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リンパの腫れはストレスで首に起こる|原因と正しい対処法

リンパの腫れはストレスで首に起こる|原因と正しい対処法
公開日:2025年06月07日
更新日:2025年06月07日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

リンパの腫れはストレスが原因で起こる

全身に張り巡らされたリンパは、身体を守る重要な役割があります。
このリンパは身体の中で何らかの異変が起きた際に腫れます。
またリンパの腫れる反応以外には痛み、発熱、頭痛、食欲不振などの全身症状も起こることもあります。

リンパが腫れてしまう原因は、腫れた場所や状態によっても様々です。
その中にはストレスから起こる場合も多々あります。
今回は「リンパの腫れはストレスで首に起こる|原因と正しい対処法」と題して、なぜストレスからリンパが腫れるのかを解説します。
またリンパが腫れた場合の注意点や、対処方法も合わせてお伝えします。

全身に張り巡らされたリンパは、身体を守る重要な役割があります。
このリンパは身体の中で何らかの異変が起きた際に腫れます。
またリンパの腫れる反応以外には痛み、発熱、頭痛、食欲不振などの全身症状も起こることもあります。

リンパが腫れてしまう原因は、腫れた場所や状態によっても様々です。
その中にはストレスから起こる場合も多々あります。
今回は「リンパの腫れはストレスで首に起こる|原因と正しい対処法」と題して、なぜストレスからリンパが腫れるのかを解説します。
またリンパが腫れた場合の注意点や、対処方法も合わせてお伝えします。

リンパとはどんな器官?

リンパとは、リンパ液、リンパ管、リンパ節などの総称です。
主に体内に細菌や病原菌が侵入するの防ぐ免疫の役割と不要な水分や老廃物を回収する役割があります。

リンパとは、リンパ液、リンパ管、リンパ節などの総称です。
主に体内に細菌や病原菌が侵入するの防ぐ免疫の役割と不要な水分や老廃物を回収する役割があります。

リンパ液

リンパ液は細胞から出た組織液です。
静脈で回収できなかった余分な組織液がリンパ管に流れ込んだものをさします。
タンパク質、細菌、ウイルスなどの異物も回収する全身を流れる体液です。

リンパ管

毛細リンパ管から静脈までつながる管をいいます。
この中をリンパ液が流れています。
静脈の隣で伴走して全身に張り巡らされています。

リンパ節

リンパ管の合流部分にある豆粒状をした組織です。
マクロファージやリンパ球などの免疫細胞が集まる場所です。
フィルターのような役割を持ち、異物を攻撃する際にリンパ節が腫れることがあります。

ストレスでホルモンが分泌しリンパが腫れる

持続的にストレスを感じると、脳から、ステロイドホルモンや神経伝達物質が分泌されます。
これらのホルモンによって白血球中のリンパ球や細胞の働きを低下します。
そのため、免疫機能が低下して体内にウイルスや細菌などの異物が侵入しやすくなるのが理由の一つとしてあげられます。
リンパが異物から身体を守るために攻撃することでリンパ節が腫れます。

持続的にストレスを感じると、脳から、ステロイドホルモンや神経伝達物質が分泌されます。
これらのホルモンによって白血球中のリンパ球や細胞の働きを低下します。
そのため、免疫機能が低下して体内にウイルスや細菌などの異物が侵入しやすくなるのが理由の一つとしてあげられます。
リンパが異物から身体を守るために攻撃することでリンパ節が腫れます。

老廃物となった白血球がリンパ節で詰まる

また、免疫系には自律神経も関係しています。
自律神経の中でも身体を守る時に優位になるのが交感神経です。
交感神経の働きによって白血球の中の顆粒球が増加します。
増加した顆粒球のうち不要なものは老廃物となり、リンパに回収されます。

この不要物の量が増加し、処理が追いつかなくなると、フィルターであるリンパ節で詰まってしまい腫れが起こります。
それと同時に、ストレスを感じると筋肉が緊張して硬くなります。
リンパの流れは筋肉の動きにより促進されるため、リンパの流れが悪いと不要物の回収と排泄がスムーズにできなくなってしまいます。

ストレス以外でリンパが腫れる原因

リンパが腫れる原因は、ストレスだけではありません。
例えば、以下のようなものでも腫れることがあります。
・喫煙
・過度の飲酒
・疲労の蓄積
・睡眠不足

これらは免疫力が低下するためリンパが腫れることがあります。
そのほかにも、運動不足などで筋力が少なくなっているとリンパの流れが悪くなりリンパが詰まりやすく腫れを起こします。
リンパの腫れが起こる時、中には深刻な病気のサインであることがもあるので、注意した方がいい場合もあります。

