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不安のツボは即効性あり|不安感に効くツボの場所

不安のツボは即効性あり|不安感に効くツボの場所
公開日:2025年05月27日
更新日:2025年05月27日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

不安に効果的なツボを解説

不安を感じる症状は大きく2つの状態に分けることができます。
・身体の症状
・心の症状

現代はストレスがかかりやすい環境が増えています。
そのため軽度な不安でも慢性的に抱えやすく、不安を解消できないとさらに不安が強まっていく傾向にあります。

深刻な状態になる前に、今ある不安を速やかに軽くすることは症状を抑えられる可能性が高まります。
不調のサインを知り、いつもと違う自分に気づくためにも、身体と心の声を聴く習慣をつけましょう。

不安を感じる症状は大きく2つの状態に分けることができます。
・身体の症状
・心の症状

現代はストレスがかかりやすい環境が増えています。
そのため軽度な不安でも慢性的に抱えやすく、不安を解消できないとさらに不安が強まっていく傾向にあります。

深刻な状態になる前に、今ある不安を速やかに軽くすることは症状を抑えられる可能性が高まります。
不調のサインを知り、いつもと違う自分に気づくためにも、身体と心の声を聴く習慣をつけましょう。

以下の不調に当てはまる場合は要注意

不安が高まると以下のような不調が起こります。
いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

不安が高まると以下のような不調が起こります。
いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

心に現れる症状

・いろいろな事に興味がなくなる
・憂うつ感
・焦燥感
・イライラ
・怒りやすい
・周りに八つ当たりしてしまう
・慢性的に落ち込む
・集中ができない
・心配や不安を感じやすい
・些細なことが気になる
・考えすぎる
・記憶力低下

身体に現れる症状

・頭痛
・めまい
・ぜんそく
・喉がつかえるような感じ
・高血圧
・胃痛
・下痢
・便秘
・腰痛
・更年期障害
・睡眠障害(入眠障害、中途覚醒)
・食欲不振

不安に効果的なツボ

不安感に加えて上記のような不調がある場合に効果的なツボがあります。
以下のツボを刺激してみましょう。

百会(ひゃくえ)

【ツボ場所】
左右の耳の上を頭で結んだ所と顔の中央が交わるところ
触ったときに少し凹んだところ

【ツボの効果】
自律神経を整え、精神安定に効果あり
また緊張性の頭痛や肩こりにも効果ある

【押し方】
両手の人差し指を使って、気持ちいいと感じる強さで、体の中心に向かって指圧します

【ツボ場所】
左右の耳の上を頭で結んだ所と顔の中央が交わるところ
触ったときに少し凹んだところ

【ツボの効果】
自律神経を整え、精神安定に効果あり
また緊張性の頭痛や肩こりにも効果ある

【刺激方法】
両手の人差し指を使って、気持ちいいと感じる強さで、体の中心に向かって指圧します

神門(しんもん)

【ツボの場所】
小指側の腱の内側で手首のしわの真上にある

【ツボの効果】
精神面をコントロールしてくれる有名なツボです
不安感だけでなく倦怠感がある場合にも効果あり
自律神経の働きを整えます

【刺激方法】
深呼吸をしながら少し弱めの強さで親指でゆっくり指圧する

【ツボの場所】
小指側の腱の内側で手首のしわの真上にある

【ツボの効果】
精神面をコントロールしてくれる有名なツボです
不安感だけでなく倦怠感がある場合にも効果あり
自律神経の働きを整えます

【刺激方法】
深呼吸をしながら少し弱めの強さで親指でゆっくり指圧する

膻中(だんちゅう)

【ツボの場所】
左右乳頭を結ぶ中間点にある

【ツボの効果】
呼吸の乱れ、息苦しくなる息切れ、気持ちの高ぶりからくる動悸などを抑える効果がある

【刺激方法】
呼吸をしながら、両手の人差し指で静かに指圧する

【ツボの場所】
左右乳頭を結ぶ中間点にある

【ツボの効果】
呼吸の乱れ、息苦しくなる息切れ、気持ちの高ぶりからくる動悸などを抑える効果がある

【刺激方法】
呼吸をしながら、両手の人差し指で静かに指圧する

内関(ないかん)

