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顔面神経麻痺はストレスが原因|顔面神経麻痺の原因について

顔面神経麻痺はストレスが原因|顔面神経麻痺の原因について
公開日:2025年06月07日
更新日:2025年06月07日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

顔面神経麻痺は早めの治療が重要

顔面神経麻痺とは、顔面神経が何らかの原因で麻痺し、顔が動かせなくなる病気です。

顔を動かす表情筋は、左右に1本ずつある顔面神経によって動きます。
右側の顔面神経が麻痺した場合は顔の右側が、逆に左側が麻痺した場合は顔の左側が動きにくい、または動かせない状態になります。
およそ人口10万人のうち50人の割合で発症しています。
その中で発症した2割以上の人に後遺症が残るといわれています。

後遺症を残さずに完治するためにも、できれば発症から3日以内にまずは専門医に受診し治療を開始することが非常に重要です。

顔面神経麻痺とは、顔面神経が何らかの原因で麻痺し、顔が動かせなくなる病気です。

顔を動かす表情筋は、左右に1本ずつある顔面神経によって動きます。
右側の顔面神経が麻痺した場合は顔の右側が、逆に左側が麻痺した場合は顔の左側が動きにくい、または動かせない状態になります。
およそ人口10万人のうち50人の割合で発症しています。
その中で発症した2割以上の人に後遺症が残るといわれています。

後遺症を残さずに完治するためにも、できれば発症から3日以内にまずは専門医に受診し治療を開始することが非常に重要です。

ストレスで顔面神経麻痺が起こる理由

顔面神経麻痺が起こる主な原因はウイルス感染、外傷、腫瘍などがあります。
直接的な原因ではないですが、実はストレスによって免疫力が低下して感染症にかかりやすくなることで顔面神経麻痺が起こることがあります。
よって、ストレスと顔面神経麻痺には間接的には関係があります。

顔面神経麻痺が起こる主な原因はウイルス感染、外傷、腫瘍などがあります。
直接的な原因ではないですが、実はストレスによって免疫力が低下して感染症にかかりやすくなることで顔面神経麻痺が起こることがあります。
よって、ストレスと顔面神経麻痺には間接的には関係があります。

顔面神経麻痺を引き起こす疾患

顔面神経麻痺を起こす主な疾患は以下の通りです。
・ベル麻痺
・ハント症候群
・外傷性麻痺
・腫瘍性麻痺

顔面神経麻痺を起こす主な疾患は以下の通りです。
・ベル麻痺
・ハント症候群
・外傷性麻痺
・腫瘍性麻痺

ベル麻痺

ベル麻痺は特発性顔面神経麻痺とも呼ばれています。
顔面神経麻痺の原因としておよそ半数を占めており、最も罹患しやすい疾患です。
しかし、現代医学ではまだ原因ははっきりとわかっていません。
最近の研究ではヘルペスウイルスによる顔面神経の炎症が起きているのではないかと考えられています。

ハント症候群

水痘・帯状疱疹ウイルスが再び活性化し、ウイルス性神経炎を起こすことで顔面神経麻痺を生じます。
ベル麻痺の次に多い原因疾患であり、顔面神経麻痺の1~2割を占めています。
特徴的な三大症状は顔面神経麻痺、耳痛、耳介の痛みを伴う水泡です。
顔面神経に繋がる聴神経に炎症が広がると、難聴やめまいも起こります。
ベル麻痺よりも治りにくく、後遺症で麻痺が残る可能性は30%程度と考えられています。

外傷性麻痺

ベル麻痺、ハント症候群に続いて多い原因疾患です。
事故などで外傷を受けた時に側頭骨を骨折すると、骨折した骨で顔面神経が圧迫されて麻痺が起こることがあります。
怪我をしてから48~72時間以内に起こる顔面神経麻痺を即時性麻痺、それ以降に起こる顔面神経麻痺は遅発性麻痺と呼びます。
遅発性麻痺は、外傷の衝撃で起こる神経損傷のむくみが原因と考えられています。
神経損傷の程度によるため、後遺症が残るかどうかは一概に言えません。

