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閃輝暗点で即効性の治し方はある? |閃輝暗点の正しい治し方
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2025年06月07日
更新日:2025年06月07日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

閃輝暗点は脳血管に原因がある

閃輝暗点は脳血管の縮小や拡張が原因で起こります。
この反応が脳の視覚野と呼ばれる部分に起こったとき、視覚的な異常として閃輝暗点が発生します。
この閃輝暗点は偏頭痛の前兆として起こることはよく知られています。
偏頭痛に起因した閃輝暗点であるかを調べる

【偏頭痛について】
偏頭痛は脳血管の急激な拡張で痛みを起こす頭痛をさします。
頭の左右、どちらかが脈打つようにズキンズキンと痛くなるのが特徴です。
まずは起きている閃輝暗点が偏頭痛が起因しているかをみます。
以下の二つに当てはまる場合は偏頭痛由来の閃輝暗点である可能性があります。
・偏頭痛の診断を受けたことがある
・閃輝暗点後の頭痛に偏頭痛薬が効く
この両方に該当する場合は閃輝暗点の原因が偏頭痛であると判断できます。
閃輝暗点は早めに薬を飲むタイミングを教えてくれる前兆と考えます。
偏頭痛薬は予防を目的として早く飲んだ方が効きも良いです。
閃輝暗点イコール偏頭痛ではない

閃輝暗点は偏頭痛の前兆症状として認識されています。
しかし、実際には偏頭痛ではない方でも閃輝暗点は起こります。
これには裏付けがあります。
問題は一部の医師が「閃輝暗点=偏頭痛」と考えていることです。
そのため偏頭痛薬を処方しても効かない方が沢山いるのです。
つまり偏頭痛薬が効かない方は偏頭痛ではないということです。
閃輝暗点に注意すべき年代
閃輝暗点に対して要注意すべき方は「閃輝暗点が起こるのに、一度も精密検査を行ったことがない」という方です。
脳疾患でも閃輝暗点が起こるため一度は専門医で検査を受けましょう。
特に40代以上の方や高齢者の方で閃輝暗点が起こる方は要注意です。
40歳以上は脳疾患リスクが上がり、なおかつ偏頭痛は高齢になると減衰していく頭痛であるためです。
閃輝暗点の西洋医学的な治し方

現代医学では閃輝暗点を改善する薬はありません。
そもそも閃輝暗点に対する治療薬が存在しないのです。
もちろん即効で治す方法などもありません。
閃輝暗点を改善するためにはまず出来るだけ原因を特定し、その原因を除去して予防に努めることが重要です。
最近の研究では血管の縮小や拡張が起こる理由には、食べ物、飲み物、睡眠の質、ストレスによって起こるとされています。
食べ物や飲み物における注意点
チョコレート、チーズ、ナッツ、ココア、コーヒー、ワインは閃輝暗点を誘引しやすいとされています。
上記を摂取した後に起こる場合は控えるように心がけましょう。
またそれ以外のもので当院で見た事例にはタバコ、アーモンドがあります。
特定の状況に注意する
閃輝暗点は特定の場面で頻発する方もいらっしゃいます。
例えば、「緊張がほぐれた直後」「過度なストレスがある状況」などがあります。
これらは身体から悲鳴が起きているサインと考えられます。
誘発する原因が改善できる場合は試みることをお勧めします。
栄養素の補給
偏頭痛が起因である閃輝暗点はバランスの良い栄養補給で改善する可能性があります。
有効度の高い三つ紹介します。
【マグネシウム】
・脳血管の緊張を改善する
・脳血管の炎症を防止する
【ビタミンB2】
・血流を改善する
・偏頭痛の頻度を減少させる
【亜鉛】
・脳血管の炎症を防止する
これらは食事から摂取することが望ましいとされています。
しかし、食事からだと摂取量に限りがあるためサプリを使う事も一つの方法です。
血管拡張薬を服用する
閃輝暗点が頻発する方には予防として血管拡張薬を処方することがあります。
予防薬であるエムガルディを注射する
予防薬であるエムガルディを注射することで偏頭痛が起こりにくくなり閃輝暗点の頻度が減少します。
偏頭痛予防はこれまでは毎日薬を飲む形が主流でしたが、現在はエムガルディ注射など注射による予防治療が主になりつつあります。
ストレスや疲労を改善する
ストレスや疲労は閃輝暗点や偏頭痛に関係性があると考えられます。
その理由は閃輝暗点の回数が多い方はストレスや疲労感が強い傾向にあるからです。
少し前に月に10回ぐらい閃輝暗点が起こる方を診ましたがこの方も例外ではなく日々多忙の方で疲労とストレスを抱えていました。
ストレスや疲労感があると自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経のバランスが崩れると血行不良が起こります。
閃輝暗点は血流の変化に起因するため、自律神経のアンバランスは原因の一つとして考えられます。
このように閃輝暗点は精神的負荷と回数が比例します。
閃輝暗点は当院の東洋医学の鍼灸で改善できる
このような閃輝暗点は西洋医学では原因不明とされているため自律神経の失調として捉えて頭痛薬などの処方による対処療法が主流になります。
しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療では西洋薬に頼らずに閃輝暗点を改善することができます。
一人ひとりの体質を診断し、各々の体質に合った鍼灸治療を施すことで鍼灸の効果を引き出します。
ぜひ、閃輝暗点でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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