【ツボの場所】
掌側の手首から指3本分ほど上がったところ
二本の筋の真ん中にある

【ツボの効果】
心の悩みや動悸だけでなく車酔いや吐き気にも効果あり

【刺激方法】
腕にある二本の筋間に指先をグッと押し込むような感じで指圧する

【ツボの場所】
掌側の手首から指3本分ほど上がったところ
二本の筋の真ん中にある

【ツボの効果】
心の悩みや動悸だけでなく車酔いや吐き気にも効果あり

【刺激方法】
腕にある二本の筋間に指先をグッと押し込むような感じで指圧する

合谷(ごうこく)

【ツボの場所】
親指と人差し指の間にある
人差し指から手首に繋がる骨の半分ほどのところ

【ツボの効果】
東洋医学のツボの中では万能のツボといわれています
不安感以外では気圧による頭痛、歯の痛みにも効果あり

【刺激方法】
親指は掌に当てて、人差し指を使って、ギューッと気持ちいい状態で指圧する

【ツボの場所】
親指と人差し指の間にある
人差し指から手首に繋がる骨の半分ほどのところ

【ツボの効果】
東洋医学のツボの中では万能のツボといわれています
不安感以外では気圧による頭痛、歯の痛みにも効果あり

【刺激方法】
親指は掌に当てて、人差し指を使って、ギューッと気持ちいい状態で指圧する

太衝(たいしょう)

【ツボの場所】
足の親指と人差し指の間にある
指の骨が交わるところ

【ツボの効果】
ストレスや不安を感じた時に効果あり
それ以外には疲れ目や充血、めまいにも効果ある

【刺激方法】
気持ちがイライラの強いと感じる時は、コリのあるところを少し強めに指圧する

【ツボの場所】
足の親指と人差し指の間にある
指の骨が交わるところ

【ツボの効果】
ストレスや不安を感じた時に効果あり
それ以外には疲れ目や充血、
めまいにも効果ある

【刺激方法】
気持ちがイライラの強いと感じる時は、コリのあるところを少し強めに指圧する

失眠(しつみん)

【ツボの場所】
足の裏で踵の中央にある

【ツボの効果】
不安感だけでなく不眠症にも効果あり

【刺激方法】
親指を使ってかかとの中央を垂直に指圧する

【ツボの場所】
足の裏で踵の中央にある

【ツボの効果】
不安感だけでなく不眠症にも効果あり

【刺激方法】
親指を使ってかかとの中央を垂直に指圧する

ツボの効果による具体的な改善例

以上のツボは当院でもよく用いるものです。
患者様に使用してとくに効果があった改善例を紹介します。

以上のツボは当院でもよく用いるものです。
患者様に使用してとくに効果があった改善例を紹介します。

改善例1:百会で不安感が解消される

1日中のパソコン作業に加えて、毎日遅い時間まで残業があり、時には残業が深夜を過ぎることがありました。
早く帰宅できたとしても自宅で緊急の会議に参加することもありました。
そのせいか寝つきが悪く、中途覚醒、眠れないことに不安感を抱えていました。
常にストレスがかかっているために、睡眠障害だけでなく喉の渇き、のぼせなどの症状がありました。
そのため当院で百会のツボを利用したセルフケアを紹介したところ、徐々に精神が落ち着いて、眠れるほどリラックスできるようになりました。
現在も毎日の業務でストレスはありますが、常用していた睡眠導入剤の断薬が成功し問題なく仕事をされています。

改善例2:膻中で胸のつかえが解消される

家事をやりたくても体の倦怠感が強くて動くのも大変な状態でした。
徐々に外出の機会も減少しており、「自分の体がこのまま治らないのでは?」と常に不安感を抱えていました。
ご主人の帰宅が遅くなると、家で一人でいるため不安が更に強まっていました。
食欲不振、軽い咳、めまい、胸が苦しい等のカラダの症状も訴えがありました。
当院で膻中のツボを利用したセルフケアを指導しました。
「何だかス~っとする」とお話になった途端、急に口数が増えて徐々に顔色も明るくなりました。
現在は食欲もあり、外出、家事なども問題なくこなしていらっしゃいます。

不安症状でお悩みの方はご相談ください

西洋医学では不安症やパニック障害への治療は薬物療法が主流です。
処方される薬には中枢神経に作用する抗不安薬も多く依存性と離脱症状が懸念されます。

完治に至るまでの期間が長ければ長いほど服薬する期間も長くなるため依存する確率も高くなります
しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療は依存性が全く無く不安症やパニック障害の改善が行えます。

また抗不安薬を減薬しながら不安症を治すことも可能です。
ぜひ、当院の鍼灸治療を受けならがら減薬や断薬をしてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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