腫瘍性麻痺

耳下腺がんや中耳がん、外耳がんなどの悪性腫瘍で顔面神経が障害されると麻痺が起こります。
良性腫瘍が原因でも麻痺が起こる可能性があり、顔面神経鞘腫や聴神経腫瘍によることもあります。

顔面神経麻痺の特徴的な症状

・顔がゆがむ
・水分を口に含むと、口から漏れてしまう
・眉毛が上がらない、下がりっぱなしになる
・目が閉じられない
・口角が下がる

顔面神経麻痺が起こると、麻痺の程度は個人差があるものの上記のような特徴的な症状が突如現れます。
発症してから2週間程度ではっきりしますが、早期治療が重要なため「何かおかしい」と思ったらすぐに受診するようにしましょう。

・顔がゆがむ
・水分を口に含むと、口から漏れてしまう
・眉毛が上がらない、下がりっぱなしになる
・目が閉じられない
・口角が下がる

顔面神経麻痺が起こると、麻痺の程度は個人差があるものの上記のような特徴的な症状が突如現れます。
発症してから2週間程度ではっきりしますが、早期治療が重要なため「何かおかしい」と思ったらすぐに受診するようにしましょう。

顔面神経麻痺の検査

病院では電気生理学的な方法のほか、顔を部分的に動かせるかどうか、麻痺の程度をスコア集計して顔面神経麻痺の評価を行います。

柳原法(40点法)

国内の耳鼻咽喉科医や形成外科医がよく用いる方法です。
顔面表情筋を部分的に動かして採点する方法です。
10項目の採点項目を0・2・4点の3段階、40点満点で評価します。

House-Brackmann(ハウス・ブラックマン)法

海外でよく用いられる検査法です。
元々は脳腫瘍の術後に顔面神経障害を評価するために用いられていました。
正常から完全な麻痺の状態まで、6段階で評価します。
柳原法は20段階で評価するため、比較するとやや大まかな方法です。

電気生理学的検査

顔面神経に電気刺激を与え、表情筋の動きを目安に「どの程度の割合で神経が損傷しているのか」を電気生理学的検査によって調べます。
検査の実施や結果の解釈には技術が必要です。
世界的に最も信頼された回復見込みを予測する検査方法とされています。

顔面神経麻痺の西洋医学的な治療

治療は、発症してからできるだけ早く薬物療法を実施し、症状が重度の場合は手術を行う場合もあります。

薬物療法(ステロイド)

一般的に、神経の炎症を抑えるため発症してからできるだけ早くステロイド剤を投与します。
プレドニゾロンを10日ほどかけて服用します。
ハント症候群の場合には、抗ヘルペス薬をなるべく早く十分な量服用します。

手術

重度の麻痺の場合、顔面神経が圧迫され、損傷されていくのを食い止めるために「顔面神経減荷術」と呼ばれる手術をする場合があります。
できれば麻痺が生じてから2週間以内に行えると最も効果的な治療なので、発症後早期で手術が可能と判断した場合にすすめられます。

顔面神経麻痺のよくあるご質問

当院にご来院される顔面神経麻痺の患者様からお受けするよくあるご質問についてお応えします。

放置しても自然に治りますか?

症状が軽く、合併症が起こっていない場合は自然に治ることがあります。
しかし、症状が酷くなると完治まで時間がかかるようになってしまいます。
発症したら初期段階でまずは専門医の治療を受けましょう。

後遺症はいつから出てきますか?

発症からおおよそ3~4ヶ月後に起こります。
しかし早いと発症から1ヶ月で現れる方もいます。

治療期間に気をつけた方が良いことはありますか?

なるべく目を大きく開くように意識します。
また目と口を一緒に動かさないよう心がけます。
筋肉の萎縮を防ぐためのマッサージや、血行促進のために麻痺した部分を温めるのも効果的です。

顔面神経麻痺は当院の鍼灸治療で改善できます

西洋医学ではこのような顔面神経麻痺は副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の投与や薬物療法が中心ですが、効果が期待できない場合もあります。
そのため発症から効果的な治療ができずに結果として顔面神経麻痺を長引かせてしまうケースがあります。

東洋医学ではこのような顔面神経麻痺は心身のストレスによって引き起こされていると考えて鍼灸治療で改善させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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