窩周辺に現れやすく、激しい場合は耐え難いほどの痛みを伴うこともあります。

飛行機頭痛とは、飛行機の着陸や離陸時に発生することが特徴的な頭痛をいいます。
特に着陸時に感じることが多い(全体で8~9割)と報告されています。

この頭痛は通常、数分から30分程度で自然に消失しますが、重症の場合は1日中続くこともあります。
頭痛の場所は主に前頭部や眼窩周辺に現れやすく、激しい場合は耐え難いほどの痛みを伴うこともあります。

原因は副鼻腔内の圧力変化による

飛行機頭痛の原因は、飛行中の気圧変化による副鼻腔内の圧力変化が関係していると考えられています。
着陸や離陸時には気圧が急激に変化します。
そのため副鼻腔内の圧力が外部の圧力と釣り合わなくなり、その刺激が頭痛を引き起こすとされています。

飛行機が上空に向かうにつれて、客室の気圧が下がります。
そうすると、副鼻腔内部の空気が膨張し、副鼻腔の外に移動します。

次に着陸に向けて飛行機の高度が下がってくると、客室内の気圧が上がるため、空気が副鼻腔内部に入ろうとします。
しかし副鼻腔の出入り口が狭いために入ることができません。

飛行機頭痛の原因は、飛行中の気圧変化による副鼻腔内の圧力変化が関係していると考えられています。
着陸や離陸時には気圧が急激に変化します。
そのため副鼻腔内の圧力が外部の圧力と釣り合わなくなり、その刺激が頭痛を引き起こすとされています。

飛行機が上空に向かうにつれて、客室の気圧が下がります。
そうすると、副鼻腔内部の空気が膨張し、副鼻腔の外に移動します。

次に着陸に向けて飛行機の高度が下がってくると、客室内の気圧が上がるため、空気が副鼻腔内部に入ろうとします。
しかし副鼻腔の出入り口が狭いために入ることができません。

陰圧が強まり粘膜が剥がれて外傷が起こる

この着陸時の気圧の変化で副鼻腔内部の粘膜が陰圧で引っ張られるようになります。
この刺激によって粘膜が剥がれ、粘膜下に滲出液の流出や血腫をきたすこともあります。
この反応は別名「気圧外傷(きあつがいしょう)」と呼びます。
これが頭痛や顔面痛の原因になります。

副鼻腔炎があると粘膜が浮腫んでいるため副鼻腔の出入り口が狭くなっていることがあり、頭痛が起こりやすい傾向にあります。
また、アレルギー性鼻炎や喫煙も原因と考えられています。

副鼻腔の出入り口が狭いことが飛行機頭痛の原因

眉毛の位置に存在する副鼻腔(前頭洞)が発達していることが多い。
(点線で示す前頭洞が通常の大きさ)
副鼻腔の出入り口が狭く、副鼻腔に空気が入ることができません。
そのため、副鼻腔内の粘膜が引っ張られ、痛みが生じます。

飛行機頭痛の主な症状

飛行機頭痛の主な症状は、下記の通りです。

・突然の頭痛
・顔面の痛み(特に飛行機の降下時)
・痛みの持続時間は数分から30分程度
・痛みの部位はおでこや目の周りに集中
・刺すような痛みや鈍痛
・涙
・鼻づまり
・眼の充血

これらの症状が同時に出現することがあります。

飛行機頭痛の主な症状は、下記の通りです。

・突然の頭痛
・顔面の痛み(特に飛行機の降下時)
・痛みの持続時間は数分から30分程度
・痛みの部位はおでこや目の周りに集中
・刺すような痛みや鈍痛
・涙
・鼻づまり
・眼の充血

これらの症状が同時に出現することがあります。

病院で行う検査

問診は以下の内容を聞き取ります。

・症状の程度
・症状の経過
・症状の出現頻度
・既往歴
・生活への影響

これにより、患者さんの状態を正確に理解し、適切な検査や治療方針を決定することができます。

問診は以下の内容を聞き取ります。

・症状の程度
・症状の経過
・症状の出現頻度
・既往歴
・生活への影響

これにより、患者さんの状態を正確に理解し、適切な検査や治療方針を決定することができます。

内視鏡検査

内視鏡検査は、鼻腔内の構造や状態を詳細に観察するための検査です。
内視鏡を鼻の中に挿入し、鼻腔内の画像をモニターに映し出します。
鼻中隔の曲がり、鼻茸、腫瘍、副鼻腔炎など、鼻の状態を確認します。
内視鏡は細いため、検査による痛みはほとんどありません。

副鼻腔CT

副鼻腔CTで副鼻腔炎があるかどうか、副鼻腔の出入り口が狭くなっていないかなどを確認します。
飛行機頭痛を起こしやすい副鼻腔CTの特徴として以下の状態が確認できます。
・眉毛の位置に存在する副鼻腔(前頭洞)が非常に発達している
・軽度の副鼻腔炎である
・鼻中隔の弯曲などの異常を認める

このような原因で副鼻腔の換気に問題があることがほとんどです。

血液検査

アレルギー性鼻炎や好酸球性副鼻腔炎が疑われる場合に実施します。

飛行機頭痛に対する予防方法

まずは耳鼻科で処方される点鼻薬や鼻の保湿などを行い、鼻が通っている状態で飛行機に搭乗することです。
また最新型の飛行機に搭乗することも飛行機頭痛の予防になりえます。
従来の飛行機では、上空1万メートルでは、客室内の気圧が地上約2400メートル相当に設定されていることが一般的です。
しかし最新型であるエアバスA350とボーイング787では、客室内の気圧が地上約1800メートル相当に保たれる設計となっています。
そのため地上との気圧差ができるだけ少なく設定されているため、副鼻腔の内外の気圧差が生じづらくなり、飛行機頭痛のリスクが軽減されます。

まずは耳鼻科で処方される点鼻薬や鼻の保湿などを行い、鼻が通っている状態で飛行機に搭乗することです。
また最新型の飛行機に搭乗することも飛行機頭痛の予防になりえます。
従来の飛行機では、上空1万メートルでは、客室内の気圧が地上約2400メートル相当に設定されていることが一般的です。
しかし最新型であるエアバスA350とボーイング787では、客室内の気圧が地上約1800メートル相当に保たれる設計となっています。
そのため地上との気圧差ができるだけ少なく設定されているため、副鼻腔の内外の気圧差が生じづらくなり、飛行機頭痛のリスクが軽減されます。

飛行機頭痛の治療

検査より原因疾患を診断し、それに応じて治療を行います。
鼻中隔の弯曲が強い場合や副鼻腔の構造に問題がある場合は内視鏡下副鼻腔手術が推奨されています。
手術を行うことで、副鼻腔の出入り口が広がり、副鼻腔の外側と内側での気圧差が生じなくなります。

飛行機頭痛でお悩みの方はご相談ください

副鼻腔炎によって起こる頭痛や自律神経症状は西洋医学の薬物療法では症状を抑えるのみの対処療法であるため根本的な改善には至りません。
改善するためには副鼻腔炎が起きている原因である免疫力低下・回復力の低下を向上させる体質改善が必要です。

それを可能にするのが東洋医学に基づく鍼灸治療です。
東洋医学は体質を診断しそれに基づきながら一人ひとりの体質に合わせて治療を行います。

「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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