リンパが腫れる原因は、ストレスだけではありません。
例えば、以下のようなものでも腫れることがあります。
・喫煙
・過度の飲酒
・疲労の蓄積
・睡眠不足

これらは免疫力が低下するためリンパが腫れることがあります。
そのほかにも、運動不足などで筋力が少なくなっているとリンパの流れが悪くなりリンパが詰まりやすく腫れを起こします。
リンパの腫れが起こる時、中には深刻な病気のサインであることがもあるので、注意した方がいい場合もあります。

リンパの腫れが関連する病気

リンパの腫れが起こる病気は以下の通りです。
・亜急性壊死性
・リンパ節炎
・結核性リンパ節炎
・化膿性リンパ節炎
・免疫異常を起こす疾患(膠原病、関節リウマチ等)
・悪性疾患(悪性リンパ腫、がんの転移)
・猫ひっかき病

リンパの腫れが起こる病気は以下の通りです。
・亜急性壊死性
・リンパ節炎
・結核性リンパ節炎
・化膿性リンパ節炎
・免疫異常を起こす疾患(膠原病、関節リウマチ等)
・悪性疾患(悪性リンパ腫、がんの転移)
・猫ひっかき病

こんな時は要注意

病気を疑うべきリンパの腫れはどんな注意が必要でしょうか。
以下の通りです。

・数週間から数か月間のうちで痛みを伴わない腫れが生じている
・2か所以上の部分にリンパ節の腫れが生じている
・発熱を伴っている腫れがある
・リンパが硬くなってきている
・リンパ節が腫れてから1週間程度経過しても快方に向かっていない
・リンパ節の腫れや痛みが激しい
・腫れが大きくなっている
・リンパ節から膿が出ている

以上のような時は、深刻な病気の場合がありますので、まずは病院を受診しましょう。

リンパが腫れた時の対処法

以下に解説するのは深刻な病気ではないリンパの腫れに対する正しい対処法です。

以下に解説するのは深刻な病気ではないリンパの腫れに対する正しい対処法です。

冷やす

腫れて熱感を伴う場合、痛みがある場合は腫れてる部分を冷やします。
水を凍らせた氷で冷やすのがおすすめです。
数分から20分程度行います。
冷やしすぎには注意しましょう。
入浴で温めすぎるとかえって痛みが増す可能性があるので注意しましょう。

安静にする

リンパの腫れを感じたら安静にして様子をみます。
激しい運動を控えるようにし、休養を取るようにします。

十分な睡眠と栄養を摂る

睡眠不足や偏った食事は、免疫力の低下を招きます。
この免疫力の低下はリンパの腫れを助長します。
十分な睡眠と栄養補給をして身体を整えましょう。

水分を摂る

リンパの流れを促すために、水分はじゅうぶん摂るように心がけましょう。
その際、利尿作用の強いお茶、コーヒー、お酒などは水分不足になるため避けるようにします

水分補給で一番のおすすめはミネラルウォーターです。

リンパが腫れやすい方は半健康症候群

リンパがとてもよく腫れやすいという方は、半健康症候群の可能性もあります。
この半健康症候群とは東洋医学の「未病」という概念と西洋医学の「病気の概念の中間」にある「病気ではないけれど不調を感じる状態」のことを指す言葉です。

半健康症候群は自覚症状があまり感じづらく本人も気づかずにいることが多い傾向にあります。
とくに首こりや首こりはその代表例です。
首がかなり凝っている状態 = 半健康症候群であるといえるほど、日々の体調や身体の不調に首こりや肩こりは大きな影響を与えています。

リンパがとてもよく腫れやすいという方は、半健康症候群の可能性もあります。
この半健康症候群とは東洋医学の「未病」という概念と西洋医学の「病気の概念の中間」にある「病気ではないけれど不調を感じる状態」のことを指す言葉です。

半健康症候群は自覚症状があまり感じづらく本人も気づかずにいることが多い傾向にあります。
とくに首こりや首こりはその代表例です。
首がかなり凝っている状態 = 半健康症候群であるといえるほど、日々の体調や身体の不調に首こりや肩こりは大きな影響を与えています。

ストレスによるリンパの腫れでお悩みの方はご相談ください

私たちの健康を保つ上で、リンパは重要な役割を果たしています。
今回解説したリンパの腫れは病院では「原因不明」という診断を受けることがあり、西洋医学では治療方法はありません。

しかし、ストレスや疲れなどで起こるリンパの腫れは比較的誰でも起こる不調であるため、治療できずに悩んでいる方は多いと思われます。
また過度なストレスを受け続けると、リンパが腫れるだけではなく、自律神経失調症を招く原因にもなり、さまざまな不調があらわれます。

このような疲労やストレスからくるリンパの腫れは東洋医学に基づく鍼灸治療でじゅうぶん改善できます。
普段からストレスや疲れを溜め込んでリンパが腫れやすい方は悪化させる前に、ぜひ当院にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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